「各科」カテゴリーアーカイブ

地元建設企業「魅力出前講座」

昨年度、県内で初めて実施した「建設系企業魅力出前講座」を、今年度は「地元建設企業 魅力出前講座」と名称を新たにして開講しました。この講座は生徒たちに建設業の魅力や企業の取り組みについて理解を深めさせること、また業界で活躍しているOB・OGに現在勤めている企業・業界・自身の仕事内容などについて話を伺うことを目的としています。

今年度は3年生だけでなく2年生も参加し、参加企業も昨年より4社増えた12社に来校していただきました。この講座は資料や映像を使った対話型の形式とし、生徒たちは一企業20分間の説明を4社聞く流れとしています。沢山のOB、OGが来校し、元気な姿を見せてくれただけでなく、現在の仕事内容について熱く語ってくれました。

教員では説明できない建設業の深い領域を、企業の皆さんや先輩たちが丁寧に説明してくださり、参加した生徒たちから「すごく良い話を聞くことができました」「進路について改めて考えたいと思います」「建設業のイメージが変わりました」などの声を聞くことができ、とても良い講座になったのではないかと思います。

来年度は生徒だけでなく、保護者も参加できる出前講座を開講したいと考えています。本校のスローガンである「まちを支える人づくり~スペシャリストへの道」を掲げ、建設業界で活躍する生徒を育てていきたいと思います。

▼生徒の感想▼

今年度は3年生だけでなく2年生も参加し、12社に来校していただきました。企業さんに質問、講義を聞き将来のことについて真剣に考えました。2年生3年生とも将来の選択肢が広がることについて良い機会だったと思います。来年も私たちの進路実現に向けて実施していただけたら良いなと思います。 (2年生広報委員)

宣誓式

5月10日(金)、第16回宣誓式を行いました。

生徒たちは1年生の3学期から、自分たちらしい宣誓式を考え準備してきました。看護師になるための決意はもちろん、周りへの感謝の気持ちを伝えたいという思いが強かったため、灯火の儀や誓いの言葉だけでなく、家族への手紙や動画制作、花のプレゼントなど様々なプログラムを考え実施しました。一人一人の温かい気持ちがこもった、とても素敵な式になりました。

「私たちは、笑顔を絶やさずたくさんの人々に寄り添い、患者さんのよき理解者である看護師になるという初心を忘れず、日々成長していくことを誓います」

この誓いの言葉を胸に、これからも仲間と共に前進していきます。

[保護者の感想]

・入学して1年、成長を感じました。夢に近づいて頑張っている姿を見てこれからも応援していきたいと思いました。

・宣誓式とても感動的でした。これからの実習に向けての気持ちや緊張感がひしひしと伝わりました。初めての臨地実習、それぞれいろんな不安や心配事などたくさんあると思いますが、みんなで助け合って頑張ってほしいです。

看護科集会

令和5年度、第4回看護科集会を行いました。

1年を振り返り学年ごとに代表者から発表がありました。あっという間に過ぎていった1年でしたが、専門的な学習や実習を通して、確実に成長している生徒の姿を見ることができました。

また、解剖生理学クイズでグループごとに正解数を競うゲームを行うことで、先輩・後輩の緊張がほぐれ、その後のフリータイムではたくさんの笑顔と楽しく話す姿を見ることができました。

4月からは学年があがりさらに難しい内容の学習が始まりますが、同じ科で頑張る仲間との交流を通し、今やるべきことを考える素敵な時間となりました。

 

  

JR姫新線路線図贈呈式

3月7日(木)に、西日本旅客鉄道株式会社 網干総合車両所余部派出所構内ひめじ運転区にて、JR姫新線路線図贈呈式が行われ、デザイン科の生徒3名が代表で式に出席しました。

総合デザイン科では、旧JR西日本姫路鉄道部様より依頼を受け、姫路から上月までの姫新線路線図を2年生の授業で制作しています。龍野実業高校時代を含め今年で15回目となりました。

今年度は、17班に分かれ作品を制作しました。本来の目的である駅名を分かりやすくするだけでなく、初めて乗車される方や外国の方に姫新線沿線の特産品や文化に興味を持っていただけるような工夫とイラストを加えて制作しました。オリジナルのキャラクターを入れたり、ステンドグラスやマンホールをテーマにした作品など様々な雰囲気の作品を制作しました。

贈呈式の後、生徒は自分の作品を車両に掲示させていただきました。ダイヤ改正である3月16日より、随時新しい作品に入れ替わり一年間全員分の作品が掲示されます。

また、NHK,サンテレビ,姫路ケーブルテレビWINK,朝日新聞,神戸新聞より取材を受け、NHKでは『Live Love ひょうご』と『兵庫ニュース845』、サンテレビでは『NEWS×情報キャッチ+』にて放送されました。

