「3学年」カテゴリーアーカイブ

看護科 高齢者大学院生との交流

1月13日(火)、看護科3年生の生徒が病院での臨地実習に向けて、目的を持ったコミュニケーションを図り、対象者に応じた援助を計画することを目標に演習を行いました。

事前に疾患学習を終え、どのようにコミュニケーションを取ればいいのかをペアで考え臨みました。交流当日は、新宮町の高齢者大学に通う大学生18名の方に模擬患者になっていただきました。簡単なシナリオに基づいて実際の入院患者と同じような状況を実習室のベッドで再現し、大学生には腰や足に痛みのある患者を演じていただきました。

生徒は緊張しながらも挨拶や自己紹介を行った後、バイタルサイン(体温、脈拍、血圧)の測定や疾患にあった症状の観察・情報収集を行いました。演習後の振り返りでは、大学生の方から率直な感想をいただき、改善すべき点を考えることができました。この演習を生かして、今後出会う患者さん一人一人に応じた援助が行えるよう努力を重ねていきます。

<生徒感想>

・患者さんからの言葉を待っている時間は観察の時間でもあり、患者さんの表情や視線、呼吸の乱れなどに注目することで、言葉以上の情報を得ることができると気づいた。また、患者さんと良い人間関係を築き、患者さんのニーズに気づけるよう、十分な準備をして患者さんのベッドサイドに行くことが大切だとわかった。

・患者さんは自分から思いを伝えることは難しいと感じた。そのため、私たちが患者さんの思いや変化に気づき、話しやすい雰囲気をつくれるようにしたいと思った。また、先入観をもたず、その方の価値観や生活スタイルを大切に考え、安心して話せる関係づくりができるようこれからも頑張りたいと思った。

・「あなたの笑顔で安心できた、実習頑張ってね。」と声をかけてもらい、その言葉が励み・自信につながった。来週からの病院実習に不安があるが、前向きに患者さんと向き合い取組んでいこうと思えた。

看護科 病態治療論(特別非常勤講師講義)

12月17日(水)高校3年生が、病態治療論の授業で学んだ「糖尿病」や「心不全」の看護について学びを深めるために、管理栄養士の先生に来ていただき、食事療法の実際や栄養指導についてお話を聴かせていただきました。

講義の中では、食品交換表を用いて自分の食事を見直す時間もあり、バランスを考えて食事を摂取する重要性について深く考える機会になりました。また、管理栄養士という職業についても理解を深めることができ、様々な職種の方と連携することの大切さを考えることができました。

[生徒の感想]

・病院給食は食事を提供するだけでなく、「治療の一環」として重要な役割を果たしていることを学んだ。基準となる一般食をもとに、患者さん一人一人の病状に合わせて治療食を展開している点が、特に印象に残った。また、治療食であっても、食べやすさや満足感を大切にしていることは、患者さんの食事を支える大切な工夫であると考えた。看護学生として食事の意味をより深く考えるきっかけになった。

・実際に自分の食事の摂取カロリーを計算したり、食材の色分けをしてみて、炭水化物やたんぱく質が多く、ビタミンが不足していたことがわかった。また、バランスに加えて量も大切だと学んだので、自分の活動量に合った適正なエネルギーを摂取することも心掛けたい。

・入院している患者さんは高齢者や免疫力が低下している方が多いため、衛生管理がとても重要であることを学んだ。消毒や温度管理、消費期限の確認、袋の破損の有無など細かな点まで徹底して管理されており、病院給食の安全性が多くの工夫によって支えられていると知ることができた。

看護科 赤ちゃん先生

7月に引き続き、12月16日(火)に看護科棟4階実習室に赤ちゃん先生とそのお母さん5組が来校され、看護科3年生と交流しました。今回は「赤ちゃんの1日の生活とお世話(育児)について」をテーマに、生後から現在までの生活の違いや1日の過ごし方についてお母さんから話を聞かせていただきました。7月と同じ赤ちゃん先生であったため、久しぶりに会うとお母さんから離れて走ったり、できることが増えていたりと、その成長に驚きました。後半は赤ちゃん先生と手遊びをし、有意義な時間となりました。

【生徒感想】

・1日の生活の様子を教えていただき、授乳やおむつ交換が繰り返し行われていることが分かり、赤ちゃんの成長やその時の機嫌に伴って、家事をするタイミングや睡眠時間の確保等、親の生活リズムも大きく変化するということが学べました。

