「各科」カテゴリーアーカイブ

先輩に聞く会

6月6日(火)に、計7社11名の卒業生を招いて先輩に聞く会を実施しました。

生徒たちにとっては、数年後の自分と比べられる生の声を聞くことができて、将来の職業観を考える素晴らしい時間を過ごすことができました。3年目になりますが、生徒たちに将来の進路や高校生活の過ごし方を考えさせる為に役立っています。今後も継続していきたいです。

看護科 解剖生理学授業

2年生の看護科生徒が1年生の看護科生徒に、解剖生理学の授業を行いました。

4月から授業で学習した「循環器系」について授業を行いました。

1年生は循環器系の勉強をしていないため、専門用語で説明するのではなく、分かりやすい表現で説明し、「解剖生理学が楽しい」「循環器系興味が湧いてきた」等思ってもらえるように発表資料作りをしました。タブレットと模造紙、紙芝居にして理解しやすいように工夫しました。

全身を張り巡らされている血管の名前をすべて覚えたり、心臓のはたらきを勉強したりと覚える内容が多く、苦戦していましたが、班員と授業計画を練りながら勉強を行うことで理解が深まりました。

電気情報システム科 校外学習

5月25日(木)にインテックス大阪で行われた、電設工業展の見学を行いました。

生徒たちは、出店製品の特長や最新技術の説明、見学等を通して、興味、関心を持ち積極的に参加していました。多数の企業が出展しており、様々なものを見たり触れたり聞いたりすることで、充実した見学を行うことができました。

これからの進路を考える良い機会となりました。

学校デイサービス「端午のつどい」

5月26日(金)、毎年恒例の学校デイサービス「端午のつどい」を開催しました。

新型コロナ感染症が5類に引き下げられたものの、感染防止のため昨年に引き続き、今年も午前と午後の2部制で行い、新宮町内の高齢者約30名が参加されました。午前を2・3年生が、午後を1・3年生が担当し、それぞれのクラスで立案・計画したレクリエーションを行い、会場を盛り上げました。

オープニングでは、3年生が華やかにダンスを披露し、準備体操をみんなで行ったのち、2年生の「トントン相撲」を行いました。参加同士で対戦しあちこちで歓声が上がっていました。その後段ボールなどを活用した写真立てを作りました。

3年生は、みんなでその場で手作りしたカードを使用して「真剣衰弱」をし、カードが揃うと拍手が巻き起こっていました。1年生は、クイズを行い、グループごとに競い合うなど大盛況となりました。

初めて参加した1年生もコミュニケーションをしっかりとることができ、参加者も生徒も笑顔でいっぱいとなりました。

看護科 宣誓式

5月12日に第15回宣誓式を行いました。

生徒たちは、1年生の3学期から自分たちが作り上げたい宣誓式像をイメージし、様々な役割を分担し準備を進めてきました。2年生となり時間がない中でも最高の宣誓式を作り上げるためにクラス全員で意見を出し合い、準備を進めました。練習期間は短かったですが、当日はみんなの心を一つにして素晴らしい式を行うことができました。

誓いの言葉は、実習に向けての思いや考えをクラス全員から聞き、自分たちが伝えたい思いが届けられるようにクラスで吟味し、共通して出てきたキーワードの「笑顔で患者さんと向き合うこと」「家族・先生方に感謝すること」「同じ夢を持つ仲間と高め合うこと」という言葉を宣誓にしました。

本番では緊張も大きい中ではありましたが、素直な思いを言葉に乗せて伝えることができたと思います。

看護科集会

令和5年度、第1回看護科集会を行いました。

新たな教員が加わった新体制の発表後、看護科高校課程で身に付けてほしい力について話しました。

高校課程では自分や周りの様子に目を配り、色々な気づきを基に、自ら考えて行動する力を高めてほしいと伝えました。また、行動する際は一人で判断せず、必ず報告・連絡・相談をすることの大切さも伝えました。

難しい勉強や技術の習得に心が疲れてしまうこともあると思いますが、みんなにはとても素敵な仲間がいます。クラスだけでなく、同じように大きな壁を乗り越えていく先輩や後輩の存在が大きな力になります。

看護科集会では、学年間交流の時間も大切にしていますので、色々な話を通して、仲間・友達の輪を広げ、これからの生活に役立てて下さい。

もちろん私達教員も、一生懸命努力するみんなを全力でサポートします。みんなの夢の実現に向けて、今年度も楽しく看護を学んでいきましょう(^^)/

総合デザイン科 皮革工場見学と皮革に関する講習会

3月6日(月)に、総合デザイン科1・2年生の希望者が、事前学習を行い皮革工場見学へ行きました。皮革工場見学では原皮水洗いや、なめし作業、シェービングなど、革が仕上がるまでの工程を丁寧に説明していただきました。

 
学校の授業で使用している革が、多くの工程を経て仕上がること、たくさんの職人さんたちの技術や経験、熱い気持ちが詰まっていることを知り、生徒たちは革の大切さや革を用いた作品制作の可能性を実感しました。また自ら質問し、積極的な姿勢が見られました。

