「各科」カテゴリーアーカイブ

環境建設工学科3年 現場見学

3年4組は、6月13日(木)に現場見学に行ってきました。午前中は明石にある大型機械工場の改築工事、午後からは広畑のバイパス工事を見学しました。

午前の現場では配筋されているところにコンクリートを打設している途中部分を見ることが出来ました。また、普段の授業では限られた知識しか学ぶことは出来ませんが、現場の方に沢山質問でき新たな知識を得ることが出来ました。

午後からの現場では土木工事という事で普段は見ることの無い工事を見ることができ、とても興味が湧きました。普段の私たちの生活が便利で快適になるように仕事をされている建設業の方の魅力にさらに惹かれました。

今回の現場見学は進路選択の上でとても貴重な体験になりました。この見学を踏まえて、しっかりと進路について考えていきたいと思います。 (3年広報委員)

解剖生理学(循環器系)発表

高校2年生が解剖生理学の授業で学習した循環器系の理解を深めるために、4人1組のグループに分かれ、高校1年生に授業を行う形で発表しました。発表に向けて生徒たちは、循環器系を再度復習し、曖昧な知識は班員と確認することで正しい理解につなげ、どのように伝えればわかりやすいかを考え準備しました。

1年生の頃から人前で発表することに積極的に取り組んできたので、自分たちらしい温かい雰囲気で前に出て授業をすることができていました。また、タブレットを活用することにも慣れ、伝わりやすい文字や画像の工夫も行っていました。誰かに伝えることによって学びを深めることにつながり、1年生への良い刺激にもなっているので、これからもこのような取り組みを続けていきたいです。

  

先輩に聞く会

6月5日(水)に、計9社11名の卒業生を招いて『先輩に聞く会』を実施しました。

1、2時間目は全学年で企業ごとの講話を聞き、3時間目は2・3年生を対象に企業別ブースで企業説明・質疑応答を行いました。

生徒たちにとって、数年後の自分と比べられる生の声を聞くことができ、将来の職業観を考える素晴らしい時間を過ごすことができました。4年目になりますが、生徒たちに将来の進路や高校生活の過ごし方を考えてもらうことに役立っています。今後も継続していきたいです。

 

▼生徒の感想▼

卒業した先輩の話を聞く機会はなかなかないため、とても貴重な体験でした。話の中で、高校生の間に学校で取得できる資格を取得したり、何か熱中できることを見つけたりなどして進路に繋げていきたいです。また、社会に出て活かせられるようにもしたいです。 (1年生広報委員)

総合デザイン科 現場見学

実際の美術作品に触れ、デザイン・アートの視野を広げる為に、各学年に分かれて現場見学を実施しました。

1年生は、岡山県倉敷市の大原美術館を鑑賞した後、美観地区を散策しました。

2年生は、アートの島といわれる、香川県の直島を訪れました。芸術家が古民家をまるごと作品化した『家プロジェクト』作品を鑑賞した後、「自然・建築・アートの共生」がコンセプトの、ヴァレーギャラリーとベネッセハウスミュージアムで美術作品を鑑賞しました。

3年生は、徳島県の日本最大の陶板名画美術館である大塚国際美術館へ行き、作品を鑑賞しました。

▼生徒の感想▼

「大塚国際美術館」は、大塚グループが創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に設立した日本最大級の常設展示スペース(延床面積29,412㎡)を有する「陶板名画美術館」です。「ゲルニカ」や「モナリザ」、「最後の晩餐」など世界的に有名な絵画を一度に見ることの出来る貴重な体験をしました。天気も良く気持ちの良い現場見学をする事が出来ました。とても嬉しかったです。 (3年生広報委員)

今回の現場見学は、生徒のデザイン・アートへの関心と理解を深め、視野を広げた事により、これからの作品作りの参考になる機会になりました。

学校デイサービス「端午のつどい」

5月24日(金)、たつの市社会福祉協議会のご協力のもと、恒例となっている学校デイサービス「端午のつどい」が行われました。総合福祉科全学年103名と新宮町内在住の高齢者36名が新宮ふれあい会館に集いました。

オープニングでは、3年生による『東京ブギウギ』に合わせて参加者みんなでダンスと体操を行い華やかなスタートとなりました。その後、学年ごとのレクリエーションを披露しました。1年生は、ゲーム「言うこと一緒、やること逆」と歌「幸せなら手をたたこう」、2年生は、ゲーム「みんなでゲット!動物ボーリング」、3年生は、ゲーム「単語いくつ出せるかゲーム」とクラフト「コースター作成」を行いました。開催にあたって、全体の計画から実施までを統括する3年が昨年度末から準備を重ねてきました。参加者と生徒が楽しくコミュニケーションをとることができ、大盛況となりました。

地元建設企業「魅力出前講座」

昨年度、県内で初めて実施した「建設系企業魅力出前講座」を、今年度は「地元建設企業 魅力出前講座」と名称を新たにして開講しました。この講座は生徒たちに建設業の魅力や企業の取り組みについて理解を深めさせること、また業界で活躍しているOB・OGに現在勤めている企業・業界・自身の仕事内容などについて話を伺うことを目的としています。

今年度は3年生だけでなく2年生も参加し、参加企業も昨年より4社増えた12社に来校していただきました。この講座は資料や映像を使った対話型の形式とし、生徒たちは一企業20分間の説明を4社聞く流れとしています。沢山のOB、OGが来校し、元気な姿を見せてくれただけでなく、現在の仕事内容について熱く語ってくれました。

