「西高 校長室の窓から № 043 (2016.11.28)」
師走の足音が日に日に大きく聞こえてきます。
先日(11月25日)、甲南大学を会場にお借りして、第49回近畿中・高・大英語教育研究協議会が開催されました。私が運営委員長を務めていることもあり、本校に事務局が置かれ、本校が企画・運営までの全てを行いました。本務の授業のうえに、諸準備に献身してくれる英語科の先生方には、感謝してもしきれません。
この英語教育連絡協議会は、近畿地区、特に兵庫県の中・高・大における英語教育を改善するとともに、英語教育に携わる全ての先生方の資質向上に繋げるのが主な目的です。
今回は、中学が神戸市立神戸生田中学校、大学が甲南大学、そして高校では、本校が授業を公開しました。本校の2年7組(LAC)の生徒が、ステージ上で生き生きと授業を受けました。本校の若手の精鋭二人の日本人同士の共同授業は、これまでにない新たな試みと各方面から絶賛されました。今回、本校が重点的に取組んでいるアクティブ・ラーニングの視点からの授業改善の成果を公開することができ、県下の国際教育を先導するという本校に課せられた役割を果たすことができました。甲南大学の先生方も、実際に高校で行われている英語教育のレベルの高さに驚いておられました。
200名を超える参加者のなか、決して気負うことなく、普段どおりの明るく生き生きとした西高生の姿はとても印象的でした。
「西高 国際教養コース ここにあり!」を誇示することができた一日でした。
校長 八木 基雄