探究科学Ⅱ 中間発表会

9月12日(火)6時間目に、総合理数コース2年生において探究科学の中間発表会を行いました。

「探究科学Ⅱ」の授業は、総合理数コースの生徒のみが履修する特色ある授業であり、生徒自身で自然科学や科学技術に関する課題を見つけ、実験を通して探究していく授業です。

今回の中間発表会では、これまで行ってきた研究の成果について発表しました。

今回の発表で得たアドバイスや反省を今後の研究に生かし、さらに研究内容を深めていきましょう。

総合理数コース夏季校外研修 in つくば

8月24日(木)~25日(金)の2日間の日程で、総合理数コース2年生の夏季校外研修を実施しました。

今年の研修参加者は23名で、つくば市の研究施設や大学を訪問しました。

1日目は筑波大学を訪問し、計算科学研究センターや図書館等を案内していただきました。

スーパーコンピューターの発展や性能について講義していただき、スパコンが現代の社会において様々な分野で必要不可欠なものであると実感することができました。実際にスパコン「Cygnus」を見学しました。

筑波大学では5つの図書館を有しており、そのうちの中央図書館を案内していただきました。高校では見ないような専門的な図書や大きなサイズの図書がたくさんあり、大学の研究機関として専門性の高さを感じることができました。

2日目はまず物質・材料研究機構を訪問しました。様々な分野で活用されている材料についての講義をしていただき、その後班別で金属あてクイズにチャレンジしました。ヒントと学校の授業で学んだ内容をもとに、各班話し合いながら考えることができました。

また、ラボツアーとしてクリープ試験室や構造材料・電子顕微鏡などを見学しました。300台以上のクリープ試験台を有するクリープ試験室では、各研究機関から依頼された材料を温度・張力等を徹底管理のもと試験が進められている様子を見学することができました。

2日目の後半は、JAXA筑波宇宙センターを訪問しました。展示館「スペースドーム」の見学の他、見学ツアーに参加し、宇宙飛行士養成エリアと「きぼう」運用管制室の見学を行いました。

2日間で、最先端の科学技術を知り、科学について深く考えることができました。

今回の研修を実施するにあたり、多くの方にご協力いただきました。ありがとうございました。

総合理数コース7月校外研修

7月27日(木)、総合理数コース7月校外研修としてコース1年生全員とコース2年生の希望者で大阪大学豊中キャンパスを訪問しました。

まずは大阪大学数理・データ科学教育研究センターの高野渉特任教授渉より特別講義をしていただきました。

高野先生は、「動き」と「言葉」を結びつける計算論を開発し、ヒューマノイドロボット(人工知能)研究に取り組んでおられます。

「人の言葉をロボットが理解し、動作に変換する、あるいは、人の動きをロボットが観察して記憶し、言語化する」といった一見難しいような内容ですが、高校生にも理解しやすいようにわかりやすく説明をしていただき、1年生がほとんどの生徒もとても興味深く講義に聞き入りました。

芸術点で競われるスポーツなどでも高野先生の運動の言語化の研究技術は活用されています。今回は実際にダンスを踊り、それを人工知能により採点されるアプリを使用してその技術を体験しました。

講義の後は、学生セッションとして本校卒業生の大阪大学生(本校50回生)および大阪大学院生(本校47回生)から講話がありました。

緑高での活動、進路選択、大学での学び、院生とは…など、さまざまなお話しをしていただきました。

その後、高校生からの質問にもたくさん回答していただきました。

最後にキャンパス散策として広い構内を案内していただきました。

今回の研修は、髙野先生はじめ、大阪大学高大連携部の先生方、OB、OGのお二人などたくさんの方が、緑高生のために快くご協力していただいたことで実施することができました。本当にありがとうございました。

サイエンス・ダイアログ(3年生対象)

7月10日(月)3年生総合理数コース生徒対象に、サイエンス・ダイアログとして、フランス出身で現在、神戸大学理学部・大学院理学研究科に所属されている Dr.Thomas RAUJOUAN から数学(幾何学)についての講義が英語で行われました。具体的な図形をもとに講義が行われたので、数学(幾何学)に対して興味関心を覚えました。

