11月5日(月)に、甲子園浜で「南海トラフ地震を想定した西宮市総合防災訓練」が行われました。陸上自衛隊、海上保安庁、県消防防災航空隊、西宮市消防団、兵庫県教育委員会震災・学校支援チーム、県立西宮今津高等学校、西宮市立南甲子園小学校、西宮警察署、甲子園警察署、西宮市消防局など38団体、約1100人が参加した大規模訓練でした。倒壊家屋からの救出、ヘリコプターや船による救出、応急手当、飲料水の配布、自衛隊による炊き出し、倒木の除去などの訓練や、非常食の展示、地震の体験などの催しも行われました。訓練の様子をご覧ください。
↑訓練会場とパンフレット
↑消防局、消防団や自衛隊車両、関西電力や大阪ガスの工事車両です。
↑兵庫県警の車両です。頑丈そうですね。
↑海上保安庁の救助船です。右側の自衛隊の車両は何でしょう? 簡単に言うとタイヤとナンバープレートのついた炊飯機です。これで被災者に炊き出しをします。
↑倒壊家屋からの救助訓練に使用する模型と要救助者のダミーです。
↑西宮市消防団名塩分団と生瀬分団による給水訓練と消防ヘリコプターによる救助訓練です。
↑地震体験ができる車両。 ↑訓練に参加した西宮今津高校の生徒さんです。
このような訓練が役に立つ日が来ないことを願いますが、天災は必ずやって来ます。天災の発生を避けることは絶対にできません。しかし、我々は被害を最小限に抑えることや天災に続く人災を防ぐことはできます。あらゆる事態を想定して生活いたしましょう。戦前に文部大臣を務めた平生釟三郎は「常ニ備ヘヨ」という言葉を残し、英国の軍人ロバート・ベーデン-パウエルは“Be prepared” の言葉を残しています。
「備えあれば憂いなし」です。有事に備えましょう。