献血・骨髄バンクセミナー

高校3年生を対象に献血・骨髄バンクセミナーが開かれました。講師として、兵庫県赤十字血液センターとたつの市健康福祉事務所の職員が来てくださいました。

献血クイズ、献血後の血液の利用方法、献血・骨髄バンクのドナー登録の流れの説明があり、不安や疑問を解消することができました。また、病気を治療して元気になられてた方の動画「ありがとうの手紙」を見ることで、献血やドナー登録の必要性を感じました。

全国で輸血をされている人は1日に約3,000人います。「血液は人工的に作れない」、「献血された血液は長期保存ができない」と言われています。高校生の健康な血液を必要としている人々はたくさんいます。「あなたには人の命を助ける力がある…」これを機会に、献血や骨髄バンクの登録をして欲しいと思います。

 

芸術鑑賞会

12月20日(水)情操教育の一環として、赤とんぼ文化ホールで芸術鑑賞会を行いました。今年度は、一般社団法人 劇団自由人会の演劇『夢をかなえるゾウ~青春ロボット編~』を鑑賞しました。

ユーモアを交えながら、夢を追い求める大切さが演劇を通してわかりやすく表現されていて、生徒にとってとても有意義な芸術鑑賞会になりました。

 

看護科集会

12月18日(月)に、令和5年度 第3回看護科集会を行いました。

2学期の出来事について学年ごとに代表者から発表がありました。授業や実習の学びだけでなく、2学期は体育大会・龍北祭と大きな行事があり、その中で得られたものやこれからの課題なども含めた発表で、それぞれの学年ならではの内容でした。また、専攻科の先輩から専攻科での生活を具体的に聞くことができ、今必要なことや今取組んでおくべきことについても知ることができ有意義な時間となりました。

さらに、今回の科集会ではスペシャルゲストとしてサンタクロースとトナカイが参加し、その後の学年間交流を盛り上げるイベントが行われました。勉強や実技の内容が難しくなり悩みも増える時期ですが、この時間はたくさんの笑顔があふれており、同じように悩む仲間と話すことで不安な気持ちも少し和らいでいるように見えた素敵な時間でした。

高大連携授業 総合デザイン科1年生

12月18日(月)、総合デザイン科1年生を対象に、神戸芸術工科大学で専門学科の先生方によるワークショップ実習講座が開講されました。

初めに、神戸芸術工科大学の説明を受け、施設見学を行いました。専門学科ごとにある施設を見学し、見たことのない機械や道具、大学生の作品に圧倒されていた様子でした。

学生食堂にて昼食をとった後、3つのグループに分かれてワークショップを行いました。

ツリーハウスをつくる班では、小枝と模型材料を用いて木々を利用した家のイメージを模型製作しました。在学中の生徒さんも参加して、教えてくださいました。リメイクTシャツの班では、ナットや針金などの身近にあるものや、自分で描いた絵を切り抜いたものをマスキングのシートにして、スプレー缶を使用して着色しました。自分の作品が完成すると、嬉しそうな表情を浮かべていました。iPadでキャラクターイラストを描く班では、iPadとアップルペンシルで人間キャラクターのイラストを描きました。人の手の描き方から教わり、それを活かし、人の手が必ず入るように。といった課題のもと自分で考えた魅力的なキャラクターを描きました。専門の先生から教わり、限られた時間の中で真剣に取り組んでいました。また、自分の進路を考える機会にもなりました。

アクションプラン

残された高校生活もあとわずかとなり、登校する日数が指を折って数えられるようになってきました。

3学年全員で行う行事として、創立直後から続いてきた「アクションプラン」を実施しました。

14期生学年団では1年前から企画を練り、強く心に響き、永く心に残るようなものを鑑賞させたいという思いから、劇団四季による演目、『バケモノの子』鑑賞を決めました。

当日は体調不良でわずかに欠席者はありましたが、概ね元気にクラスごとにバスに乗り込み、車内で談話を楽しみました。昼には大阪市内の三つ星ホテルで、プロの接客のもとプロの料理人による料理に舌鼓を打ちました。

大阪四季劇場では国内トップレベルの演劇を大きな感動とともに鑑賞しました。あっという間の3時間だったように思います。夢のようなすばらしい時間を体験することができました。

【生徒感想】

学年全体での最後の行事で、クラス全員との思い出が作れて良かった。ホテルでの昼食では、円になり何気ない会話をしながらの食事がとても楽しかった。食事の後の片付けも丁寧にでき、自分たちに誇りを持ちました。劇団四季の舞台鑑賞では、舞台に立つ人たちの自信に満ちた姿が格好よかった。『バケモノの子』の世界に入り込んだような不思議な感覚になりました。素晴らしい1日だった。

1年生 学年行事(学年レクリエーション)

12月14日(木)に、科の枠組みを超えて親睦を深めるため、学年レクリエーションを実施しました。1~6組の混合でチームを編成し、計19チームによる対抗戦を行いました。

レクリエーション内容は、

①アイスブレイク(一切喋らずにジェスチャーのみで誕生日順、身長順、昨夜の就寝時間で一列に並ぶ)

②風船リレー

③フープリレー

④ボール運びリレー

⑤〇✕ゲーム

の5つです。

科の枠組みを超えてのチーム編成に最初は照れていた生徒もいましたが、ゲームが進むにつれて徐々にわだかまりも無くなっていき、笑顔で楽しんでいるように見受けられました。〇✕ゲームではひと際盛り上がり、生徒同士の親睦が深まったように感じられます。

