総合理数コース 東京研修

本校では、今年度から総合理数コースが新設されました。
これに伴い総合理数コースでは、夏休みの8月22日(火)~23日(水)にかけて東京での研修を実施しました。

8月22日(火)■ 国立情報学研究所訪問 ■ 国立科学博物館見学 ■ 卒業生講演会
8月23日(水)■ 東京工業大学見学 ■ 東京理科大学見学

・国立情報学研究所
最先端の設備を備えた施設で、最新の情報技術について教えていただきました。

・国立科学博物館
常設展示に加え、特別展示「深海2017」が開催されていました。
特別展では東日本大震災に関連させながら、深海の魅力が伝える多くの資料が展示されていました。
常設の地球展や日本展では生物の進化、多様性などの様子が分かる資料を見学しました。

・卒業生講演会
夜には、本校17回生(IT関連勤務)の方の講演を聞きました。
高校生活から社会人生活までの人生を明るく話され、とてもわかりやすい内容でした。
英語能力の必要性やコミュニケーションを豊かにすることについて、講義をしていただきました。

・東京工業大学
銀河を形成する宇宙空間に働く重力関係を解析し、シュミレーションするという話をしていただきました。
この研究は実験することも、並みのPCで計算することもできません。
膨大なデータ処理が必要な研究で、スーパーコンピュータの必要性がよくわかる内容でした。

・東京理科大学
都心の高層タワー型の校舎で近代的な印象でした。
大学構内の施設や設備を見学させていただきました。

めったにない機会でしたので、生徒たちは興味津々で見学していました。
総合理数コースでは、このように科学への興味・関心を高める行事を数多く行なっています。

 














【1年8組】神戸大学訪問

7月25日(火) 1年生総合理数コースの生徒は、神戸大学 機械工学専攻・機械工学科 設計生産講座教授 神野伊策先生を訪ねました。

神野先生は、緑台高校の14期卒業生でいらっしゃいます。

初めに、神野先生の自己紹介、神戸大学での学生生活などについて紹介をしていただきました。そして、神野先生の研究内容についての講義を受けました。

先生の研究テーマの一つは「圧電薄膜とその応用デバイス」で、研究内容についての講義は、初めて聞く言葉や、大変難しい内容に戸惑うところもありましたが、初めて聞く話や初めて知る世界に興味をもって聞き入る姿が見られました。

また、高校生活について「受験勉強は大変ですが、今しかできないこととして頑張ってほしいと思います。詰め込みで得た知識も将来非常に役立つものです。なぜ今勉強をしないといけないのか、なぜみんな勉強をするのかという根本的な問題に対して自分なりの答えをもって勉強に取り組んで下さい。大学に入る事自体が目的ではなくそこがスタートです。その先に何をしたいかしっかり自分なりの考えがあればつらい受験勉強も頑張ることができるはずです。」というお話にうなずく姿が見られました。

「大学生活ではもちろん勉強も大切だが、いいクラブに入って下さい。クラブで得たネットワークは信頼も厚く一生の関係です。研究などを進める際に遠回りのように見えるかもしれないけれど、実験の依頼など信用して任せることができ実際には近道であったりします。」と、学問だけでなく人間関係の幅を広げることの大切さなどについてもお話しいただきました。

講義のあと、院生の方に研究室を案内していただき、日頃の研究で使われている機械や施設、学部図書館などを見学させていただきました。繊細な作業を行うもの、大きな規模の設備など興味深いものを見せていただき「これはどう使うのですか」「どんな時に使うのですか」など質問もたくさん飛び交っていました。

実際に研究施設などを見せていただく貴重な体験をさせていただき、生徒たちも次のステップに向けて気持ちを引き締めることが出来ました。

 

【1年8組】総合理数コース特別授業

7/18(火)三菱電機(株)人材開発センター 情報ソフトウェア教室 より 講師 前川隆昭 先生 にお越しいただきコンピュータプログラミングの特別授業が行われました。

 

授業を受けた生徒たちはまだまだコンピュータに不慣れな生徒も多く、初めはできるかどうかという心配をしていたようですが、ゲーム感覚で取り組みやすい内容であったことから、授業後もまだやりたかったという声が聞こえました。

班ごとでプログラミングのコンペを行う作業では、どの班も協力して、より良い方法はないかと集中して取り組む姿が見られました。

 

「これから私たちの中でこの世界に進む人がどれくらいいるかはわかりませんが、多くの人の役に立つ仕事をしたいと思いました。今日のこの経験で効率よく物事を進めることを意識して生活していきたいとも思いました。今日はありがとうございました。」(生徒挨拶より)

 

1年生は進路について考え始める時期ですが、選択肢が一つ増えた生徒もいたようです。

3年数理探究類型 サイエンスダイアログ

7月18日(火) 4限 3年8組教室

「How some persistent problems of classical physics resulted in solutions that finally lead to quantum physics」

