「2学年」カテゴリーアーカイブ

令和7年度 地元建設企業「魅力出前講座」

昨年度に引き続き、今年度も地元建設企業の皆様に参加していただき「魅力出前講座」を開講いたしました。

今年度は昨年度より一社多い13社に参加していただき、建設業の魅力や仕事のやりがいについてお話していただきました。また、業界で活躍しているOB・OGも大勢参加していただくことができ、現在勤めている企業・業界・自身の仕事内容などについて熱く語っていただきました。

3年生は目前に迫った進路選択の情報収集の機会として、また2年生は夏季休業中に行われるインターンシップの参加企業選択のため、メモを取りながらしっかりと話を聞いていました。

看護科 地域在宅看護(地域包括ケアシステム)発表

高校2年生が、地域在宅看護の授業で学習した「地域包括ケアシステム」について理解を深めるために、4~5人のグループに分かれ演習を行いました。具体的には、地域包括ケアシステムがなぜ推進されているのか、構成要素や支える資源、互助の具体例などを考える演習を行いました。

発表では、学んだ内容をわかりやすく伝えるために、小道具や写真、劇を織り込んだ工夫があり、見ている人の興味を引く構成で楽しませてくれました。

高齢化がさらに加速する現代ですが、今からできる必要な取組について考えを深める機会となり、私たちにできること、必要なこと、地域在宅看護の役割について考える時間となりました。

看護科 看護情報(私の取り扱い説明書)発表

高校2年生が看護情報の授業で学習した、Wordの技術を活用し自分の取り扱い説明書を作成しました。

自分の長所や短所、好きなアイドルやキャラクターを画像を用いて紹介しました。1年間共に生活してきた友人の新たな一面を知ることができ、楽しい時間を過ごしながら学びを深めることができました。

〈生徒感想〉

・自分に興味を持って聞いてもらえるのか、どのようにおもしろくするかを考えることが難しかった。

・みんなの普段と違う一面を見ることができて楽しく学ぶことができた。

看護科 宣誓式

5月9日(金)、第17回宣誓式を行いました。

生徒たちは1年生の3学期から準備を進め、17期生独自の宣誓式を作りました。2年生になり、看護師になるための決意や、周りへの感謝の気持ちを伝えたいという思いが表面化されてきており、クラスが良い雰囲気になってきました。灯火の儀や誓いの言葉だけでなく、家族への手紙や動画制作、花のプレゼントなど様々なプログラムを考え実施しました。互いに意見を出し合い、一人一人の温かい気持ちがこもった、とても素敵な式になりました。

「私たちは看護への責任と誇りを自覚し、龍野北高校看護科で専門的な知識と技術を学び、患者さんのこころに寄り添い、信頼される看護師をめざします。」この誓いの言葉を胸に、これからも仲間と共に前進していきます。

[保護者の感想]

・これから進む道が過酷ないばらの道でも、宣誓式を思い出し頑張ってくれると信じています。

・引っ込み思案で人見知りだった子が、大きな声で返事をしたり歌を歌ったり、凛とした姿を見ることができ、頼もしく感じました。

・1年時は中学生気分が抜けず心配していたが、実習着の似合う顔つきになってきたなと驚いた。自分の目指す看護師に向かって頑張ってほしい。

看護科 基礎看護技術演習発表

高校2年生が基礎看護技術Ⅱの授業で、日常生活援助の理解を深める演習をしました。

より良い援助につなげるために、これまで学習した知識・技術を活用し、事例の患者さん(円背のある患者さん)への援助の必要性を科学的に考え、セルフケア能力を低下させない方法を模索しました。発表では、看護の場面を実演したり、援助の場面を再現した動画を用い、視覚的にも伝わりやすい工夫が見られました。

患者さんの症状の理解や、セルフケア能力を低下させない援助方法等、まだまだ学習不足な面もあり課題が残りましたが、これまで学んできた自分たちの力を存分に発揮し、看護を考えることができた生徒の表情はとても素敵で、今後さらに期待がもてると感じました。

 

 

学習成果発表会

2月1日(土)、本校体育館で令和6年度 学習成果発表会が行われました。発表内容は、生徒会による「学校行事及び部活動の紹介」、防災ジュニアリーダーによる「活動報告」、各専門学科による「一年間の取り組みや学び」を発表しました。

また、冊子の中に合格体験記として、本校で学び希望の進路へ進んだ3年生の体験を紹介しました。

会場には、各学科の特色ある学習に関連した展示も行いました。来場の方々からは、それぞれユニークで関心をひくような展示でよかった、各学科の学びや特色が理解でき、学生さんたちが有意義な学生生活を過ごされていることが伝わる発表だった、この学校で学びたいと思ったなどの感想をいただきました。

 

 

 

 

環境建設工学科 課題研究発表会

令和6年度における環境建設工学科の課題研究発表会を実施しました。今年度は「設計競技班」「地域貢献班」「測量班」「コンクリート班」「造園実習班」「総合治水班」の6つのグループに分かれ、各班が掲げたテーマに基づき、一年間を通して取り組んだ研究テーマ・活動内容について発表しました。設計競技班は全国の大学、団体が実施しているコンペティションに応募するため、プランニングから作品完成までの工程について発表しました。今年度は全国規模のコンペティションに4作品入賞することが出来ました。

