月別アーカイブ: 2024年1月

高齢者大学院生との交流

看護科3年生の生徒が3学期にある病院での臨地実習に向けて、目的を持ったコミュニケーションを図り、対象者に応じた援助を計画することを目標に演習を行いました。事前に疾患の学習を終え、どのようにコミュニケーションを取ればいいのかをペアで考え臨みました。交流当日は、新宮町の高齢者大学に通う大学院生20名の方に模擬患者になっていただき、簡単なシナリオに基づいて実際の入院患者様と同じような状況を実習室のベッドで再現し、腰や足に痛みのある患者を演じていただきました。初対面なので生徒は緊張しながらも、挨拶や自己紹介から入り、バイタルサイン(体温、脈拍、血圧)の測定や疾患にあった症状の観察をしました。演習後の振り返りでは、大学院生の方から率直な感想を話していただき、改善すべき点を考えることができました。このコミュニケーションの演習を生かして、今後出会う患者様にあった援助が考えられるよう努力を重ねていきます。

<生徒の感想>

・実習前に模擬患者さんとして大学院生が来て下さったお陰で、どのようにコミュニケーションを取って情報収集していけば良いのかが学べた。

・終了後に実際どうだったのかを感想を言っていただき、自分達には何が足りないのかが分かった。

・模擬患者さんとしてだけでなく、今まで生きてきた中での経験や考えを話して下さったので、とても貴重な時間となった。

3学期始業式

1月9日(火)、3学期始業式が行われました。

校長先生より「新年より暗いニュースが続いているが、あらためていろいろなことを考えてほしい。2年生の修学旅行については様々な考え方があったが、この決定が最善であったがどうか今でも分からない。事実と真実は違うということ、事実はひとつであるが真実は人の解釈や思いでひとつではない。だからこそ、考えることをやめずに今の様々なことを見極めながら頑張ってほしい。」と、お言葉をいただいた後、校歌を斉唱し、新たな気持ちを胸に新学期のスタートをきりました。

始業式の後、表彰伝達式と生徒指導部長の高松先生より講話がありました。