・7月に会った時と比べ、立って歩けるようになっていたり、歯が生えているのを見て成長を感じました。

・7月は少し触れるだけで泣いていましたが、今回は自分から手を伸ばしたり、おもちゃを渡してくれたりと成長を感じました。しかし、眠たい時にぐずり始めてからは、お母さんに抱っこを求めていたため、お母さんの存在はとても大きいと思いました。

・予防接種のことを聞かせていただいた時に、お母さんは疑問や不安を医療従事者に話せる時間がないと聞いたので、将来看護師として働く時に、最後に「困りごとはありませんか?」などの声かけをしていきたいと思いました。

看護科 自由課題研究発表

12月3日(水)高校3年生が、6月から12月の約半年をかけて基礎看護技術Ⅲの授業で自由課題研究を行い、その取組を発表した。1グループ4~5名で、グループごとにテーマを設定して取組んだ。

生徒が挙げたテーマは「寝る前のスマホ使用の影響」、「湿布を貼替えるタイミング」、「夢の内容はコントロールできるか」、「目覚めやすいアラーム音」、「冷たいものを食べると頭が痛くなる原因と予防策」、「絆創膏を貼替えるタイミング」「汚れを落とす効果的な手洗いの時間と温度」、「浮腫を改善する最善の方法」であった。テーマに応じた仮説の立て方や検証方法においては、独創性の低さや考えの浅さが目立ったが、発表に関しては、視覚的に興味を引くスライド作成や発表方法の工夫があり、これまでの経験で得たプレゼンテーション力が活かされ効果的であった。

今回の取組・発表は、既存の知識や情報の再確認と個別性の再認識に終わり、多くの課題が残ったが、生徒の感想からは、新しい発見や楽しさを得られたことがわかった。また、自分たちの価値観や既存の情報への依存に気づいた生徒もおり、取組が新たな価値創造へのきっかけ作りになったと考えられた。このような経験の積み重ねが、より良い看護を考える力に変化・成長していくと感じられる時間となった。

 

[生徒の感想]

・考察時に、普段何気なく起こっている現象と、今まで授業で学んだことがつながっていくことが面白かった。

・自分たちの常識に基づき考えを深めていた。本当にその情報が正しいのか、疑いながら実施する必要があった。

・夢はコントロールできないという結論に至ったが、夢の内容はどのように決まるのだろうかというような新しい疑問が生まれ、視野が広がっていく感じがした。

・今回の取組によって、気になることや疑問に思うことが増えるようになった。

 

看護科 病態治療論(特別非常勤講師講義)

10月29日(水)高校3年生が、臨床検査技師の先生から臨床検査の基礎知識や検査を受ける患者の看護に求められることなど、実際に取組まれている内容をもとにお話を聴かせていただきました。具体的には、採血や献血が安全で安心して行われるための工夫や、医師との情報共有・疑義照会など普段目にすることのない役割について知り、学びを深めることができました。

[生徒の感想]

・輸血は事故や病気などで失われた血液を補うために欠かせない治療であり、多くの人の善意によって成り立っていることを知りました。また、輸血するには適合検査や感染予防など厳密な管理が必要であることを知り、その安全を守るために多くの医療従事者が尽力していることを理解しました。献血の重要性にも気づき、私も社会の一員として協力する責任があると感じました。

・私が看護師になった時は、患者さんのことを大切に考えて一つ一つの業務を面倒に思うことなく丁寧に行いたいと思いました。また、検査の事で迷うことがあれば、検査技師の方に相談しようと思いました。

・他職種連携の輪の中に、あまり臨床検査技師が出てこないことを聞き驚き、とても悲しい気持ちになりました。私も多職種についてもっと理解を深めていきたいと思いました。

看護科 臨床看護総論(排泄障害)発表

高校3年生が、臨床看護総論の授業で学習した「排泄に関連する症状を示す対象者への看護」について理解を深めるために、事例をもとに4~5人のグループに分かれ演習を行いました。

生徒たちは、事例患者さんの問題点から、どのような援助が効果的かエビデンスをもとに考え、実演しました。自分たちが考えた援助を実演することで、クラス全体でより良い看護についての考察を深めることにつながり、患者さんの気持ちに寄り添うことの大切さをあらためて感じられました。また、多角的に患者さんを観ることの大切さを感じている生徒の姿があり、病院実習での経験が看護を考える過程に大きな影響を与えていることがわかりました。

