12月20日(水)情操教育の一環として、赤とんぼ文化ホールで芸術鑑賞会を行いました。今年度は、一般社団法人 劇団自由人会の演劇『夢をかなえるゾウ~青春ロボット編~』を鑑賞しました。
ユーモアを交えながら、夢を追い求める大切さが演劇を通してわかりやすく表現されていて、生徒にとってとても有意義な芸術鑑賞会になりました。
残された高校生活もあとわずかとなり、登校する日数が指を折って数えられるようになってきました。
3学年全員で行う行事として、創立直後から続いてきた「アクションプラン」を実施しました。
14期生学年団では1年前から企画を練り、強く心に響き、永く心に残るようなものを鑑賞させたいという思いから、劇団四季による演目、『バケモノの子』鑑賞を決めました。
当日は体調不良でわずかに欠席者はありましたが、概ね元気にクラスごとにバスに乗り込み、車内で談話を楽しみました。昼には大阪市内の三つ星ホテルで、プロの接客のもとプロの料理人による料理に舌鼓を打ちました。
大阪四季劇場では国内トップレベルの演劇を大きな感動とともに鑑賞しました。あっという間の3時間だったように思います。夢のようなすばらしい時間を体験することができました。
【生徒感想】
学年全体での最後の行事で、クラス全員との思い出が作れて良かった。ホテルでの昼食では、円になり何気ない会話をしながらの食事がとても楽しかった。食事の後の片付けも丁寧にでき、自分たちに誇りを持ちました。劇団四季の舞台鑑賞では、舞台に立つ人たちの自信に満ちた姿が格好よかった。『バケモノの子』の世界に入り込んだような不思議な感覚になりました。素晴らしい1日だった。
12月14日(木)に、科の枠組みを超えて親睦を深めるため、学年レクリエーションを実施しました。1~6組の混合でチームを編成し、計19チームによる対抗戦を行いました。
レクリエーション内容は、
①アイスブレイク(一切喋らずにジェスチャーのみで誕生日順、身長順、昨夜の就寝時間で一列に並ぶ)
②風船リレー
③フープリレー
④ボール運びリレー
⑤〇✕ゲーム
の5つです。
科の枠組みを超えてのチーム編成に最初は照れていた生徒もいましたが、ゲームが進むにつれて徐々にわだかまりも無くなっていき、笑顔で楽しんでいるように見受けられました。〇✕ゲームではひと際盛り上がり、生徒同士の親睦が深まったように感じられます。
11月21日(火)・22日(水)に、第16回龍北祭を開催しました。今年は保護者の方々にも入場していただき、昨年以上の賑わいでした。
今年のスローガンは、『昇龍~皆で更なる高みへ~』でした。
1日目は、ダンス部によるオープニングステージ、1年生の合唱コンクール、部活動のステージ発表を行いました。
今年は4年ぶりに、合唱コンクールを行うことができました。各クラス、課題曲の校歌と自由曲を合唱しました。
結果は、1位が6組、2位が5組、3位が3組でした。
午後は箏曲部、コーラス部、ダンス部、放送部のステージ発表を行いました。
2日目の午前は、2年生のステージ発表を行い、歌やダンス、演劇、映像作品の上映、ピクトグラムを披露しました。
午後からは、3年生・食物部・茶道部による模擬店と、書道部による書道パフォーマンス、体育館では軽音楽同好会のライブ、吹奏楽部の演奏が行われました。3年生の模擬店では、食品バザーと催し物を出店しました。
2日間を通して、各学科・部活による展示・体験も行いました。
ステージ発表、展示、模擬店・催し物も、各クラス各部活が思考を凝らし、非常に楽しいものばかりでした。
また、ステージ発表では生徒会・実行委員が協力し、照明・音響など様々な仕事をこなしてくれました。生徒全員がルールをしっかりと守ることもでき、思い出に残る2日間となりました。
11月18日(土)と19日(日)の2日間、赤とんぼ文化ホールにて、総合デザイン科によるレザーファッションショー『MOViE』を行いました。
今回のテーマは映画で、タイトルは「MOViE(読み方;ムーヴ)」です。タイトルの読みである「ムーヴ」は「movie」の語源です。「ムーヴ」は見ている人の心を動かすという意味があります。そして、幅広い世代に愛される「映画」。映画を見ると感情が揺れ動きます。そのように人の心を動かすショーを作りたいと考え取り組みました。
モデル・衣装制作・装飾・ヘアメイク・音響・映像・大道具・PRの係に分かれ、リーダーを中心に本番まで精一杯頑張ってきました。日ごろの練習が実を結び成功を収めることができ、達成感と感謝の気持ちで一杯です。
ファッションショーは今年で22年目を迎えることができました。これから先も、たつのの地場産業である皮革の魅力を“デザイン”を通して表現していきます。皆様のご理解、ご協力、そしてあたたかいご声援をよろしくお願いいたします。
ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!
