「2学年」カテゴリーアーカイブ

西播磨高齢者文化大学との介護教室

9月20日(金)、本校福祉科棟において、介護教室を開催しました。参加者は、県立西播磨高齢者文化大学の健康福祉コース48名と総合福祉科2年生33名の計81名で行いました。

介護教室は、生徒がこれまでに学んできた介護の知識や技術を大学生に教えるというもので、毎年行っています。今年は、ベッドメイキングと片側麻痺のある方の着替えについての実技を行いました。また初めに、アイスブレイキングとして、自己紹介やカードを使ったゲームを行い交流し、その後介護学習を行いました。

生徒は、丁寧にわかりやすく伝えることを心がけて、説明や実技のサポートを行いました。また、大学生も初めて取り組み専門技術に苦戦しながら、高校生との交流に楽しそうに取り組んでおられました。

看護科2年生 コミュニケーション演習

高校2年生が11月の病院実習に向けて、コミュニケーションの基本技術について学びを深めました。ロールプレイングを用いた演習を行うことで、より良い話し方、聞き方、関わり方について考えていました。

実習で出会う患者さんや指導者さんと良好な関係を築き、より良い援助につなげられるように、準備を重ね、頑張っています。

[生徒の感想]

・コミュニケーションは単に言葉を交わすだけでなく、相手との関係を築くための大切な手段であり、アイスブレイクを通して、個々の感じ方や違いを体験できたことは重要な学びでした。

・実習では患者さんの状態や個性に合わせた柔軟な対応ができるように行動し、良い関係を築いていき  たいです。具体的には、適切なタイミングで声をかけたり、患者さんが不安や疑問を表出された場合は、効果的なサポートができるように一人で判断せず、指導者さんや班員などともコミュニケーションをとり、行動したいと思います。

 

基礎看護技術(バイタルサイン測定)演習

高校2年生が基礎看護技術Ⅱの授業で、バイタルサイン測定の演習を行いました。11月に予定している病院実習に向けて、正確なバイタルサインが測定でき、患者さんと良い関係を築くためのコミュニケーションが図れるよう、計画された演習でした。リアリティーや緊張感をもって取り組めるよう、看護科以外の教員に患者役を依頼し、患者さんになりきって参加していただきました。

生徒はいつも以上に緊張していましたが、目的をもって患者さんのもとへ行き、自然な会話から必要な情報を収集できるよう言動にも工夫が見られました。限られた時間の中で、必要な情報を得ることはとても難しいですが、一生懸命考えて行動する生徒の姿はとても生き生きとしており、実習に向けて効果的な時間を過ごすことができました。ご協力いただいた先生方に感謝します。ありがとうございました。

看護科集会

令和6年度、第2回看護科集会を行いました。

各学年から1学期を振り返っての発表がありました。

1年生は、学校生活や授業への不安な気持ちが、環境に慣れることで少しずつ軽減してきたけれど、難しい勉強に苦戦している現状を話してくれました。

2年生は、環境への慣れが学習の停滞につながっている一面があることを自覚しており、2学期に向けて気を引き締め直し、今やるべき課題に取り組みたいという決意を話してくれました。

3年生は、6月の病院実習での経験や学びが自分たちを成長させてくれたと感じており、丁寧に今を見つめ、すべき課題と向き合う姿勢が感じられました。また、授業で行った患者さんへの援助を実演し、後輩へのお手本となる看護を見せてくれました。その後の3学年での交流では、楽しいイベントや勉強や実習等の情報交換が行われ、お互いの思いを話すことができ、たくさんの笑顔が見られました。

また、看護科長より、夏休みは勉強に励んでほしいが、高校生活を思いきり楽しむことも大切だと考えていることが話され、けじめをつけて今すべきことを考え過ごしてほしいと伝えると、みんな真剣なまなざしで前を見つめており、今後に希望がもてる会となりました。

 

解剖生理学(循環器系)発表

高校2年生が解剖生理学の授業で学習した循環器系の理解を深めるために、4人1組のグループに分かれ、高校1年生に授業を行う形で発表しました。発表に向けて生徒たちは、循環器系を再度復習し、曖昧な知識は班員と確認することで正しい理解につなげ、どのように伝えればわかりやすいかを考え準備しました。

1年生の頃から人前で発表することに積極的に取り組んできたので、自分たちらしい温かい雰囲気で前に出て授業をすることができていました。また、タブレットを活用することにも慣れ、伝わりやすい文字や画像の工夫も行っていました。誰かに伝えることによって学びを深めることにつながり、1年生への良い刺激にもなっているので、これからもこのような取り組みを続けていきたいです。

  

宣誓式

5月10日(金)、第16回宣誓式を行いました。

生徒たちは1年生の3学期から、自分たちらしい宣誓式を考え準備してきました。看護師になるための決意はもちろん、周りへの感謝の気持ちを伝えたいという思いが強かったため、灯火の儀や誓いの言葉だけでなく、家族への手紙や動画制作、花のプレゼントなど様々なプログラムを考え実施しました。一人一人の温かい気持ちがこもった、とても素敵な式になりました。

「私たちは、笑顔を絶やさずたくさんの人々に寄り添い、患者さんのよき理解者である看護師になるという初心を忘れず、日々成長していくことを誓います」

この誓いの言葉を胸に、これからも仲間と共に前進していきます。

[保護者の感想]

・入学して1年、成長を感じました。夢に近づいて頑張っている姿を見てこれからも応援していきたいと思いました。

・宣誓式とても感動的でした。これからの実習に向けての気持ちや緊張感がひしひしと伝わりました。初めての臨地実習、それぞれいろんな不安や心配事などたくさんあると思いますが、みんなで助け合って頑張ってほしいです。

