【1年8組】神戸大学訪問
7月25日(火) 1年生総合理数コースの生徒は、神戸大学 機械工学専攻・機械工学科 設計生産講座教授 神野伊策先生を訪ねました。
神野先生は、緑台高校の14期卒業生でいらっしゃいます。
初めに、神野先生の自己紹介、神戸大学での学生生活などについて紹介をしていただきました。そして、神野先生の研究内容についての講義を受けました。
先生の研究テーマの一つは「圧電薄膜とその応用デバイス」で、研究内容についての講義は、初めて聞く言葉や、大変難しい内容に戸惑うところもありましたが、初めて聞く話や初めて知る世界に興味をもって聞き入る姿が見られました。
また、高校生活について「受験勉強は大変ですが、今しかできないこととして頑張ってほしいと思います。詰め込みで得た知識も将来非常に役立つものです。なぜ今勉強をしないといけないのか、なぜみんな勉強をするのかという根本的な問題に対して自分なりの答えをもって勉強に取り組んで下さい。大学に入る事自体が目的ではなくそこがスタートです。その先に何をしたいかしっかり自分なりの考えがあればつらい受験勉強も頑張ることができるはずです。」というお話にうなずく姿が見られました。
「大学生活ではもちろん勉強も大切だが、いいクラブに入って下さい。クラブで得たネットワークは信頼も厚く一生の関係です。研究などを進める際に遠回りのように見えるかもしれないけれど、実験の依頼など信用して任せることができ実際には近道であったりします。」と、学問だけでなく人間関係の幅を広げることの大切さなどについてもお話しいただきました。
講義のあと、院生の方に研究室を案内していただき、日頃の研究で使われている機械や施設、学部図書館などを見学させていただきました。繊細な作業を行うもの、大きな規模の設備など興味深いものを見せていただき「これはどう使うのですか」「どんな時に使うのですか」など質問もたくさん飛び交っていました。
実際に研究施設などを見せていただく貴重な体験をさせていただき、生徒たちも次のステップに向けて気持ちを引き締めることが出来ました。