アイデア出し、作品制作、プレゼンテーション、手直しなど多くの過程を経て、約半年間かけて作品を作り上げます。この授業では、姫新線利用者の増加に貢献することを目的に取り組んでいます。また、多くの方々の目に触れる作品を制作することで、生徒自身のスキルアップや達成感につながっています。ぜひ姫新線をご利用の際は、ご覧ください。

皮革工場見学

3月7日(木)、総合デザイン科1年生の希望者が、事前学習を行い皮革工場見学へ行きました。

皮革工場見学では原皮水洗いや、なめし作業、シェービングなど、革が仕上がるまでの工程を丁寧に説明していただきました。学校の授業で使用している革が、多くの工程を経て仕上がること、またたくさんの職人さんたちの技術や経験、熱い気持ちが詰まっていることを知り、生徒たちは革の大切さや革を用いた作品制作の可能性を実感しました。

工場見学の感想から、「皮革の手触りやにおいを実際に知ることで更に興味がわき、皮革を活かせるような作品を作りたいと思った。」、「皮革の大切さと持続可能な材料になることを踏まえてこれからの作品制作に活かしていきたい」と、次のファッションショーへ向けての積極的な姿勢が見られました。

皮から革へと変わる工程を初めて見ることができ、貴重な経験となりました。

 

第22回町ぢゅう美術館(電気情報システム科)

電気情報システム科は、3年生が課題研究で1年間かけて制作した作品を、大正ロマン館にて展示しました。

作品は、レーザー加工機を使い、城下町を再現し、街灯の配線、バスにモーターをつけて実走するなど、町に光を灯すイメージで制作を行いました。

2日間で、多くの方に作品を見ていただき、生徒たちも達成感や満足感を得ることができました。

 

第22回町ぢゅう美術館(総合福祉科)

総合福祉科は、本校定時制が開催している龍北工房の一角をお借りして、「かんがえるお絵かき12」を開催しました。

廃材を活用して作成する「かんがえるお絵かき」の今回の材料はペットボトルキャップで、色とりどりのキャップを子どもたちの柔軟な発想で様々な絵に取り入れられていました。

生徒は、工房の外で子どもを見つけては走り寄ってお絵かきに勧誘したり、中でお絵かきする子どもたちに寄り添ってお絵かきのサポートなどをしていました。子どもたちの笑顔と楽しそうなおしゃべりに、高校生も大変楽しく、充実した時間となりました。

第22回町ぢゅう美術館(環境建設工学科)

環境建設工学科は、工作教室と木材加工の実演を行いました。工作内容は輪ゴムと丸棒を使ったおもちゃ「テンセグリティの製作」です。材料の加工や当日の運営方法を生徒たちが話し合い、一か月前から準備を行いました。

参加した生徒たちは、工作教室に訪れた子どもから大人まで約50名に対し、丁寧な対応を心掛けていました。また、生徒たちは準備から当日の運営に至るまで各自で役割分担を考え、積極的に行動する姿が見られました。ものづくりを通して地域の方々との交流を深めると共に、本学科の活動内容を理解してもらうための良い機会となりました。

第22回町ぢゅう美術館(看護科)

総合デザイン科主催の町ぢゅう美術館に看護科として参加し、血圧測定・ハンドマッサージをさせていただきました。

ハンドマッサージをしながら来場者と和やかにコミュニケーションをとり、最終的に「気持ち良かったです」と言っていただけ、私たちの心もほっこりしました。

短い時間でしたが、38人の方に来ていただくことができました。ありがとうございました。

第22回町ぢゅう美術館

2月9日(金)、10日(土)、11日(日)の3日間、たつの市の旧市街地で、第22回町ぢゅう美術館を開催しました。たつの市龍野地区の旧城下町一帯を美術館に見立て、総合デザイン科の生徒が授業で制作した作品の展示や地域の方の作品展も行われました。

今年度は、『一期一絵』というテーマで行いました。一生に一度だけの機会、生涯に一度限りであるという意味の「一期一会」。「町ぢゅう美術館」で毎回顔を合わせている人たちであっても、その瞬間に起こった出来事は、もう一度繰り返して同じ状況を再現することはできません。そのような二度と繰り返すことのできない出会いの時間を大切にし、参加していただく皆様の作品や私たち総合デザイン科の作品のエッセンスをかけ合わせて、「町ぢゅう美術館」を開催したいという思いを『一期一絵』というタイトルに込めました。

下川原駐車場「蔵 あかね」にて開会式を行い、町ぢゅう美術館の開会宣言を行いました。10・11日には、ファッションショーのパレードも行いました。

また、今年度は本校主催イベントとして「ぬり絵スタンプラリー」を行い、集めたスタンプの個数に合わせてオリジナルの景品を用意しました。

生徒は、各会場の受付や作品の説明・会場案内を行うだけでなく、似顔絵・ハンドペイント・焼きコテアート・販売班などの係に分かれ、よりイベントを盛り上げました。

また、展示作品やイベント、各会場の様子について生徒が取材を受け、神戸新聞と読売新聞に掲載されました。