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3学年 冬の校外学習

令和6年12月13日(金)に神戸須磨シーワールドへ行きました。

アクアライブでは生きものたちの多様で豊かな行動を観察しました。生徒は、普段観ることのできない生きものたちに興味深々で、気になった点をスタッフに質問し、笑顔で納得している様子も見られました。オルカスタディアム、ドルフィンスタディアムではトレーナーとイルカとシャチの息の合ったダイナミックなパフォーマンスで観客を魅了していました。

期末考査が終わってすぐの校外学習でしたが、生徒はめいいっぱい楽しんでいました。

 

 

基礎看護実習Ⅱまとめ

高校2年生が、2週間の病院実習へ行ってきました。患者さんの生活環境やチーム医療、日常生活援助の基本、報告の重要性など多くの学びがありました。4つの病院に分かれて実習しているため、病院ごとに少しずつ異なる点があり、それぞれの学びを共有するためにまとめた内容を発表しました。

校内では学ぶことができない現場での体験や患者さんとの関わりについて、スライドや実演・再現動画の作成など、見ている人に伝わりやすい工夫をしながら発表できました。具体的な内容で説明することができ、お互いに共感する場面が多く見られ、あらためて2週間の学びを深めることができたと感じました。

あっという間の2週間でしたが、明らかに成長を感じることのできる時間を過ごすことができ、これからも知識・技術・心を磨いていきたいと思いました。ご協力いただいた患者さんやご家族の方、指導者さんに感謝の気持ちを忘れず努力し続けます。ありがとうございました。

 

 

解剖生理学(神経系、呼吸器系、泌尿器系)発表

高校2年生が、解剖生理学の授業で学習した神経系、呼吸器系、泌尿器系の理解を深めるために、4人1組のグループに分かれ発表しました。発表に向けて、学習した内容の復習や曖昧な知識を班員と確認し、どのような工夫をすれば伝わりやいかを考え準備しました。

タブレットを用いたスライド作成や、人前での発表にも随分慣れ、色々なアイデアがつまった発表ができていました。他者評価を取り入れることで様々な刺激もあり、より良い学びと工夫につながると考えています。今後もこのような取り組みを継続し、効果的な授業につながる努力をしていきます。

 

 

生コンクリート工場 2年現場見学

11月8日(金)、友善生コンクリート株式会社様の工場見学会に参加しました。

まず、3つのグループに分かれ「コンクリートに関する座学」「工場施設・設備見学」「スランプ試験(生コンクリートの柔らかさを確認する試験)」を、それぞれ順に体験しました。

座学では、ビデオで詳しくコンクリートの歴史や製造方法の説明をしていただきました。既に授業で習ったところや新しく学ぶところもあり、さらに理解が深まったと思います。

工場施設・設備見学では、コンクリートミキサー車の内部の洗浄作業を体験させていただきました。洗浄操作のレバーは高い位置にあり、操作する時に安全帯を装着します。生徒たちは洗浄作業にも「安全」が徹底されていることに驚いていました。

高いところが苦手な生徒には手厚いサポートをしてくださり、無事全員が体験出来ました。生徒だけでなく教員も洗浄体験をさせていただきました。貴重な体験をさせていただきありがとうございました。

▲初めて安全帯を装着

▲操作方法の説明を受ける様子

▲洗浄作業を見守る生徒

▲施設見学はヘルメット装着が必須

生コンクリートのスランプ試験では、コンクリートの材料の配合やスランプ試験の手順等を教えて頂きました。一部の生徒は、実習で行った内容でしたが、プロの方が実演して下さったスランプ試験は、手際の良さや生コンを混ぜる際の力強さが自分たちとは全く違い、釘付けになって見ていました。

指導者の方々が試験のコツを楽しく丁寧に教えてくださり、生徒全員が興味深々でスランプ試験を体験していました。

更に、事務所の内部を案内してくださり、プラント内のミキサーの操作方法について教わりました。パソコンで遠隔操作されており、モニターにはプラント内部が映し出されていました。安全を確認しながら、コンクリートの硬さについても映像で確認しながら調整しているとのことです。

▲プロがスランプ試験を実演

▲生コンの柔らかさの程度を測定

▲プロが手厚くサポート

どの生徒の質問にも丁寧に回答してくださり、またどの体験においても、丁寧に教えてくださいました。「とてもよい体験をした」、「楽しく学んだ」と目を輝かせていました。社長をはじめ、数十名の従業員の方々が、出入口までお見送りをしてくださり、温かい気持ちにさせていただきました。

将来について具体的な考えを持つ生徒も居れば、これから考えていく生徒もいます。今回の体験を来年に迫る就職活動や進学活動に活かして欲しいと考えています。

地域拠点型合同防災訓練

10月18日(金)、地域拠点型合同防災訓練を行いました。

避難訓練の後、いくつかの活動場所に分かれて学習を行いました。1年生は4階教室に取り残された生徒のはしご車による救出訓練の見学と、アセンブリホールにて東日本大震災で被災され語り部として活動されている大学院生の雁部那由多様の講演会。2年生は各HR教室にて、防災士による実践を取り入れた講義。3年生は各科の特色を生かした災害時対応の実践と、教科「防災」の取り組みの発表を行いました。

