【数理探究類型】奈良先端科学技術大学院訪問
(2015.3.17)
1年生数理探究類型クラスの特色行事で、毎年奈良先端科学技術大学院大学を訪問し、研究室を見せていただいています。
貸し切りバスで学校を出発し、大学院大学の研究室の教授、准教授、大学院生のみなさんに、それぞれの研究内容をわかりやすく熱心に教えていただきました。
<全体会>学校の説明
<情報科学研究科:数理情報研究室>
人間の筋肉が出す電気信号から、体のバランスや機能を測定を体験させていただきました。将来は、義足や介護支援での実用化を視野に入れた研究です。
<物質創成科学研究科:ナノ構造磁気科学研究室>
磁性のしくみについて学び、磁気モーメントを測定する実験や装置を見せていただきました。
<バイオサイエンス研究科:膜分子複合研究室>
たんぱく質の構造調べるために、1週間かけて結晶板を作成する実験を見せていただきました。兵庫県のspring-8でX線構造解析を行っているそうです。人間細胞の仕組みを解明する研究です。
3つの班に分かれて、それぞれの研究室を案内していただきました。研究室の中まで見せていただいたり、大学の先生方から直接お話を聞くことができました。どの研究室もたいへん興味深く、自分たちの将来の進学先や進路を決めるためのヒントをいただけたと思います。
(文責:本校引率教員)