 
工場見学の感想から、「製品となるまでに牛一頭につき3ヶ月もかかることを知り驚きました。普段は見ることが出来ない作業を実際に近くで触ったり、見たりして貴重な体験ができてとても勉強になりました。」、「皮革を最大限活かすためにはどのような方法があるのか模索していきながらより良いファッションショーにしていきたいと思いました。」と、次のファッションショーへ向けての思いも強くなりました。皮から革へと変わる工程を初めて見ることができ、貴重な経験となりました。

総合デザイン科 JR姫新線路線図贈呈式

3月7日(火)に、西日本旅客鉄道株式会社 網干総合車両所余部派出所構内ひめじ運転区にて、JR姫新線路線図贈呈式が行われました。デザイン科生徒3名が代表で式に出席しました。

総合デザイン科では、旧JR西日本姫路鉄道部様より依頼を受け、姫路から上月までの姫新線路線図を2年生の授業で制作しています。龍野実業高校時代を含め今年で14回目となりました。

今年度は、2名から3名ずつのグループを組み、17班に分かれ作品を制作しました。本来の目的である駅名を分かりやすくするだけでなく、ローマ字やひらがな表記も取り入れ、初めて乗車される方や外国の方に姫新線沿線の特産品や文化に興味を持っていただけるような工夫とイラストを加えて制作しました。独自のキャラクターを入れたり、季節を表現した作品や、サスティナブル(持続可能)をテーマにした作品など様々な雰囲気の作品を制作しました。

贈呈式の後、生徒は自分の作品を車両に掲示させていただきました。ダイヤ改正である3月7日より、随時新しい作品に入れ替わり一年間で全員分の作品が掲示されます。

 

アイデア出し、作品制作、プレゼンテーション、手直しなど多くの過程を経て、約半年間かけて作品を作り上げます。この授業では、姫新線利用者の増加に貢献することを目的に取り組んでいます。また、多くの方々の目に触れる作品を制作することで、生徒自身のスキルアップや達成感につながっています。ぜひ姫新線をご利用の際は、ご覧ください。

町ぢゅう美術館(総合デザイン科)

2月10日(金)、11日(土)、12日(日)の3日間、たつの市の旧市街地で、第21回町ぢゅう美術館を開催しました。たつの市龍野地区の旧城下町一帯を美術館に見立て、総合デザイン科の生徒が授業で制作した作品の展示や地域の方の作品展も行われました。

今年度は、3年ぶりに通常開催をし、多くの方にご来場いただきました。どの学年にとっても入学後初めての通常開催であり、賑やかな町ぢゅう美術館を経験することができました。

今年度は、『十二支も町ぢゅうに夢中』というテーマで行いました。干支が十二周期で繋がっている様子を図形の円と見立て、それを『〇=縁』と捉え、地域との繋がりの縁とも重ねました。

そして、「〇はずっとループしている=ずっと続く」と考え、町ぢゅう美術館がこれからも地域の人々に愛され、続いてほしいという願いと、参加していただいた方もスタンプラリー等のイベントで十二支を探す過程で、町並みや作品(町ぢゅう)に夢中になってほしいという願いも込めました。

下川原駐車場「蔵(仮称)」にて開会式を行い、町ぢゅう美術館がスタートし、11日12日には、ファッションショーのパレードも行いました。

また、今年度はテーマに合わせて、干支を用いたスタンプラリーを行い、集めたスタンプの個数に合わせて景品を用意しました。また、かどめ公園休憩所では、今回のイベントの為に作成した絵馬に思い思いの言葉や願い事、イラスト等を描きこんで頂くイベントも行いました。

生徒は、各会場の受付や作品の説明・会場案内を行うだけでなく、似顔絵・ハンドペイント・焼きコテアート・販売班などの係に分かれ、よりイベントを盛り上げました。

また、展示作品やイベント、各会場の様子について生徒が取材を受けました。取材の様子は神戸新聞と読売新聞に掲載されました。

ご協力いただいた関係者の皆様、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました

今後とも、皆様のご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。

課題研究発表会(環境建設工学科)

1月19日に行われた課題研究発表会の報告をします。課題研究とは3年生の授業のひとつです。この授業は工業に関する課題(テーマ)を設定し、その課題を解決するなかで、専門知識や技術を深めたり、クラスメイトと協力して作業を行う中で協調性を育んだり、そして自分で考え行動する力を育てるための授業です。

今年度の課題研究では、「フィールドサーベイ班」が測量競技大会出場に向けて努力したこと、「造園現場実習班」が近隣施設において、自分たちの手で憩いの場を造ったこと、「設計競技班」が全国の大学が主催している設計競技大会で入賞した報告、「地域貢献班」が近隣の神社から依頼を受け、神具製作を行ったこと、最後に「コンクリート班」がコンクリートコンクリートカヌーを製作し、大会に出場したことなどを発表しました。5つの班が、一年間を通して同じテーマで取り組み、その報告を1・2年生と、お世話になった方々の前で発表しました。

発表内容は、3年生らしく堂々としたもので、後輩たちにしっかりと研究内容を伝えていました。今回は写真を掲載することしかできませんが、新型コロナウイルス感染拡大が収束すれば、中学生や保護者の皆さんにみてもらえるような計画を考えています。