10月28日(土)に、第2回オープンハイスクールを行いました。
初めにアセンブリホールにて生徒会、広報委員、もてなし隊が中心となり全体会を行いました。
その後、各科に分かれて体験や見学を行いました。
<電気情報システム科>
電気実習体験は「電気工事」、情報実習体験は「プログラミング」、商業授業体験は「電卓や情報処理」を体験してもらいました。
また、3年生の授業で行っている課題研究の作品を見てもらったり、学科説明を行った後、学科棟を見学してもらいました。
<環境建設工学科>
建築類型、都市計画類型の特徴が体験できる実習を行いました。
建築類型では参加した中学生が設計士になり、住宅の間取りを設計する「プランニング体験」を行いました。
都市計画類型では三角形の内角を測定する測量実習を行いました。
<総合デザイン科>
科の説明、ファッションショーの練習を見学してもらいました。
また、龍野地区の町家や公共施設等を利用していただいた方と行う作品展の
町ぢゅう美術館等の取り組みについても紹介しました。
<総合福祉科>
学科紹介や学科の様々な取り組みについて紹介した後、簡単なゲームを行って
緊張をほぐしてから実技体験に入りました。体験では、スライディングボードや
スライディングシートを活用して、ベッド上で寝ている人を起こして車いすに移乗
する負担のない支援方法を紹介しました。
<看護科>
高校生が中学生の血圧測定を行った後、血圧測定の手順を説明し、実際に聴診器で
血圧測定時の血管の音(コロトコフ音)を聞いてもらいました。
救急法では、モデル人形を活用し、AEDを使用した救命法のデモンストレーションを見てもらい、胸骨圧迫を体験してもらいました。
高齢者体験の装具をつけて、歩行や雑誌を読んだりし、高齢者体験をしてもらいました。
このオープンハイスクールでの体験を通して、中学生の皆さんの進路実現にいかしてもらえればと思います。
(株)さんぽうに依頼し、1学年の生徒に向けて進路ガイダンスを行った。キャリアコンサルタントの山田和史氏を講師に迎え、進路実現を果たすために高校生のあいだに何を成すべきかをお話していただいた。
〈講話の内容〉
高卒で就職した5割が、就職して3年以内に離職してしまう現状にある。正社員として雇ってもらい、生活できるだけの給料をもらえればよいというものではない。自分が満足した人生を送るためには、誰を笑顔にしたいのかを意識して就職活動を行う必要がある。就職した先で何を達成したいのかを明確にしておくことが大切である。
就職試験では、自己PRと志望動機とが必ず問われる。そこでは自分の過去をもとに自分の主張に説得力を持たさなければならない。学校のなかだけにとどまらず、外にでて自ら行動を起こし、さまざまな体験を経て面白味のある人間になることが大切である。
〈講話を受けた生徒の反応〉
講師の山田氏の軽快なトークに惹きこまれ、皆熱心に話を聞いていた。NHKという安定した職を自ら辞め、自分の夢を追いかけたという件に、生徒は特に関心を寄せていた。また、高校3年生になってから行動を起こすのでは遅く、今のうちからさまざまなことに挑戦することが大切であることを学んだ。
〈ガイダンス資料 一部抜粋〉
9月1日(金)、厳粛な雰囲気のなか、激励会が行われました。就職、進学の代表者がこれからの受験に向けてそれぞれ決意の言葉を述べ、校長先生と看護科代表者から激励の言葉をいただきました。
【就職者代表 1組 山本さん】
今まで多くの先生方にお世話になり頑張ってきました。面接練習を重ねるごとに自信を持って対応できるようになりました。本番では自分の思いを存分に伝えたいと思います。ご指導いただいた先生方への感謝の気持ちを忘れず一生懸命頑張ります。
【進学者代表 3組 中山さん】
私たちは進学を見据えて自分にできることを精一杯やってきました。時には不安が募ることもありましたが乗り越えることができました。支えてくださったすべての人に感謝の気持ちを忘れず、全員が第一志望の学校に行けるようこれまでやってきたことに自信を持って最後まで努力します。
【激励の言葉 6組 左山さん】
皆さんは今、進路実現に向けて大変な時期だと思います。緊張したり不安に思ったりすることもあるかもしれませんが、皆さんならきっと自分の力を発揮できると思います。私たち看護科の生徒も皆さんと同じく初心を忘れず、年明けの実習や専攻科に向けて頑張っていきます。皆さんの努力が良い結果に繋がることを心から応援しています。合格に向けて頑張ってください。
【激励の言葉 松浦校長先生】
いよいよ進路実現に向けて行動しなければなりません。面接の際は緊張しますし、意外な質問もあるでしょう。その対策として、様々な先生に頼り、何度も何度もできる限り面接練習を繰り返してください。皆さんのためにいろいろなアドバイスをくれるはずです。不可能なことはありません。全員第一志望合格も一人ひとりが努力すれば可能になります。皆さんの良い報告を待っています。
【激励の言葉 学年主任 伊藤先生】
受験に向けて、以下の3つのことを伝えます。「自信を持つこと」「感謝の気持ちと思いやりの心を持つこと」「継続する力を持つこと」。 学年全員の進路が実現するまで頑張ってください。