10月21日に光都プラザで行われた、西はりまフロンティア祭にダンス部が参加しました。3年生8名、2年生9名、3年生8名が参加しました。
今回のイベントは、天候が崩れてしまい予定を変更しての出演とはなりましたが、出番前には回復し、屋外で行われたイベントで滅多にない貴重な経験になりました。
生徒にとって、西はりまフロンティア祭への出演は初めてで、また、普段ダンス部の活動を見て頂ける機会がない多くの方々に、日々の活動の成果を見て頂くことができたと思います。
総合福祉科2年生は、9月15日(金)に近隣の県立西播磨高齢者文化大学生(42名)を学校に招いて、介護教室を行いました。
この取り組みは、大学生の方々が様々な介護方法を学ぶことができるよう毎年開催しています。
今年は、車いすの扱い方やベッドから車椅子に移乗する方法を説明し、大学生に体験していただきました。初めは、生徒が車いすの使用法や段差や坂道での走行について説明し、続いてベッドから車いすへの移乗方法について実演を交えて行い、大学生に体験していただきました。
また、福祉用具(スライディング・ボード)を活用した移乗方法も分かりやすく説明し、実演しました。この取り組みは、毎日新聞社の取材を受け、9/19に掲載されました。
(株)さんぽうに依頼し、1学年の生徒に向けて進路ガイダンスを行った。キャリアコンサルタントの山田和史氏を講師に迎え、進路実現を果たすために高校生のあいだに何を成すべきかをお話していただいた。
〈講話の内容〉
高卒で就職した5割が、就職して3年以内に離職してしまう現状にある。正社員として雇ってもらい、生活できるだけの給料をもらえればよいというものではない。自分が満足した人生を送るためには、誰を笑顔にしたいのかを意識して就職活動を行う必要がある。就職した先で何を達成したいのかを明確にしておくことが大切である。
就職試験では、自己PRと志望動機とが必ず問われる。そこでは自分の過去をもとに自分の主張に説得力を持たさなければならない。学校のなかだけにとどまらず、外にでて自ら行動を起こし、さまざまな体験を経て面白味のある人間になることが大切である。
〈講話を受けた生徒の反応〉
講師の山田氏の軽快なトークに惹きこまれ、皆熱心に話を聞いていた。NHKという安定した職を自ら辞め、自分の夢を追いかけたという件に、生徒は特に関心を寄せていた。また、高校3年生になってから行動を起こすのでは遅く、今のうちからさまざまなことに挑戦することが大切であることを学んだ。
〈ガイダンス資料 一部抜粋〉
兵庫県は、年齢や障害の有無に関わらず誰もが旅行を楽しめる「ユニバーサルツーリズム(UT)」に積極的に取り組む宿泊施設の登録制度「ひょうごユニバーサルなお宿」を進めています。基準を満たす施設を登録し、バリアフリー化や情報発信で宣言施設を支援しています。
会見時点でユニバーサルなお宿を宣言した39施設は県公式観光サイトの特設ページに掲載されています。
登録施設である証として使用されるロゴマークは、本校総合デザイン科3年生の森下音(のん)がデザインした作品が選ばれました。兵庫の五国をマルで表し、それぞれのマルが手を伸ばし繋げることで「すべての人のための」というユニバーサルの基本理念を表現しています。
7月27日、県知事による記者会見の中でロゴマークの発表と表彰状の授与式がありました。
<採用されたロゴマーク>
<斎藤県知事による記者発表の様子>
9月1日(金)、厳粛な雰囲気のなか、激励会が行われました。就職、進学の代表者がこれからの受験に向けてそれぞれ決意の言葉を述べ、校長先生と看護科代表者から激励の言葉をいただきました。
【就職者代表 1組 山本さん】
今まで多くの先生方にお世話になり頑張ってきました。面接練習を重ねるごとに自信を持って対応できるようになりました。本番では自分の思いを存分に伝えたいと思います。ご指導いただいた先生方への感謝の気持ちを忘れず一生懸命頑張ります。
【進学者代表 3組 中山さん】
私たちは進学を見据えて自分にできることを精一杯やってきました。時には不安が募ることもありましたが乗り越えることができました。支えてくださったすべての人に感謝の気持ちを忘れず、全員が第一志望の学校に行けるようこれまでやってきたことに自信を持って最後まで努力します。
【激励の言葉 6組 左山さん】
皆さんは今、進路実現に向けて大変な時期だと思います。緊張したり不安に思ったりすることもあるかもしれませんが、皆さんならきっと自分の力を発揮できると思います。私たち看護科の生徒も皆さんと同じく初心を忘れず、年明けの実習や専攻科に向けて頑張っていきます。皆さんの努力が良い結果に繋がることを心から応援しています。合格に向けて頑張ってください。
【激励の言葉 松浦校長先生】
いよいよ進路実現に向けて行動しなければなりません。面接の際は緊張しますし、意外な質問もあるでしょう。その対策として、様々な先生に頼り、何度も何度もできる限り面接練習を繰り返してください。皆さんのためにいろいろなアドバイスをくれるはずです。不可能なことはありません。全員第一志望合格も一人ひとりが努力すれば可能になります。皆さんの良い報告を待っています。
【激励の言葉 学年主任 伊藤先生】
受験に向けて、以下の3つのことを伝えます。「自信を持つこと」「感謝の気持ちと思いやりの心を持つこと」「継続する力を持つこと」。 学年全員の進路が実現するまで頑張ってください。
8月26日(土)、環境建設工学科の生徒6名が、コンクリートカヌー競技大会に参加しました。
環境建設工学科で学んでいる知識(特にコンクリート・浮力計算)が、現実に活用できるのかを作品(コンクリートカヌー)を製作し競技会に参加し確認することを目的としています。
製作にあたり、カヌーの強度を保ちながら、自重を軽くするという課題が挙がりました。その解決方法として、引張に強い補強繊維(バルチップ)を混入しました。(企業に協力依頼)
大会には13校(13艇)が参加し、製作過程のプレゼンテーション・船体のデザイン・競漕を行いました。
結果は7位でした。浸水するカヌーがある中、本校艇「バルチップ艦隊」は、完走することができました。
コンクリートカヌー製作を通して、日頃学んでいる知識や技術が実生活で役に立つことが理解できました。また、難しい課題でも工夫と仲間との協力で成し遂げられることを学びました。