龍北祭

11月21日(火)・22日(水)に、第16回龍北祭を開催しました。今年は保護者の方々にも入場していただき、昨年以上の賑わいでした。

今年のスローガンは、『昇龍~皆で更なる高みへ~』でした。

1日目は、ダンス部によるオープニングステージ、1年生の合唱コンクール、部活動のステージ発表を行いました。

今年は4年ぶりに、合唱コンクールを行うことができました。各クラス、課題曲の校歌と自由曲を合唱しました。

結果は、1位が6組、2位が5組、3位が3組でした。

午後は箏曲部、コーラス部、ダンス部、放送部のステージ発表を行いました。

2日目の午前は、2年生のステージ発表を行い、歌やダンス、演劇、映像作品の上映、ピクトグラムを披露しました。

午後からは、3年生・食物部・茶道部による模擬店と、書道部による書道パフォーマンス、体育館では軽音楽同好会のライブ、吹奏楽部の演奏が行われました。3年生の模擬店では、食品バザーと催し物を出店しました。

2日間を通して、各学科・部活による展示・体験も行いました。

ステージ発表、展示、模擬店・催し物も、各クラス各部活が思考を凝らし、非常に楽しいものばかりでした。

また、ステージ発表では生徒会・実行委員が協力し、照明・音響など様々な仕事をこなしてくれました。生徒全員がルールをしっかりと守ることもでき、思い出に残る2日間となりました。

総合デザイン科ファッションショー『MOViE』

11月18日(土)と19日(日)の2日間、赤とんぼ文化ホールにて、総合デザイン科によるレザーファッションショー『MOViE』を行いました。

今回のテーマは映画で、タイトルは「MOViE(読み方;ムーヴ)」です。タイトルの読みである「ムーヴ」は「movie」の語源です。「ムーヴ」は見ている人の心を動かすという意味があります。そして、幅広い世代に愛される「映画」。映画を見ると感情が揺れ動きます。そのように人の心を動かすショーを作りたいと考え取り組みました。

モデル・衣装制作・装飾・ヘアメイク・音響・映像・大道具・PRの係に分かれ、リーダーを中心に本番まで精一杯頑張ってきました。日ごろの練習が実を結び成功を収めることができ、達成感と感謝の気持ちで一杯です。

ファッションショーは今年で22年目を迎えることができました。これから先も、たつのの地場産業である皮革の魅力を“デザイン”を通して表現していきます。皆様のご理解、ご協力、そしてあたたかいご声援をよろしくお願いいたします。

ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!

 

 

生コン工場施設見学

11月17日(金)、環境建設工学科の2年生が、生コンクリートプラントである株式会社ヒメコンを訪ねました。社長をはじめ、数十名の従業員の方々が歓迎してくださり、一日をかけて、丁寧にコンクリートやプラントについて教えてくださいました。

まず、3つのグループに分かれ、建設重機体験、コンクリートに関する座学、生コンクリートのスランプ試験を、それぞれ順に体験しました。

建設重機体験では、大型のショベルカーやダンプカーの操縦体験、そしてコンクリートミキサー車の内部まで見せていただきました。

コンクリートに関する座学では、コンクリートの歴史やコンクリートの製造方法について学習しました。

生コンクリートのスランプ試験では、ひとりずつ全員が体験させていただき、コンクリートの材料の配合と柔らかさの関係や空隙について教わりました。

さらに、希望した生徒には、事務所の内部を案内してくださり、プラント内のミキサーの操作方法について教わりました。パソコンで遠隔操作されており、大きなモニターにはプラント内部が映し出され、安全を確認しながら、コンクリートの硬さについても映像で確認しながら調整しているとのことです。

どの生徒の質問にも丁寧に回答くださり、またどの体験においても、丁寧に教えてくださったので、すべての生徒が、「とてもよい体験をした」、「楽しかった」と目を輝かせていました。

将来について具体的な考えを持つ生徒も居れば、まだ具体的でない生徒もいますが、来年に迫る就職活動や進学活動の一助となれば幸いです。

第2回オープンハイスクール

10月28日(土)に、第2回オープンハイスクールを行いました。

初めにアセンブリホールにて生徒会、広報委員、もてなし隊が中心となり全体会を行いました。

その後、各科に分かれて体験や見学を行いました。

<電気情報システム科>

電気実習体験は「電気工事」、情報実習体験は「プログラミング」、商業授業体験は「電卓や情報処理」を体験してもらいました。

また、3年生の授業で行っている課題研究の作品を見てもらったり、学科説明を行った後、学科棟を見学してもらいました。

 

<環境建設工学科>

建築類型、都市計画類型の特徴が体験できる実習を行いました。

建築類型では参加した中学生が設計士になり、住宅の間取りを設計する「プランニング体験」を行いました。

都市計画類型では三角形の内角を測定する測量実習を行いました。

 

<総合デザイン科>

科の説明、ファッションショーの練習を見学してもらいました。

また、龍野地区の町家や公共施設等を利用していただいた方と行う作品展の

町ぢゅう美術館等の取り組みについても紹介しました。

 

<総合福祉科>

学科紹介や学科の様々な取り組みについて紹介した後、簡単なゲームを行って

緊張をほぐしてから実技体験に入りました。体験では、スライディングボードや

スライディングシートを活用して、ベッド上で寝ている人を起こして車いすに移乗

する負担のない支援方法を紹介しました。

 

<看護科>

高校生が中学生の血圧測定を行った後、血圧測定の手順を説明し、実際に聴診器で

血圧測定時の血管の音(コロトコフ音)を聞いてもらいました。

救急法では、モデル人形を活用し、AEDを使用した救命法のデモンストレーションを見てもらい、胸骨圧迫を体験してもらいました。

高齢者体験の装具をつけて、歩行や雑誌を読んだりし、高齢者体験をしてもらいました。

 

このオープンハイスクールでの体験を通して、中学生の皆さんの進路実現にいかしてもらえればと思います。