看護科 臨床看護総論(排泄障害)発表

高校3年生が、臨床看護総論の授業で学習した「排泄に関連する症状を示す対象者への看護」について理解を深めるために、5人1組のグループに分かれ、事例をもとにその方に応じた具体的な看護援助を考えました。生徒たちは、事例患者さんの問題点から、根拠をもとにどのような援助が効果的か考え、実演しました。自分たちが考えた援助を実演することで全体での学びの共有につながり、より良い方法の考察にもつながりました。

これまでに学んだ様々な知識を少しずつ統合していく力が必要になりますが、仲間と協力して考えを深めることができました。今後もこのような演習を重ね、広い視野で看護援助が考えられるように成長していきます。

 

 

西播磨高齢者文化大学との交流会

6/21(金)、本校において、西播磨高齢者文化大学2年生(22名)と総合福祉科1年生(40名)が交流会を行いました。まだ入学して3ケ月あまりですが、交流会の内容を生徒が考え、準備をしてきました。

まずは、絵柄から想像して答えてもらう「スリーヒントクイズ」を行い、一緒に考えながら答えました。次に、車いすの扱い方や実際の動かし方、支援方法なども生徒が紹介し、実際に段差を上がったり、スロープ(坂道)を降りるなどの体験を行いました。

最後に、大学生の方に教えていただきながら「車いすダンス」にチャレンジしました。みんなで曲に合わせながらダンスをし、楽しく交流を行うことができました。会場内は、高校生も大学生もみんな笑顔と笑いで溢れていました。

 

看護科1年生 解剖生理学授業

4月から「看護学」を学び始めた看護科1年生の生徒が、解剖生理学の「運動器系」の内容の発表をグループに分かれて行いました。

[目標]

①人の行動に関する筋を理解し、説明できる。

②各筋を意識した運動を紹介し、クラス全体が参加し学習・指導できる。

内容は、階段をのぼるのに必要な筋肉、立ち上がりに必要な筋肉、歩行に必要な筋肉などで興味のあることをグループで選びました。発表に向けた準備では、放課後にも集まり教科書やタブレットで調べ学習を行った後、まとめました。また、発表がスムーズにいくよう発表原稿も作成し、練習も重ねました。特に筋肉のイラストには力を入れ、どのグループも綺麗に仕上げていました。当日は、説明をわかりやすく行う、クイズ形式にする、強化運動を説明しながらクラス全員で行うなどの工夫がみられ、良い発表となりました。6月4日(火)に2年生の先輩の「循環器系」の発表を見ていたので、まとめ方や発表の参考にもつながり、プレゼンテーション能力も向上したと感じます。興味を持ち調べ学習し、皆にわかりやすく発表を行うことでそれぞれの理解が深まりました。

看護科3年生 基礎看護実習Ⅲ

高校3年生の基礎看護実習Ⅲが終了しました。各病院で担当患者様へのバイタルサイン(体温・血圧・呼吸数・脈拍数)の測定や患者様やカルテからの情報収集、そこから患者様に応じた日常生活援助をさせていただきました。

<生徒の学び>

・患者様の状態はいつも一緒ではなく変化することが多いため、数値からの得られた変化だけでなく、その時の訴えや表情などからも変化を読み取る必要があると学んだ。

・バイタルサインや一般状態の観察のみを援助計画変更の基準にするだけでなく、患者様の嗜好、性格、ADLなどの情報収集から変更していく必要性について学ぶことができた。

・バイタルサインの項目だけを実施するのではなく、得た数値を日々の数値と比較したり、随伴症状などを観察することが重要だと学んだ。また、患者様の疾患にみられる観察ポイントを事前学習し、情報収集する必要があると学んだ。

・担当患者様のことをもっと知りたいという思いがあり、カルテやコミュニケーションを通して情報収集を行い、前よりも積極的に援助に参加できていたと思う。患者様をもっと知りたいという考えを行動に移せるようにでき、積極的に自分から動けるようになったと言う点が成長した。

・積極性が足りないと感じた。今回の実習でしか学べないこともあることを理解し、指導者様からの指示を待つのではなく、自分から行動することが大切だと思った。

<校内実習の様子>

1学年進路ガイダンス

6月21日(金)に、1年生が進路ガイダンスを受けました。

キャリアコンサルタントの山田和史さんにお越し頂き、とても有意義な時間になりました。講習のテーマが自己分析と補強となっており、今の内から過去を増やしていくことが大切だと教わりました。

1年生の間に講習を受けることができて良かったです。就職、進学の際、この講習で学んだ事を役立てていきたいです。 (1年広報委員)

