防災講演会②

5月11日(水)5・6限に、今年度2回目の防災講演会が行われました。

シンガーソングライターのasariさんと、語り部の雁部さんをお招きし、防災に関する講演を行いました。

 

5限目は、asariさんから災害の体験談と素晴らしい歌4曲披露していただきました。asariさんが会社に勤めているときに起きた、東日本大震災についてにお話しをしていただきました。曲作りができない環境下になるも、歌を通して防災と関わりたいという思いから「塩竈桜」という曲が誕生したと話されました。

asariさんからは、
≪生きているだけで、人の役に立てることを忘れないでほしい≫
というメッセージを頂きました。

6限目は、雁部さんに震災の体験を語っていただきました。
≪災害というのは、助かる人と助からな人が混在することなんだ≫
ということを学びました。

また、どの地でも「未災地(未だ、災害が来ていない地域・未来に、災害が起こる可能性のある地域)」になる可能性があるというお話もありました。一度大きな災害が起こった地域でも、人々の記憶から無くなってしまえば、未災地になるということも教えていただきました。来月の防災訓練は、自分のためだけではなく、大切な人の命を考えるために行ってほしいとメッセージをいただきました。

いつ災害が起こってもおかしくない時代で私たちができることは、一日一つでも多くの思い出を作ることです。生徒の皆さんは、今回の講演を無駄にしないよう、日ごろの生活に生かしていきましょう。

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