総合理数コース7月校外研修

7月27日(木)、総合理数コース7月校外研修としてコース1年生全員とコース2年生の希望者で大阪大学豊中キャンパスを訪問しました。

まずは大阪大学数理・データ科学教育研究センターの高野渉特任教授渉より特別講義をしていただきました。

高野先生は、「動き」と「言葉」を結びつける計算論を開発し、ヒューマノイドロボット(人工知能)研究に取り組んでおられます。

「人の言葉をロボットが理解し、動作に変換する、あるいは、人の動きをロボットが観察して記憶し、言語化する」といった一見難しいような内容ですが、高校生にも理解しやすいようにわかりやすく説明をしていただき、1年生がほとんどの生徒もとても興味深く講義に聞き入りました。

芸術点で競われるスポーツなどでも高野先生の運動の言語化の研究技術は活用されています。今回は実際にダンスを踊り、それを人工知能により採点されるアプリを使用してその技術を体験しました。

講義の後は、学生セッションとして本校卒業生の大阪大学生(本校50回生)および大阪大学院生(本校47回生)から講話がありました。

緑高での活動、進路選択、大学での学び、院生とは…など、さまざまなお話しをしていただきました。

その後、高校生からの質問にもたくさん回答していただきました。

最後にキャンパス散策として広い構内を案内していただきました。

今回の研修は、髙野先生はじめ、大阪大学高大連携部の先生方、OB、OGのお二人などたくさんの方が、緑高生のために快くご協力していただいたことで実施することができました。本当にありがとうございました。

2年総探講演会

7月26日(水)、佛教大学教育学部の原清治教授をお招きし、「21世紀型の「力」と進路選択ー探究によって何が培われるのか?ー」という演題で、2年生の総合的な探究の授業において講演会を実施しました。

ユーモアを交えながら、終始熱い口調で生徒に語りかけて「探究」がなぜ必要とされているか、「21世紀型の力」とは何かについてご講演いただきました。

講演の中で、「自らの夢を人に語ることで、ポジティブな予言の自己成就を生み出し、人は夢の実現に向けて努力することができる」ということを伝えていただきました。

実際に、3名の生徒が勇気を出して、2年生全員の前で堂々と夢を語りました。

原先生には大変ご多忙の中、緑高生のために貴重なご講演をいただきました、ありがとうございました。

以下一部抜粋した生徒感想です。

・今までの自分の考え方とは違った視点で物事を捉えるきっかけとなる非常にいい機会になったと思います。話が面白くこれまで行ってきた講演会の中で1番楽しく聞くことができました。今の自分にはどんな力が必要なのか、これからどうやってその力を培っていくかを考えさせられました。私は部活動で部長となり人をまとめる立場になり不安なことが多いのですが、今回の講演を聞いて、自分自身を成長させる良い機会だと思って頑張っていきたいなと思います。

・私は今回の講演会を通して、今行なっている総合の授業の時間がとても大切なものであったことを改めて実感させられました。正直、今まで総合探究の授業は将来の何のためにあるのだろうと思ってしまっていることがありました。しかし、今日3つの力を養うために行なっていること、また、社会に出るための練習もかねていることを知り、これからの授業をもっと有意義なものにする必要があると感じました。有意義なものにするために、私は今日原先生が何度もおっしゃっていた大切な3つの力や今ある周りの友達との関係を大切にしていきたいと思いました。

・将来の夢をみんなに言うと言うことで夢を叶えることができることがわかったので、人に夢を聞かれたらはぐらかさずに語ろうと思います。人の夢が変わることは当たり前だから、それを恐れずに自分の今の夢を、真っ直ぐに恥ずかしく思わずにつたえたいです。堂々と夢を語れる自分になれるように自分の夢についてもっと深く考えたいと思いました。

・探究活動の意味や今の社会で必要にされている力について知れて高校は自分の力を磨かなければいけないことを再認識できてこれからの自分はどう生きるかを考えようと思った。

ペットボトルキャップリサイクル

7月14日(金)私たち生徒会は1年かけて集めたペットボトルキャップをリサイクル業者に持参しました。重量は12Kgありました。皆様のご協力のおかげです。ありがとうございました。

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薬物乱用防止講演会

7月14日(金)1年生を対象に薬物乱用防止講演会が開催されました。薬物とは何か。禁止薬物を使用するとどうなるかなどを丁寧に説明していただきました。1つ知識が増えたように感じました。

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サイエンス・ダイアログ(3年生対象)

7月10日(月)3年生総合理数コース生徒対象に、サイエンス・ダイアログとして、フランス出身で現在、神戸大学理学部・大学院理学研究科に所属されている Dr.Thomas RAUJOUAN から数学(幾何学)についての講義が英語で行われました。具体的な図形をもとに講義が行われたので、数学(幾何学)に対して興味関心を覚えました。

シャボン玉をつくり具体的に見せてくれました。

講義後も、講師との対話で楽しみました。

最後に感謝の意を述べました。

プログラミング講座

7月7日(金)三菱電機株式会社 人材開発センター 情報ソフトウェア教室長 北村 操代 様を講師として上記の講座を展開していただきました。プログラミングは「命令」と「順序」が大切であるということを、プログラム体験ゲーム「アルゴロジック2」をとおして実感しました。プログラムに対して興味関心を深めた1時間となりました。