教員では説明できない建設業の深い領域を、企業の皆さんや先輩たちが丁寧に説明してくださり、参加した生徒たちから「すごく良い話を聞くことができました」「進路について改めて考えたいと思います」「建設業のイメージが変わりました」などの声を聞くことができ、とても良い講座になったのではないかと思います。

来年度は生徒だけでなく、保護者も参加できる出前講座を開講したいと考えています。本校のスローガンである「まちを支える人づくり~スペシャリストへの道」を掲げ、建設業界で活躍する生徒を育てていきたいと思います。

▼生徒の感想▼

今年度は3年生だけでなく2年生も参加し、12社に来校していただきました。企業さんに質問、講義を聞き将来のことについて真剣に考えました。2年生3年生とも将来の選択肢が広がることについて良い機会だったと思います。来年も私たちの進路実現に向けて実施していただけたら良いなと思います。 (2年生広報委員)

宣誓式

5月10日(金)、第16回宣誓式を行いました。

生徒たちは1年生の3学期から、自分たちらしい宣誓式を考え準備してきました。看護師になるための決意はもちろん、周りへの感謝の気持ちを伝えたいという思いが強かったため、灯火の儀や誓いの言葉だけでなく、家族への手紙や動画制作、花のプレゼントなど様々なプログラムを考え実施しました。一人一人の温かい気持ちがこもった、とても素敵な式になりました。

「私たちは、笑顔を絶やさずたくさんの人々に寄り添い、患者さんのよき理解者である看護師になるという初心を忘れず、日々成長していくことを誓います」

この誓いの言葉を胸に、これからも仲間と共に前進していきます。

[保護者の感想]

・入学して1年、成長を感じました。夢に近づいて頑張っている姿を見てこれからも応援していきたいと思いました。

・宣誓式とても感動的でした。これからの実習に向けての気持ちや緊張感がひしひしと伝わりました。初めての臨地実習、それぞれいろんな不安や心配事などたくさんあると思いますが、みんなで助け合って頑張ってほしいです。

看護科集会

令和5年度、第4回看護科集会を行いました。

1年を振り返り学年ごとに代表者から発表がありました。あっという間に過ぎていった1年でしたが、専門的な学習や実習を通して、確実に成長している生徒の姿を見ることができました。

また、解剖生理学クイズでグループごとに正解数を競うゲームを行うことで、先輩・後輩の緊張がほぐれ、その後のフリータイムではたくさんの笑顔と楽しく話す姿を見ることができました。

4月からは学年があがりさらに難しい内容の学習が始まりますが、同じ科で頑張る仲間との交流を通し、今やるべきことを考える素敵な時間となりました。

 

  

JR姫新線路線図贈呈式

3月7日(木)に、西日本旅客鉄道株式会社 網干総合車両所余部派出所構内ひめじ運転区にて、JR姫新線路線図贈呈式が行われ、デザイン科の生徒3名が代表で式に出席しました。

総合デザイン科では、旧JR西日本姫路鉄道部様より依頼を受け、姫路から上月までの姫新線路線図を2年生の授業で制作しています。龍野実業高校時代を含め今年で15回目となりました。

今年度は、17班に分かれ作品を制作しました。本来の目的である駅名を分かりやすくするだけでなく、初めて乗車される方や外国の方に姫新線沿線の特産品や文化に興味を持っていただけるような工夫とイラストを加えて制作しました。オリジナルのキャラクターを入れたり、ステンドグラスやマンホールをテーマにした作品など様々な雰囲気の作品を制作しました。

贈呈式の後、生徒は自分の作品を車両に掲示させていただきました。ダイヤ改正である3月16日より、随時新しい作品に入れ替わり一年間全員分の作品が掲示されます。

また、NHK,サンテレビ,姫路ケーブルテレビWINK,朝日新聞,神戸新聞より取材を受け、NHKでは『Live Love ひょうご』と『兵庫ニュース845』、サンテレビでは『NEWS×情報キャッチ+』にて放送されました。

アイデア出し、作品制作、プレゼンテーション、手直しなど多くの過程を経て、約半年間かけて作品を作り上げます。この授業では、姫新線利用者の増加に貢献することを目的に取り組んでいます。また、多くの方々の目に触れる作品を制作することで、生徒自身のスキルアップや達成感につながっています。ぜひ姫新線をご利用の際は、ご覧ください。

皮革工場見学

3月7日(木)、総合デザイン科1年生の希望者が、事前学習を行い皮革工場見学へ行きました。

皮革工場見学では原皮水洗いや、なめし作業、シェービングなど、革が仕上がるまでの工程を丁寧に説明していただきました。学校の授業で使用している革が、多くの工程を経て仕上がること、またたくさんの職人さんたちの技術や経験、熱い気持ちが詰まっていることを知り、生徒たちは革の大切さや革を用いた作品制作の可能性を実感しました。

工場見学の感想から、「皮革の手触りやにおいを実際に知ることで更に興味がわき、皮革を活かせるような作品を作りたいと思った。」、「皮革の大切さと持続可能な材料になることを踏まえてこれからの作品制作に活かしていきたい」と、次のファッションショーへ向けての積極的な姿勢が見られました。

皮から革へと変わる工程を初めて見ることができ、貴重な経験となりました。