10月21日(水)@姫路メディカルシミュレーションセンター ひめマリア
看護専攻科2年生を対象に姫路メディカルシミュレーションセンターひめマリアにて研修を行いました。本研修は、これまでの看護臨地実習の集大成となる「統合実践実習」へ向けて、複数患者を受け持つ際に必要となる患者の状態把握、看護の優先順位の判断、時間調整、チーム内での報告・相談、多職種連携について学ぶことを目的とした。

複数患者の状況に応じて必要な看護を考え、限られた時間の中でどの患者にどのように対応するかを検討・実践するシミュレーション演習を実施した。患者の状態変化や危険の有無を捉え、必要な援助を選択するとともに、チーム内での情報共有や応援要請を含めて行動することを学習課題とした。

演習では、緊急性の高い患者への対応に意識が集中し、危険行動のある患者への観察や安全確保が不十分となる状況が生じた。この経験から、複数患者を受け持つ際には、緊急性の高い患者への対応だけでなく、他の患者に生じている危険を予測し、安全を継続して確保する必要があることが明らかになった。また、学生が一人で対応しようとせず、チームメンバーへ応援を求め、患者の状態と必要な対応を共有することの重要性を確認した。

<学生の感想>
今後は、行動開始前に受け持ち患者全員の状態・予定・危険因子を確認し、優先順位と時間配分を考えた行動計画を立てる。緊急対応中も他患者の安全が保たれるよう、観察や見守りを誰に依頼するか、いつ応援を要請するかを具体化する。対応後には患者全員の状態を再確認し、必要に応じて計画を修正していきたいと考える。