「1学年」カテゴリーアーカイブ

環境建設工学科:令和5年度建設サマーセミナー(西部地域)

一般社団法人兵庫県建設業協会が毎年開講している建設サマーセミナーに、環境建設工学科の1・2年生6名が参加しました。この建設サマーセミナーは2日間開講され、建設業協会から協力依頼を受けた前川建設株式会社の工事現場で見学や実習を行ったものです。1日目は欧州で開発された「CLT工法」を用いた住宅の見学、鉄筋コンクリート造のマンション基礎工事の見学を行いました。介護老人ホーム建設現場では、電動工具を使って壁を構成するボードの固定、壁紙を貼る体験などをしました。

2日目は加西市で建設中の鋼材センターを訪れ、鉄鋼造の骨組みや外壁工事を見学しました。この現場は床の一部がコンクリート仕上げとなっており、コンクリート打設前の床配筋工事を体験。生徒たちは現場監督さんや鉄筋工さんから、鉄筋を結束する「ハッカー」という道具の使い方を教えてもらい、慣れない手つきながらも一生懸命取り組みました。午後からは三木市にある兵庫耐震工学研究センターの施設を見学しました。20m×15mの世界最大級の能力を持つ振動台を目の当たりにし、構造物などの耐震安全性の向上や、強固な社会基盤形成のために各種構造物の耐震実験及び関連する基礎実験を行う必要性について深く学ぶことができました。

閉講式では一人ひとりが2日間の感想を発表し、終了証書が手渡されました。短い期間ではありましたが、生徒たちは大変有意義な体験ができたと感じました。

現場見学 環境建設工学科1年生

6月23日(金)、環境建設工学科1年生の現場見学を実施しました。

1年生は今後、「建築類型」と「都市計画類型」に別れて学習することとなります。その類型選択の判断材料の一つとして今回の現場見学が実施されました。午前中は「土木」の現場、午後からは「建築」の現場を見学するスケジュールでした。

土木の現場では、はじめに「太子道路」を見学しました。太子町は慢性的な交通渋滞が問題となっており、交通量が多いにも関わらず道路の幅が5.9mと非常に狭く、歩行者にとって危険な場所になっています。今回の工事は交通渋滞解消と歩行者の安全を守るために、新しく幅16mにもなる大きな道路を作っていました。次に見学した「糸井髙田橋」は、網干駅に隣接する通称「開かずの踏切」が存在する所です。通勤ラッシュ時の車の大渋滞を解消するために、踏切の替わりに線路の上に「陸橋」をかける工事をしていました。いずれも、完成すれば地域の方や道路を使う人が非常に便利になります。まさに土木工事は「世のため人のため」になる社会貢献度の高い仕事だと感じました。

そして今回はなんと、工事途中で発見された4000年前の遺跡(沖代遺跡)も見学させていただきました。なんでも工事途中で遺跡が発見されることも珍しくないのだとか。住戸跡や土器・土偶を見ていると、ふと4000年前の太古のロマンも感じることができました。

令和4年度 建設サマーセミナー(西部地域)

8月22日(月)から23日(火)の2日間、兵庫県建設業協会のインターンシップである「建設サマーセミナー」に参加しました。

昨年同様、新型コロナウイルス感染防止の観点から直前まで開催が危ぶまれましたが、実施期間の短縮と少人数による参加という条件で開催されました。

1日目は姫路市内で建設中のマンション新築工事現場で、現場を管理する監督さんの仕事を体験しました。

2日目は三木市にある「兵庫耐震工学研究センター」を見学しました。この施設には大きさ20m×15mの震動台があり、実物同様の構造物を載せて人工的に地震動を与え、壊れる過程を調査、研究するための施設です。

今年度は短期のサマーセミナーでしたが、とても内容の濃い充実した時間を過ごすことができました。

関係者の皆様、本当にありがとうございました

 

デートDV講演会

7月14日(木)に、1学年にむけてデートDV講演会が行われました。

NPO法人女性と子ども支援センター ウィメンズネットこうべから講師2名をお招きし、デートDVの意味や、男女間の暴力について教えていただきました。

デートDVの暴力には、身体に対するものだけでなく、言葉や精神的な暴力やSNSの問題もあることを教えていただきました。生徒の寸劇や、生徒に感想を聞く場面もありました。また、男女平等を表すジェンダー指数で日本が世界の中で下位にあり、改善が必要なことも学びました。

生徒の感想文にも、「男女とも、束縛することなく、互いに自由に意見を言い合える対等な関係が大切だと知り、将来異性と付き合う時に生かしたい」と書いてあり、この講演会が意味のあるものになりました。

 

現場見学会【環境建設工学科】

6月24日金曜日、環境建設工学科における実習のひとつである、建設現場見学会を実施しました。午前は太子道路や令和跨線橋、糸井高田橋(茶ノ木踏切)などの土木工事現場を見学し、午後は姫路市内で工事が行われている津田小学校給食室などの建築現場を見学しました。

1年生は2年次より建築類型、都市計画類型に分かれて学習しますが、自分はどちらの類型で学びたいか、その参考となる現場見学会になったのではないでしょうか。建築と土木の違いについて理解が深まった生徒が多く、『自分が何に興味があるのか』が明確になったようです。

 

 

対面式

4月11日(月)に、体育館で対面式が行われました。

1年生と、2,3年生が初めて顔を合わせました。

3年生の代表生徒は、1年生へ歓迎の挨拶をしました。
1年生も、しっかりと挨拶をしました。

1年生のみなさん、まだわからないことも多く、不安なこともたくさんあると思いますが、先輩や先生に何でも聞いてください!
2,3年生のみなさんは後輩から頼りにされるような先輩になりましょう!

入学式

4月8日(金)に、令和4年度入学式が行われました。
第15期生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
ご臨席いただきましたPTA会長 廣井 紀吉様をはじめとする、保護者の皆様ありがとうございました。
 

一人一人が担任の先生の呼名に大きな声で返事をしました。新入生を代表して、
1年4組 環境建設工学科 長畑 結香さんが宣誓を行いました。15期生の初々しい姿は、希望に満ち溢れていました。校長先生から「成人年齢が18歳に引き下げられるにあたって、何ができるようになり、何が変わったのかを自分で考え、言動に責任を持ってほしい。また、学校生活においても校訓である進取・練磨・貢献を胸に充実したものにしてほしい。」とお言葉をいただきました。


入学式での決意を忘れずに、悔いのない充実した3年間にしましょう。