地域貢献班は地元の神社から物品製作の依頼を受け、それを奉納するまでの製作過程を動画で発表しました。測量班は高校生ものづくりコンテスト上位入賞を目指し、夏季休業中も練習に勤しんだ様子を発表しました。コンクリート班はコンクリートカヌー競技大会、コンクリート甲子園に挑戦した内容について発表しました。造園実習班は県立西播磨文化会館と継続して実施している連携事業「ゆうゆうの森づくり」において、会館利用者の集いの場として使用できる木製ステージの製作過程を発表しました。総合治水班は豪雨災害による被害を軽減するためジオラマ模型を製作し、「青少年のための科学の祭典2024」にて普及啓発活動に取り組んだ内容を発表しました。一年間の取り組みを経て経験したこと、深く考察した内容などを後輩たちの前でしっかりと発表する姿に成長を感じると共に、発表内容についてメモを取りながら真剣に話を聞く1・2年生にも大きな期待を感じました。

 

 

 

 

総合デザイン科 課題研究発表会

1月23日(木)に、アセンブリホールにて課題研究発表会を実施しました。

CG(映像)、皮革、イラスト、陶芸、染織の5つの班に分かれて、1年間の研究・作品の制作内容を発表しました。

 

 

 

2年生は、来年度どの班を選択するか決めるため、先輩達の発表を真剣に聞き、発表後には、制作に

どれくらいの時間がかかったかなどの質問をしていました。

これらの作品は、2月7日(金)からの3日間、たつの市龍野地区で行われる「町ぢゅう美術館」で展示されます。

総合福祉科blog コミュニケーションカフェたつきた

12月23日(月)、本校総合福祉科のレクリエーション実習室にて、今年2回目のコミュニケーションカフェ「たつきた」が開催されました。全国的に感染ドミノが増加している中であったため、参加状況を心配していましたが、利用者25名、付き添いやその家族、地域ボランティアや社会福祉協議会、企業などの見学者19名、計44名が参加してくださいました。

今回もコーラス部による「あわてんぼうのサンタクロース」と「さんぽ」をみんなで歌って場を盛り上げ、ボランティア部は参加者の血圧測定をしてくれました。また、今回は、総合福祉科1年生が当日中心となって、準備や司会進行、会場案内、接待等すべを担当してくれました。2年生は2日かけて参加者へのクッキーを作ってくれ、3年生は有志参加してくれるなど、みんなの協力のもとカフェを開催することができました。

また、SDGs2024「未来を拓く共創プロジェクト」の一環として、117グループのあっぷる様の協力により、117グループあっぷる体操を主導していただき、みんなで体操を実施しました。

生徒たちは、緊張しながら少しずつ参加者の方々とお話するなどして、大盛況でした。参加者方々からは、「若い高校生とふれあうことができて楽しかった、またこんな集まりに来たい等」大好評でした。また、来年も実施してきたいと思います。

 

 

生コンクリート工場 2年現場見学

11月8日(金)、友善生コンクリート株式会社様の工場見学会に参加しました。

まず、3つのグループに分かれ「コンクリートに関する座学」「工場施設・設備見学」「スランプ試験(生コンクリートの柔らかさを確認する試験)」を、それぞれ順に体験しました。

座学では、ビデオで詳しくコンクリートの歴史や製造方法の説明をしていただきました。既に授業で習ったところや新しく学ぶところもあり、さらに理解が深まったと思います。

工場施設・設備見学では、コンクリートミキサー車の内部の洗浄作業を体験させていただきました。洗浄操作のレバーは高い位置にあり、操作する時に安全帯を装着します。生徒たちは洗浄作業にも「安全」が徹底されていることに驚いていました。

高いところが苦手な生徒には手厚いサポートをしてくださり、無事全員が体験出来ました。生徒だけでなく教員も洗浄体験をさせていただきました。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

▲初めて安全帯を装着

▲操作方法の説明を受ける様子

▲洗浄作業を見守る生徒

▲施設見学はヘルメット装着が必須

生コンクリートのスランプ試験では、コンクリートの材料の配合やスランプ試験の手順等を教えて頂きました。一部の生徒は、実習で行った内容でしたが、プロの方が実演して下さったスランプ試験は、手際の良さや生コンを混ぜる際の力強さが自分たちとは全く違い、釘付けになって見ていました。

指導者の方々が試験のコツを楽しく丁寧に教えてくださり、生徒全員が興味深々でスランプ試験を体験していました。

更に、事務所の内部を案内してくださり、プラント内のミキサーの操作方法について教わりました。パソコンで遠隔操作されており、モニターにはプラント内部が映し出されていました。安全を確認しながら、コンクリートの硬さについても映像で確認しながら調整しているとのことです。

▲プロがスランプ試験を実演

▲生コンの柔らかさの程度を測定

▲プロが手厚くサポート

どの生徒の質問にも丁寧に回答してくださり、またどの体験においても、丁寧に教えてくださいました。「とてもよい体験をした」、「楽しく学んだ」と目を輝かせていました。社長をはじめ、数十名の従業員の方々が、出入口までお見送りをしてくださり、温かい気持ちにさせていただきました。

将来について具体的な考えを持つ生徒も居れば、これから考えていく生徒もいます。今回の体験を来年に迫る就職活動や進学活動に活かして欲しいと考えています。