いつどこで被災しても、この訓練を通して学んだことを活かし、被災者という立場の中でも何ができるかを考え行動できる生徒になってくれることを期待しています。

<はしご車救出訓練>

<倒壊家屋救出訓練>

<煙ハウス体験>

<激流体験>

<負傷者搬送>

<トリアージ・応急処置>

<ロープ結束>

<給水車>

<教科「防災」発表>

看護科3年生 地域拠点型防災訓練

地域拠点型防災訓練として、看護科3年生が山崎断層の震度6の地震を想定し、傷病者に対する応急処置を行いました。傷病者役は総合デザイン科3年生がトラウマメイク(傷メイク)を施しなりきってくれました。そのおかげで大地震を想定した救護所のリアリティーある疑似体験ができました。基本的な応急処置の知識の定着だけでなく、今後に活かせる学びに繋がりました。さらに自分に足りない知識や技術、災害時の看護学生としての在り方を確認することができました。予測不能な災害時に、今回の体験が最大限に活かされることを願います。

<生徒の感想>

・トリアージや応急処置など看護を学ぶ者でなければできないことがあると改めて実感できた。そのため救急法や応急処置の方法の知識はいつ何があっても活用できるように覚えていきたい。どんな状態の人が来ても冷静に対応できるようにしたい。

・自分の知識を生かして1人でも多くの人の役に立ちたい。そのために、災害時のあらゆる可能性を想定し、対応できる力と技術、知識を身につけておきたい。また、周囲の様子を把握し、目の前のことだけでなく先のことを考えて行動できるようにしたい。

・黙々と処置するのではなく声をかけたり、安心してもらえるような声かけが大切だと学んだ。

・今までは想像やイメージでしか知らなかったことを実際に体験したことで技術と知識がないと現場に行って何も動けないと分かり、防災看護に対する考え方に成長を感じた。切迫感やよりリアルな状況で起きそうな場面を体験したことで現場に行って積極的に動くことや臨機応変さが大切になってくるとわかった。

西播磨高齢者文化大学との介護教室

9月20日(金)、本校福祉科棟において、介護教室を開催しました。参加者は、県立西播磨高齢者文化大学の健康福祉コース48名と総合福祉科2年生33名の計81名で行いました。

介護教室は、生徒がこれまでに学んできた介護の知識や技術を大学生に教えるというもので、毎年行っています。今年は、ベッドメイキングと片側麻痺のある方の着替えについての実技を行いました。また初めに、アイスブレイキングとして、自己紹介やカードを使ったゲームを行い交流し、その後介護学習を行いました。

生徒は、丁寧にわかりやすく伝えることを心がけて、説明や実技のサポートを行いました。また、大学生も初めて取り組み専門技術に苦戦しながら、高校生との交流に楽しそうに取り組んでおられました。

看護科2年生 コミュニケーション演習

高校2年生が11月の病院実習に向けて、コミュニケーションの基本技術について学びを深めました。ロールプレイングを用いた演習を行うことで、より良い話し方、聞き方、関わり方について考えていました。

実習で出会う患者さんや指導者さんと良好な関係を築き、より良い援助につなげられるように、準備を重ね、頑張っています。

[生徒の感想]

・コミュニケーションは単に言葉を交わすだけでなく、相手との関係を築くための大切な手段であり、アイスブレイクを通して、個々の感じ方や違いを体験できたことは重要な学びでした。

・実習では患者さんの状態や個性に合わせた柔軟な対応ができるように行動し、良い関係を築いていき  たいです。具体的には、適切なタイミングで声をかけたり、患者さんが不安や疑問を表出された場合は、効果的なサポートができるように一人で判断せず、指導者さんや班員などともコミュニケーションをとり、行動したいと思います。

 

基礎看護技術(バイタルサイン測定)演習

高校2年生が基礎看護技術Ⅱの授業で、バイタルサイン測定の演習を行いました。11月に予定している病院実習に向けて、正確なバイタルサインが測定でき、患者さんと良い関係を築くためのコミュニケーションが図れるよう、計画された演習でした。リアリティーや緊張感をもって取り組めるよう、看護科以外の教員に患者役を依頼し、患者さんになりきって参加していただきました。

生徒はいつも以上に緊張していましたが、目的をもって患者さんのもとへ行き、自然な会話から必要な情報を収集できるよう言動にも工夫が見られました。限られた時間の中で、必要な情報を得ることはとても難しいですが、一生懸命考えて行動する生徒の姿はとても生き生きとしており、実習に向けて効果的な時間を過ごすことができました。ご協力いただいた先生方に感謝します。ありがとうございました。

看護科1年生 基礎看護実習Ⅰ

高校1年生の基礎看護実習Ⅰが終了しました。4日間のうち2日間ずつ2つの病院へ実習に行きました。看護部のオリエンテーションを通して各病院の役割を知り、看護師の後ろについて行き観察や質問をしながら業務内容や患者様への接し方を学びました。また、日々実習をする中で実習生としての望ましい態度を考え実践しました。ご指導いただいた看護師から、「看護行う上で大切にしているもの」を聞かせていただき、自分の看護観の具体化や広がりをもたせることができました。

5日目の校内実習日では、各病院で学んだことを班やクラスで共有し、今の自分の看護観を発表しあいました。初めての実習だったため、過度に緊張しなかなか積極的に動くことができませんでしたが、今後の実習の課題に繋げることができました。

<生徒の学び>

・病院毎に特徴があり、行っている看護方式も異なり、慢性期や急性期にあった医療や看護を行っていると学びました。また、初めての実習で余裕がなかったですが、日を重ねるごとに慣れていきました。

・実習を通して患者様のことを第一に考え、患者が安心して過ごすことができる看護を行うだけでなく、看護を行う際は目配り・気配り・心配りで相手の立場に立ち患者様が安全・安楽に過ごすことができるような看護を行いたいと考えるようになった。

<校内実習の様子>