JR姫新線路線図贈呈式

3月7日(木)に、西日本旅客鉄道株式会社 網干総合車両所余部派出所構内ひめじ運転区にて、JR姫新線路線図贈呈式が行われ、デザイン科の生徒3名が代表で式に出席しました。

総合デザイン科では、旧JR西日本姫路鉄道部様より依頼を受け、姫路から上月までの姫新線路線図を2年生の授業で制作しています。龍野実業高校時代を含め今年で15回目となりました。

今年度は、17班に分かれ作品を制作しました。本来の目的である駅名を分かりやすくするだけでなく、初めて乗車される方や外国の方に姫新線沿線の特産品や文化に興味を持っていただけるような工夫とイラストを加えて制作しました。オリジナルのキャラクターを入れたり、ステンドグラスやマンホールをテーマにした作品など様々な雰囲気の作品を制作しました。

贈呈式の後、生徒は自分の作品を車両に掲示させていただきました。ダイヤ改正である3月16日より、随時新しい作品に入れ替わり一年間全員分の作品が掲示されます。

また、NHK,サンテレビ,姫路ケーブルテレビWINK,朝日新聞,神戸新聞より取材を受け、NHKでは『Live Love ひょうご』と『兵庫ニュース845』、サンテレビでは『NEWS×情報キャッチ+』にて放送されました。

アイデア出し、作品制作、プレゼンテーション、手直しなど多くの過程を経て、約半年間かけて作品を作り上げます。この授業では、姫新線利用者の増加に貢献することを目的に取り組んでいます。また、多くの方々の目に触れる作品を制作することで、生徒自身のスキルアップや達成感につながっています。ぜひ姫新線をご利用の際は、ご覧ください。

生コン工場施設見学

11月17日(金)、環境建設工学科の2年生が、生コンクリートプラントである株式会社ヒメコンを訪ねました。社長をはじめ、数十名の従業員の方々が歓迎してくださり、一日をかけて、丁寧にコンクリートやプラントについて教えてくださいました。

まず、3つのグループに分かれ、建設重機体験、コンクリートに関する座学、生コンクリートのスランプ試験を、それぞれ順に体験しました。

建設重機体験では、大型のショベルカーやダンプカーの操縦体験、そしてコンクリートミキサー車の内部まで見せていただきました。

コンクリートに関する座学では、コンクリートの歴史やコンクリートの製造方法について学習しました。

生コンクリートのスランプ試験では、ひとりずつ全員が体験させていただき、コンクリートの材料の配合と柔らかさの関係や空隙について教わりました。

さらに、希望した生徒には、事務所の内部を案内してくださり、プラント内のミキサーの操作方法について教わりました。パソコンで遠隔操作されており、大きなモニターにはプラント内部が映し出され、安全を確認しながら、コンクリートの硬さについても映像で確認しながら調整しているとのことです。

どの生徒の質問にも丁寧に回答くださり、またどの体験においても、丁寧に教えてくださったので、すべての生徒が、「とてもよい体験をした」、「楽しかった」と目を輝かせていました。

将来について具体的な考えを持つ生徒も居れば、まだ具体的でない生徒もいますが、来年に迫る就職活動や進学活動の一助となれば幸いです。

環境建設工学科:令和5年度建設サマーセミナー(西部地域)

一般社団法人兵庫県建設業協会が毎年開講している建設サマーセミナーに、環境建設工学科の1・2年生6名が参加しました。この建設サマーセミナーは2日間開講され、建設業協会から協力依頼を受けた前川建設株式会社の工事現場で見学や実習を行ったものです。1日目は欧州で開発された「CLT工法」を用いた住宅の見学、鉄筋コンクリート造のマンション基礎工事の見学を行いました。介護老人ホーム建設現場では、電動工具を使って壁を構成するボードの固定、壁紙を貼る体験などをしました。

2日目は加西市で建設中の鋼材センターを訪れ、鉄鋼造の骨組みや外壁工事を見学しました。この現場は床の一部がコンクリート仕上げとなっており、コンクリート打設前の床配筋工事を体験。生徒たちは現場監督さんや鉄筋工さんから、鉄筋を結束する「ハッカー」という道具の使い方を教えてもらい、慣れない手つきながらも一生懸命取り組みました。午後からは三木市にある兵庫耐震工学研究センターの施設を見学しました。20m×15mの世界最大級の能力を持つ振動台を目の当たりにし、構造物などの耐震安全性の向上や、強固な社会基盤形成のために各種構造物の耐震実験及び関連する基礎実験を行う必要性について深く学ぶことができました。

閉講式では一人ひとりが2日間の感想を発表し、終了証書が手渡されました。短い期間ではありましたが、生徒たちは大変有意義な体験ができたと感じました。

2学年 校外学習

5月24日(水)に、2学年の学年行事として校外学習を実施しました。当日は、晴天に恵まれ、まさに遠足日和といった天候でした。

午前中は、明石天文科学館、橋の科学館、明石市立文化博物館、五色塚古墳、明石城観光ツアーの5カ所から、生徒自身が選んだ場所へ班別に集合し、学習を行いました。

昼食は、大蔵海岸で、バーベキューを行いました。「家族でバーベキューはしたことあるけど、友達同士では初めてだったので、楽しかった」などの感想がありました。また、7人で1テーブルという設定だったので、中には違うクラスの生徒と相席の班もあったのですが、それをきっかけに交流もできた様子でした。

食後は、砂浜で写真を撮ったり、ビーチボールで遊んだりと、楽しいひとときを過ごしました。