「1学年」カテゴリーアーカイブ

令和7年度 建設業魅力説明会

環境建設工学科の1年生を対象とした「建設業魅力説明会」が行われました。この説明会は兵庫県 県土整備部 県土企画局主催の建設業育成魅力アップ協議会事業のひとつであり、建設業の魅力ややりがいについてご講話を頂きました。講師は昨年と同じく、株式会社 神崎組様から卒業生を含めた4名が来校され、建築・土木工事の違いや特徴、建設業が社会基盤整備に大きく貢献していることなどを、丁寧に説明していただきました。準備していただいた資料や映像を、生徒たちは真剣な表情で見入っていました。

最後の質疑応答では、恥ずかしさもありなかなか挙手する生徒がいませんでしたが、数名の生徒が質問をしました。一つひとつの質問に対し、分かりやすく丁寧に対応していただき、普段なかなか聞くことができない建設現場の「リアル」を伺うことができました。1年生は今後、建築類型と都市計画類型のどちらかを選択し、2年生から本格的に専門分野について学んでいきます。今回の講話を通して、生徒たちは自分の選択を確定させたように感じました。

環境建設工学科1年生 現場見学

1年生40名と教員2名で、姫路市内及び西脇市内の現場で初めての現場見学に参加しました。

【午前/建築現場】

まず、(株)伊勢屋様の本店工場移転新築工事現場の見学です。工事の進捗状況としては、8割完成しているような状況で、ここでは、建設中の建物の中に入り主に内装工事を中心に見学することが出来ました。工事概要の説明をしていただき、専門的な用語と工事内容のため1年生には難しい内容でしたが、生徒たちはメモをとりながら積極的に質問する姿が見られました。現場見学中も、たくさんの生徒からの素朴な質問から少し専門的な質問まで丁寧に答えて下さり、生徒たちにとっても大変貴重な体験になりました。そして、姫路建設会館に移動後、昼食をとり、次の現場に備えます。

【午後/土木現場】

午後からは、東播丹波連絡道路にあたる西脇北バイパスの工事現場を見学しました。道路建設は、人々の暮らしを豊かにし、地域の発展に貢献する大きなプロジェクトであると仰っており、工事の規模の大きさに生徒も驚いていました。実際に、橋脚の足場から上部の高速道路部分に上がったり、道路真下の空間に入ったりと普段は決して踏み入れることのできない場所や景色を肌で体感し、建設現場への興味がより深まったように感じました。ここでも、疑問に思ったことを積極的に質問する姿やメモを取る姿が見受けられ、各々にとって貴重な経験となりました。

二つの建設現場の見学を通して、建設業のダイナミックさや、やりがい、役割等を肌で感じ取ることで、生徒たちの建設業界への興味関心が大きく深まったように感じます。建築や土木がどういうものか少しでも理解したうえで今後の類型選択をして欲しいと考えています。

18期生 野外教育活動

5月23日(金)に、校外学習として太陽公園に行きました。太陽公園までは余部駅から学年全体で1時間ほど歩いていきました。天候にも恵まれ、クラスの枠を超えて交流を深めながら、有意義な時間を過ごすことができました。

園内では「凱旋門」、「兵馬桶」、「万里の長城」、「ピラミッド」など世界の石の文化や建築物をスタンプラリーなど活用しながら楽しく見学しました。

今回の校外学習を通じて、「自分たちで考えて行動すること」や「協力し合うこと」の大切さを改めて感じた生徒も多く、これからの学校生活においても活かさせることを期待しています。

看護科 看護学概論発表

高校1年生が、看護学概論の授業で学び始めた「看護とは」について考えを深めるために、5人グループに分かれ演習を行いました。看護師とはどのような職業か、また、患者さんの状態から考えられる看護とその理由について考え、発表しました。

看護を学び始めて間がない状況ではありますが、看護と看護でないものの違いや、患者さんができないことをすべてしてしまうことが優しさ・看護なのか?ということを考えるグループもあり、看護の奥深さに触れる大切な時間を共有できました。

人前での発表に慣れておらず緊張した様子が見られましたが、自分たちの考えを伝えるための工夫も考えており、これからの発表が楽しみに感じられる演習でした。

令和7年度入学式

4月8日(火)、令和7年度入学式が行われました。

第18期生の皆さん、龍野北高等学校へご入学おめでとうございます。ご臨席いただきました、たつの市副市長田中徳光様、PTA会長横山淳様、ご来賓の皆様、ありがとうございました。

ひとりひとりが担任の先生の呼名に大きな声で返事をし、新入生を代表して1年3組総合福祉科の生徒が宣言を行いました。18期生の初々しい姿は希望に満ち溢れていました。

校長先生からは、本校が目指す姿として、もの・ひと・まちづくりを挙げられ、豊かな人間性と感性を磨くことや、またナンバーワンにもオンリーワンにもなれる場所を見つけ、好きなことだけでなく積極的に色々な世界を知ろうとする姿勢が大切であるとメッセージを贈られました。

入学式での決意を忘れずに、充実した3年間にしましょう。

学習成果発表会

2月1日(土)、本校体育館で令和6年度 学習成果発表会が行われました。発表内容は、生徒会による「学校行事及び部活動の紹介」、防災ジュニアリーダーによる「活動報告」、各専門学科による「一年間の取り組みや学び」を発表しました。

また、冊子の中に合格体験記として、本校で学び希望の進路へ進んだ3年生の体験を紹介しました。

会場には、各学科の特色ある学習に関連した展示も行いました。来場の方々からは、それぞれユニークで関心をひくような展示でよかった、各学科の学びや特色が理解でき、学生さんたちが有意義な学生生活を過ごされていることが伝わる発表だった、この学校で学びたいと思ったなどの感想をいただきました。