シャボン玉をつくり具体的に見せてくれました。

講義後も、講師との対話で楽しみました。

最後に感謝の意を述べました。

プログラミング講座

7月7日(金)三菱電機株式会社 人材開発センター 情報ソフトウェア教室長 北村 操代 様を講師として上記の講座を展開していただきました。プログラミングは「命令」と「順序」が大切であるということを、プログラム体験ゲーム「アルゴロジック2」をとおして実感しました。プログラムに対して興味関心を深めた1時間となりました。

サイエンス・ダイアログプログラム(1年)

3月2日(木)1年総合理数コース生徒対象に、サイエンス・ダイアログが実施されました。今回はスウェーデン出身の Dr.Mahmudul HANSANによる 「The fascinating world of protein」という講義でした。すべて英語での授業でしたが、身振り手振りだけでなく、人を模型に使った分子構造など、工夫された授業でした。楽しい1時間を過ごすことがでいました。

「高校生SDGs探究発表会」に参加してきました

2月5日(日)に兵庫高校で開催された、「高校生SDGs探究発表会」に理数コース2年生の4名が参加をしました。

この発表会は、持続可能な担い手になるため、SDGsを手がかりに、地球市民としての在り方や生き方を考えるきっかけとすることを目的の1つとして実施されました。

午前は基調講演とパネルディスカッションが行われました。

午後はポスター発表会が行われました。

14校の県立高校から52班が発表に参加をしました。

どの学校の発表も、主体的かつ積極的に探究に取り組まれている興味深い内容ものばかりで、調査、アンケート、インタビュー、実験などを基に学術的な研究がされていました。

今回参加した生徒の感想を一部紹介します。

・SDGsに対して懐疑的だったのですが講義を聞いてからはむしろ肯定的になれました.

・様々な分野の研究を知り、参加前よりも視野が広くなった気がする。質疑応答のような発表者と聴衆が対話できる時間が多くとられており、様々な視点から意見を頂けるという意味でも、この発表会は非常に有意義であった。

理数探究Ⅱ 研究発表会

2月7日(火)5,6限 2年総合理数コースの生徒が1年間の探究活動を発表しました。

数学・物理・化学・生物の4つの分野で7グループに分かれて探究活動を行いました。

発表後は、多くの生徒からの質問がありました。

発表テーマは次のとおりです。

1 数学分野「ジッパードチューブで作る緑台高校」

2 物理分野「ペルチェ素子とその発電効率」

3 物理分野「グラスハーブの音が変わる条件」

4 化学分野「炭素電極電池」

5 化学分野「未来の接着剤~これからの地球を救うために~」

6 生物分野「葉の遮光について」

7 生物分野「植物の色素を使った日焼け止め」

なお、当日、大阪公立大学教授、県立人と自然の博物館研究員から指導助言をいただきました。

理数探究Ⅱ 中間発表会

 総合理数コース2年の授業「理数探究Ⅱ」は、各自が課題を設定し、実験を通して解決していく探究型の授業です。1年間をかけて探究活動を行いますが、本日は中間発表会ということで、主に1学期間に行ってきた活動について班ごとに発表しました。今回の発表を機に新たな課題を発見し、さらに探究を深めていってほしいと思います。

総合理数コース宿泊研修を実施しました

8/22(月)~23(火)に総合理数コースの宿泊研修を3年ぶり実施しました。今年度は茨城県つくば市の研究都市へ行き「理化学研究所」「物質・材料研究機構」「食と農の科学館」「高エネルギー加速器研究機構」「JAXAつくば宇宙センター」の5つの施設で見学、研修を行なってきました。

普段見ることのできない研究設備や製品を間近にし、また研究員の方のお話を聞くことができました。宇宙センターでは、本物の宇宙船の予備機だったものや、実際に宇宙から帰ってきた宇宙船などを見学することができました。

今回の研修をこれからの自分の学びの姿勢や進路選択など、生徒一人ひとりにとって有意義なものになったのではないかと思います。

新幹線で東京駅に到着、ここから秋葉原へ行きつくばエクスプレスでつくばまで移動します。
理化学研究所バイオリソース研究センター
理化学研究所バイオリソース研究センター
物質・材料研究機構
食と農の科学館
食と農の科学館
KEK 高エネルギー加速器研究機構
KEK 高エネルギー加速器研究機構
JAXAつくば宇宙センター
JAXAつくば宇宙センター