看護科3年生 基礎看護実習Ⅲ

高校3年生の基礎看護実習Ⅲを関係4施設で取り組みました。

患者さんの状態に応じた日常生活援助方法の選択・工夫、正確なバイタルサインの測定・一般状態の観察と報告が大きな目標でしたが、100%目標達成するには、今必要な力(課題)が明確になりました。これらの力が未熟だと気づけたことが、今回の実習の学びの一つでもあり、次回までの課題です。

また、自分たちの実習に臨む態度・心について振返りました。自分への甘さや安易な考え、認識不足など一人一人の気持ちの弱い一面が、責任ある行動から大きく逸脱してしまうことを実感し、自分自身を見つめなおす機会となりました。患者さんを第一に考えてどうすべきか、また実習させていただける環境への感謝を忘れずどう行動すべきか、今回の学びを活かして、次へ進みます。

生徒たちは、患者さんの笑顔や「ありがとう」の言葉に、たくさんの喜びと元気をもらったと話していました。次の実習で出会う患者さんへより良い看護を届けることができるように、一人一人が必要な準備を、またスタートします!

 

[校内実習、発表の様子]

環境建設工学科3年生 現場見学

6月18日(水)に環境建設工学科の3年生を対象とした現場見学会が実施されました。今回の見学では、午前中に「建築」、そして午後から「土木」の工事現場を見学しました。

まず建築の現場では、株式会社ノバック様が担当しておられる姫路市の「伊勢屋本店工場新築工事」を見学しました。いつも見慣れている住宅やマンションと違い、食品製造工場という特殊性もあり、普段目にすることのない内部を見学することができました。さらに壁紙や床を仕上げる前の状態だったため、普段は壁紙などで隠れてしまう壁の中や床の下の状態もよくわかり、大変勉強になりました。

午後から訪れた土木工事の現場は、株式会社ハマダ様が担当しておられる姫路市豊富町の「甲山浄水場造成工事」の現場でした。午前中に訪れた建築工事の現場とは比較にならないくらい広大な土地の造成工事を行っていました。建築の工事とは違い、非常に長い水路を設置したり、土が崩れないように「擁壁(ようへき)」という構造物を設置していたり、スケールの大きさの違いに生徒達も圧倒されました。

今の3年生は、1年生の時にも現場見学に行っていますが、その時は、まだ専門知識が全くない状態だったので、質問もしにくかったと思いますが、3年生になり「専門の学び」を深めていることで、担当の社員の方に、現場に関する細かい質問までしていました。

また、どちらの現場でも、本校卒業生の方が働いておられ、生徒も積極的に質問しやすい環境でした。いよいよ、進路の決定に本格的に動き出す3年生にとって良い経験ができたことと思います。

令和7年度 地元建設企業「魅力出前講座」

昨年度に引き続き、今年度も地元建設企業の皆様に参加していただき「魅力出前講座」を開講いたしました。

今年度は昨年度より一社多い13社に参加していただき、建設業の魅力や仕事のやりがいについてお話していただきました。また、業界で活躍しているOB・OGも大勢参加していただくことができ、現在勤めている企業・業界・自身の仕事内容などについて熱く語っていただきました。

3年生は目前に迫った進路選択の情報収集の機会として、また2年生は夏季休業中に行われるインターンシップの参加企業選択のため、メモを取りながらしっかりと話を聞いていました。

看護科 臨床看護総論(食欲不振)発表

高校3年生が、臨床看護総論の授業で学習した「栄養・代謝障害に関連する症状を示す対象者への看護」について理解を深めるために、4~5人のグループに分かれ演習を行いました。具体的には、食欲不振を訴える患者さんの事例をもとに、その方に応じた観察項目や看護援助を考えました。生徒たちは、事例患者さんから問題点を挙げ、根拠をもとにどのような援助が効果的か考え発表しました。多くの生徒は、何かしなければと思う気持ちが強く、患者さんの精神面に目を向けてお茶会や食物を育てることを考えて発表しました。一方、まずは、なぜ食欲が低下しているのかじっくりと患者さんの気持ちに寄り添って話しを聴くことが大事だと考えるグループもあり、視野を広くもって患者さんを観ることが大切だと気づく演習になりました。