環境建設工学科3年 現場見学

3年4組は、6月13日(木)に現場見学に行ってきました。午前中は明石にある大型機械工場の改築工事、午後からは広畑のバイパス工事を見学しました。

午前の現場では配筋されているところにコンクリートを打設している途中部分を見ることが出来ました。また、普段の授業では限られた知識しか学ぶことは出来ませんが、現場の方に沢山質問でき新たな知識を得ることが出来ました。

午後からの現場では土木工事という事で普段は見ることの無い工事を見ることができ、とても興味が湧きました。普段の私たちの生活が便利で快適になるように仕事をされている建設業の方の魅力にさらに惹かれました。

今回の現場見学は進路選択の上でとても貴重な体験になりました。この見学を踏まえて、しっかりと進路について考えていきたいと思います。 (3年広報委員)

解剖生理学(循環器系)発表

高校2年生が解剖生理学の授業で学習した循環器系の理解を深めるために、4人1組のグループに分かれ、高校1年生に授業を行う形で発表しました。発表に向けて生徒たちは、循環器系を再度復習し、曖昧な知識は班員と確認することで正しい理解につなげ、どのように伝えればわかりやすいかを考え準備しました。

1年生の頃から人前で発表することに積極的に取り組んできたので、自分たちらしい温かい雰囲気で前に出て授業をすることができていました。また、タブレットを活用することにも慣れ、伝わりやすい文字や画像の工夫も行っていました。誰かに伝えることによって学びを深めることにつながり、1年生への良い刺激にもなっているので、これからもこのような取り組みを続けていきたいです。

  

先輩に聞く会

6月5日(水)に、計9社11名の卒業生を招いて『先輩に聞く会』を実施しました。

1、2時間目は全学年で企業ごとの講話を聞き、3時間目は2・3年生を対象に企業別ブースで企業説明・質疑応答を行いました。

生徒たちにとって、数年後の自分と比べられる生の声を聞くことができ、将来の職業観を考える素晴らしい時間を過ごすことができました。4年目になりますが、生徒たちに将来の進路や高校生活の過ごし方を考えてもらうことに役立っています。今後も継続していきたいです。

 

▼生徒の感想▼

卒業した先輩の話を聞く機会はなかなかないため、とても貴重な体験でした。話の中で、高校生の間に学校で取得できる資格を取得したり、何か熱中できることを見つけたりなどして進路に繋げていきたいです。また、社会に出て活かせられるようにもしたいです。 (1年生広報委員)

総合デザイン科 現場見学

実際の美術作品に触れ、デザイン・アートの視野を広げる為に、各学年に分かれて現場見学を実施しました。

1年生は、岡山県倉敷市の大原美術館を鑑賞した後、美観地区を散策しました。

2年生は、アートの島といわれる、香川県の直島を訪れました。芸術家が古民家をまるごと作品化した『家プロジェクト』作品を鑑賞した後、「自然・建築・アートの共生」がコンセプトの、ヴァレーギャラリーとベネッセハウスミュージアムで美術作品を鑑賞しました。

3年生は、徳島県の日本最大の陶板名画美術館である大塚国際美術館へ行き、作品を鑑賞しました。

▼生徒の感想▼

「大塚国際美術館」は、大塚グループが創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に設立した日本最大級の常設展示スペース(延床面積29,412㎡)を有する「陶板名画美術館」です。「ゲルニカ」や「モナリザ」、「最後の晩餐」など世界的に有名な絵画を一度に見ることの出来る貴重な体験をしました。天気も良く気持ちの良い現場見学をする事が出来ました。とても嬉しかったです。 (3年生広報委員)

今回の現場見学は、生徒のデザイン・アートへの関心と理解を深め、視野を広げた事により、これからの作品作りの参考になる機会になりました。

学校デイサービス「端午のつどい」

5月24日(金)、たつの市社会福祉協議会のご協力のもと、恒例となっている学校デイサービス「端午のつどい」が行われました。総合福祉科全学年103名と新宮町内在住の高齢者36名が新宮ふれあい会館に集いました。

オープニングでは、3年生による『東京ブギウギ』に合わせて参加者みんなでダンスと体操を行い華やかなスタートとなりました。その後、学年ごとのレクリエーションを披露しました。1年生は、ゲーム「言うこと一緒、やること逆」と歌「幸せなら手をたたこう」、2年生は、ゲーム「みんなでゲット!動物ボーリング」、3年生は、ゲーム「単語いくつ出せるかゲーム」とクラフト「コースター作成」を行いました。開催にあたって、全体の計画から実施までを統括する3年が昨年度末から準備を重ねてきました。参加者と生徒が楽しくコミュニケーションをとることができ、大盛況となりました。