講師:Dr. ERKKA HAAPASALO(京都大学工学研究科原子核工学専攻)

 

7月18日(火)4限、日本学術振興会のサイエンスダイアログプログラムを実施しました。

今年2月に続いて2回目の実施となった今回は、フィンランドから来られて京都大学で研究をされているERKKA HAAPASALO博士に「How some persistent problems of classical physics resulted in solutions that finally lead to quantum physics」と題して講義をしていただきました。

物理学における量子論と古典論はどのように違うのか。また量子論によってどのようなことが説明できるのか、また期待されるのか、などについての授業でした。英語での授業そして量子論に関する内容でしたので、生徒達は理解するのに苦労したようですが、大学で学ぶ内容の一端に触れることができた貴重な機会となりました。

 

生徒の感想より

今回の特別授業は内容が難しく、正直もとから知識を持っていた「シュレディンガーのネコ」の部分くらいしか理解できなかった。ただ、まだまだ自分の知らないことが多いのだと実感でき、さらに興味を持つことができたのでよい経験だったと思った。大学ではこのような講義もあると思うので、より英語も勉強していかなければならないと思いました。

 

物理分野と言うことでなかなかわからないこともありました。英語で聞き取れることはある程度聞くよう努めましたが、やはり今回は難しかったです。物理や数学はほぼ同じように感じる部分もあるけれど、もとをたどっていくと大きく違うんだなと思いました。最後の「基本のところが一番難しい」という言葉には納得がありました。今私たちのやっていることは、基本のことを使った応用であるのだと感じました。確かに数学などでは定義の証明などをする方が難しいことが多いと共感できました。大学ではそういったところを学んで、もっと奥を深めていきたいとおもいます。

 

今回の特別授業では、京都大学の方が来られるということでとても興味がありましたが、私にはまだまだ難しいことが多かったようです。物理の考え方には大学へいかなければ学べないような事柄もあったので、私が進学したあかつきには、今回の特別授業の内容がすべてわかるようになっていたいです。そのためにも、これからも私はもっと勉強してみようと思ったし、そう思わせてくれたこの特別授業はとても有意義なものでした。また機会があればすぐにでも同じような講義を受けてみたいです。

 

高校数学で出てくる複素数のベクトルであったり、物理の波の重ね合わせ、物理・化学の原子の話などが出てきていることは理解でき、きっと発表されているテーマの超基本的なことなのだろうが、高校で習うことが今回のような難しいテーマでも使われていることにとても驚いたし、研究の中で出てきているということで、高校での勉強も将来にとても役立つ重要なものになることもあるのだなあと思うと高校での勉強もおろそかにしてはならないものだと思った。偉大な人の写真や難しそうな写真が多く、内容はよくわからなかったが、きっとすごいレベルが高い話なんだろうなと感じた。ところどころ和訳してくださり、その部分を理解することはできたが、話の流れやなぜそうなったのかがあまり理解できなかったので、日本語で同じ内容の話を聞いてみたいと思った。

 

【2年8組】特別授業

大日本住友製薬「次世代育成支援プログラム」

『科学技術と人の幸せ』

 

7月14日(金) 2年生数理探究類型を対象に、大日本住友製薬株式会社より講師の先生をお迎えして特別授業が行われました。

 

ある架空の症例に関する遺伝子診断に関わるビデオを見て、自分ならば遺伝子診断を受けるかどうかについて考えるグループワークを行うものでした。

遺伝子診断を受けると、将来ある病気を発症する可能性を知ることができますが、診断を受ける場合、受けない場合、それぞれについてメリットとデメリットが考えられます。これらについて意見を交換し合い、グループとして一つの結論を導き発表しました。自分自身の感情、身近な人への思いをはじめ、自身の人生設計をどう考えるか、診断データの医学への貢献、新薬・新しい治療法への期待など、それぞれの視点からとらえた考え方が発表されました。

この発表内容について講評、アドバイスをいただきました。「この話し合いに正解はありません。自分ならどうするのかを考えておくことが大切なことなのです」というお話に大きくうなずく姿も見られました。

 

「話し合いの中で、これからの生き方を考えるという場面があったが、もし医学薬学に関わる職業につくならば、患者の立場として考えるという事を強く意識していかなければならないと思いました。生物、化学だけでなく、物理、地学も創薬に不可欠な科目だという事も勉強になりました。」(生徒挨拶より)

 

医薬品を製造し販売するという事について意識し、そして現代の医療分野の技術開発と倫理問題などについて知り、考える機会となりました。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成29年度 JAXA特別講演会

本校では、3年前からJAXAに依頼して講師の先生を派遣していただき、宇宙開発についての講演会を行っていただいています。
今年度も、5月24日(水)1学期中間考査終了後JAXAから講師の先生をお迎えして特別講演会を開催しました。
受講は1年生全員と2年生の理型・特色クラスです。

宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)は、宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行う機関です。
今年2月、交際宇宙ステーションに補給物資を運び終えた宇宙船「こうのとり」6号機が任務を無事に完遂し大気圏に再突入しています。(「こうのとり」とは、国際宇宙ステーション(ISS)に補給物資を運ぶための輸送手段として日本が開発した無人の宇宙ステーション補給機です。「こうのとり」はこれまですべてのミッションを完璧な遂行による国際貢献を果たし、日本は今やISS運用に不可欠な存在となっています。)

最新の宇宙開発の状況や研究についてお話をいただきました。

【2年8組】 特色校外学習 理化学研究所

2年数理探究類型 校外学習 国立研究開発法人理化学研究所

計算科学研究機構(RIKEN AICS)ライフサイエンス技術基盤研究センター(CLST)  訪問

3月15日(水) 2年生数理探究類型の生徒が、神戸ポートアイランドにある理化学研究所「計算科学研究機構(RIKEN AICS)」「ライフサイエンス技術基盤研究センター(CLST)」を見学しました。

午前中に見学した計算科学研究機構では、スーパーコンピューター「京」で行われている研究、シミュレーションの実例。さらに計算処理能力を向上させる「ポスト京コンピュータ」の開発で期待される複合的なシミュレーション、例えば災害時の被害・人の動き・経済、創薬に関する体内での分子の動きや物質の結合、車などの物づくり分野での実験や設計、宇宙開発にかかわる技術など、について説明を聞きました。そして稼働している「京」とシミュレーションされている内容をモニターで見せていただきました。

午後からは、ライフサイエンス技術基盤研究センター(CLST)でサイエンスコミュニケーターの髙橋さんから、放射線を用いた癌などの病気の発見や診断技術、その病気のメカニズムなどについてお話しいただきました。その中でPET(Positron Emission Tomography 陽電子放射断層撮影)では、見えないものを見えるようにすることで病気や体内での物質の吸収、蓄積などを追跡し、先制医療に役立てられていることを聞きました。また、事前の課題レポートにも言及して下さり、その中の質問にもお答え下さいました。

今回の研究所訪問は、研究内容の説明を中心とした校外学習となりましたが、最先端の研究について触れるよい機会となりました。

【1年8組】 特色校外学習 奈良/池田

数理探究類型の1年8組では3月15日に校外学習を行い、国立奈良先端科学技術大学院大学と国立産業技術総合研究所 関西センターを見学させていただきました。

■国立奈良先端科学技術大学院大学

http://www.naist.jp/

■国立産業技術総合研究所 関西センター

http://www.aist.go.jp/kansai/

最新の研究を話して聞かせていただいたり、設備を見学させていただいたりして、生徒は大喜びでした。

科学に興味を持ち、将来の進路につなげてほしいと思います。

 

 

 

2年数理探究類型 サイエンスダイアログ

2月8日(水) 4限 化学第2実験室

「Chronic Arsenic Exposure Impairs Pancreatic β-cell Function」

講師:Christopher M. CARMEAN博士(神戸大学大学院医学研究科)

 

2月8日(水)4限、日本学術振興会のサイエンスダイアログプログラムを実施しました。

今回は、アメリカから来られて神戸大学大学院医学研究科で研究をされているChristopher M. CARMEAN博士に「Chronic Arsenic Exposure Impairs Pancreatic β-cell Function」と題して講義をしていただきました。

CARMEAN博士ご自身が研究テーマとされている糖尿病に関する研究、また関連する生化学に関する授業で、血糖値の調節を行っている膵臓からのホルモン分泌について、ヒ素が膵臓のβ細胞に影響を及ぼし、糖尿病の一つの要因になっているという内容でした。世界中の衛生環境が十分ではない地域では、わずかなヒ素が飲料水に含まれていることがあり、これが糖尿病など生体機能へ影響を及ぼしていることがあり、それがどのようなメカニズムで起こるのか、どのような実験で検証しているのかなどについてお話し下さいました。授業はすべて英語でしたが、スライドを用いながらゆっくりとわかりやすい英語でお話しくださいましたので、生徒達も通訳なしでもかなり理解できたようでした。ご自身の研究の経歴や現在の研究室の様子、さらには将来研究者を目指す上で大切なことなどについてもお話しくだいました。

 

特色特別授業 京都大学iPS細胞研究所から

1月24日(火)の5限目に、特色クラスの特別授業として、京都大学のiPS研究所の研究員の方を招いてお話をしていただきました。
本校では、昨年度もiPS細胞についての授業をしていただきました。
今年も、iPS細胞のしくみや原理から、最新の研究に至るまで詳しくお話していただきました。
以前から報道を通して興味を持っていた生徒も多く、熱心に話を聞いていました。

DSCF1455

DSCF1456

DSCF1457

DSCF1458

DSCF1459

DSCF1460

DSCF1445

DSCF1446

DSCF1447

DSCF1448

DSCF1449

DSCF1450

DSCF1451

DSCF1452