日別アーカイブ: 2022年5月13日

看護科 宣誓式

5月13日(金)にアセンブリホールにて、理想の看護師に向かって自覚を新たにする「宣誓式」が行われました。


保護者に見守られながら14期生看護科40名が呼名されました。この宣誓式は、1年生のころからクラス全員で話し合い、作り上げました。



フローレンス・ナイチンゲールの誕生日が5月12日であることに因んで、毎年この時期に宣誓式を開いています。
ナイチンゲールはクイギリス人の看護師で、野戦病院に運ばれてくる兵士たちを心身ともに看護したことで「クリミアの天使」と称されました。また、夜中にはランプをもって負傷者に問題が無いか夜回りを行っていたことから「ランプの貴婦人」とも言われていました。
その灯をナイチンゲール像から分け与えられ、命と関わる者としての責任を持ち看護の道を歩んでいくことを誓いました。

防災講演会②

5月11日(水)5・6限に、今年度2回目の防災講演会が行われました。

シンガーソングライターのasariさんと、語り部の雁部さんをお招きし、防災に関する講演を行いました。

 

5限目は、asariさんから災害の体験談と素晴らしい歌4曲披露していただきました。asariさんが会社に勤めているときに起きた、東日本大震災についてにお話しをしていただきました。曲作りができない環境下になるも、歌を通して防災と関わりたいという思いから「塩竈桜」という曲が誕生したと話されました。

asariさんからは、
≪生きているだけで、人の役に立てることを忘れないでほしい≫
というメッセージを頂きました。

6限目は、雁部さんに震災の体験を語っていただきました。
≪災害というのは、助かる人と助からな人が混在することなんだ≫
ということを学びました。

また、どの地でも「未災地(未だ、災害が来ていない地域・未来に、災害が起こる可能性のある地域)」になる可能性があるというお話もありました。一度大きな災害が起こった地域でも、人々の記憶から無くなってしまえば、未災地になるということも教えていただきました。来月の防災訓練は、自分のためだけではなく、大切な人の命を考えるために行ってほしいとメッセージをいただきました。

いつ災害が起こってもおかしくない時代で私たちができることは、一日一つでも多くの思い出を作ることです。生徒の皆さんは、今回の講演を無駄にしないよう、日ごろの生活に生かしていきましょう。