 

 

 

 

環境建設工学科 課題研究発表会

令和6年度における環境建設工学科の課題研究発表会を実施しました。今年度は「設計競技班」「地域貢献班」「測量班」「コンクリート班」「造園実習班」「総合治水班」の6つのグループに分かれ、各班が掲げたテーマに基づき、一年間を通して取り組んだ研究テーマ・活動内容について発表しました。設計競技班は全国の大学、団体が実施しているコンペティションに応募するため、プランニングから作品完成までの工程について発表しました。今年度は全国規模のコンペティションに4作品入賞することが出来ました。

地域貢献班は地元の神社から物品製作の依頼を受け、それを奉納するまでの製作過程を動画で発表しました。測量班は高校生ものづくりコンテスト上位入賞を目指し、夏季休業中も練習に勤しんだ様子を発表しました。コンクリート班はコンクリートカヌー競技大会、コンクリート甲子園に挑戦した内容について発表しました。造園実習班は県立西播磨文化会館と継続して実施している連携事業「ゆうゆうの森づくり」において、会館利用者の集いの場として使用できる木製ステージの製作過程を発表しました。総合治水班は豪雨災害による被害を軽減するためジオラマ模型を製作し、「青少年のための科学の祭典2024」にて普及啓発活動に取り組んだ内容を発表しました。一年間の取り組みを経て経験したこと、深く考察した内容などを後輩たちの前でしっかりと発表する姿に成長を感じると共に、発表内容についてメモを取りながら真剣に話を聞く1・2年生にも大きな期待を感じました。

 

 

 

 

総合福祉科blog コミュニケーションカフェたつきた

12月23日(月)、本校総合福祉科のレクリエーション実習室にて、今年2回目のコミュニケーションカフェ「たつきた」が開催されました。全国的に感染ドミノが増加している中であったため、参加状況を心配していましたが、利用者25名、付き添いやその家族、地域ボランティアや社会福祉協議会、企業などの見学者19名、計44名が参加してくださいました。

今回もコーラス部による「あわてんぼうのサンタクロース」と「さんぽ」をみんなで歌って場を盛り上げ、ボランティア部は参加者の血圧測定をしてくれました。また、今回は、総合福祉科1年生が当日中心となって、準備や司会進行、会場案内、接待等すべを担当してくれました。2年生は2日かけて参加者へのクッキーを作ってくれ、3年生は有志参加してくれるなど、みんなの協力のもとカフェを開催することができました。

また、SDGs2024「未来を拓く共創プロジェクト」の一環として、117グループのあっぷる様の協力により、117グループあっぷる体操を主導していただき、みんなで体操を実施しました。

生徒たちは、緊張しながら少しずつ参加者の方々とお話するなどして、大盛況でした。参加者方々からは、「若い高校生とふれあうことができて楽しかった、またこんな集まりに来たい等」大好評でした。また、来年も実施してきたいと思います。

 

 

看護科1年生 基礎看護実習Ⅰ

高校1年生の基礎看護実習Ⅰが終了しました。4日間のうち2日間ずつ2つの病院へ実習に行きました。看護部のオリエンテーションを通して各病院の役割を知り、看護師の後ろについて行き観察や質問をしながら業務内容や患者様への接し方を学びました。また、日々実習をする中で実習生としての望ましい態度を考え実践しました。ご指導いただいた看護師から、「看護行う上で大切にしているもの」を聞かせていただき、自分の看護観の具体化や広がりをもたせることができました。

5日目の校内実習日では、各病院で学んだことを班やクラスで共有し、今の自分の看護観を発表しあいました。初めての実習だったため、過度に緊張しなかなか積極的に動くことができませんでしたが、今後の実習の課題に繋げることができました。

<生徒の学び>

・病院毎に特徴があり、行っている看護方式も異なり、慢性期や急性期にあった医療や看護を行っていると学びました。また、初めての実習で余裕がなかったですが、日を重ねるごとに慣れていきました。

・実習を通して患者様のことを第一に考え、患者が安心して過ごすことができる看護を行うだけでなく、看護を行う際は目配り・気配り・心配りで相手の立場に立ち患者様が安全・安楽に過ごすことができるような看護を行いたいと考えるようになった。

<校内実習の様子>

 

 

看護科集会

令和6年度、第2回看護科集会を行いました。

各学年から1学期を振り返っての発表がありました。

1年生は、学校生活や授業への不安な気持ちが、環境に慣れることで少しずつ軽減してきたけれど、難しい勉強に苦戦している現状を話してくれました。

2年生は、環境への慣れが学習の停滞につながっている一面があることを自覚しており、2学期に向けて気を引き締め直し、今やるべき課題に取り組みたいという決意を話してくれました。

3年生は、6月の病院実習での経験や学びが自分たちを成長させてくれたと感じており、丁寧に今を見つめ、すべき課題と向き合う姿勢が感じられました。また、授業で行った患者さんへの援助を実演し、後輩へのお手本となる看護を見せてくれました。その後の3学年での交流では、楽しいイベントや勉強や実習等の情報交換が行われ、お互いの思いを話すことができ、たくさんの笑顔が見られました。

また、看護科長より、夏休みは勉強に励んでほしいが、高校生活を思いきり楽しむことも大切だと考えていることが話され、けじめをつけて今すべきことを考え過ごしてほしいと伝えると、みんな真剣なまなざしで前を見つめており、今後に希望がもてる会となりました。