「西高 校長室から」No72(H30.6.19)

学校生活

昨日の朝、大阪府北部を震源とする大きな地震が発生し、大きな被害が出ました。亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、一刻も早い復旧、復興を祈るばかりです。

本校でも大きな揺れを感じ、登校していた生徒は教職員の指示にしたがってグラウンドに避難するとともに、登校していない生徒を含めて安否確認を行いました。その後、揺れがおさまるとともに雨も降ってきましたので、体育館(耐震工事済)に移動し待機をしました。その間に耐震施行業者に来てもらい、校舎の破損状況や今後の対策について協議をした結果、①校舎自体の破損はなく、安全は確保できている。②今後の雨で雨漏りが発生する恐れがあるので、その時は早急に対応することが確認できました。

JR、阪急、阪神がストップしている状況、また下校時のバス混雑を考慮して、午後になってから時差を設けて3年生から下校させることとしましたが、逆瀬川駅までのバスが大渋滞し、逆瀬川から自宅までの交通手段も限られることからご家庭でも心配されたことと思います。東日本大震災のときに帰宅できない状況が発生したのと同じことが現実に起こり、改めて①防災・減災の意識をもつこと②非常時の対応を考え備えておくことの大切さを痛感いたしました。

本日は交通事情による遅刻、欠席はなく平常授業が行われています。今後1週間は同程度の地震に注意が必要との報道もあります。大地震発生を想定しながら、最優先は生徒の安全確保で対応してまいりますので、保護者の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。 校長 廣瀬雅樹

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