「総合デザイン科」カテゴリーアーカイブ

町ぢゅう美術館(総合デザイン科)

2月10日(金)、11日(土)、12日(日)の3日間、たつの市の旧市街地で、第21回町ぢゅう美術館を開催しました。たつの市龍野地区の旧城下町一帯を美術館に見立て、総合デザイン科の生徒が授業で制作した作品の展示や地域の方の作品展も行われました。

今年度は、3年ぶりに通常開催をし、多くの方にご来場いただきました。どの学年にとっても入学後初めての通常開催であり、賑やかな町ぢゅう美術館を経験することができました。

今年度は、『十二支も町ぢゅうに夢中』というテーマで行いました。干支が十二周期で繋がっている様子を図形の円と見立て、それを『〇=縁』と捉え、地域との繋がりの縁とも重ねました。

そして、「〇はずっとループしている=ずっと続く」と考え、町ぢゅう美術館がこれからも地域の人々に愛され、続いてほしいという願いと、参加していただいた方もスタンプラリー等のイベントで十二支を探す過程で、町並みや作品(町ぢゅう)に夢中になってほしいという願いも込めました。

下川原駐車場「蔵(仮称)」にて開会式を行い、町ぢゅう美術館がスタートし、11日12日には、ファッションショーのパレードも行いました。

また、今年度はテーマに合わせて、干支を用いたスタンプラリーを行い、集めたスタンプの個数に合わせて景品を用意しました。また、かどめ公園休憩所では、今回のイベントの為に作成した絵馬に思い思いの言葉や願い事、イラスト等を描きこんで頂くイベントも行いました。

生徒は、各会場の受付や作品の説明・会場案内を行うだけでなく、似顔絵・ハンドペイント・焼きコテアート・販売班などの係に分かれ、よりイベントを盛り上げました。

また、展示作品やイベント、各会場の様子について生徒が取材を受けました。取材の様子は神戸新聞と読売新聞に掲載されました。

ご協力いただいた関係者の皆様、ご来場いただいた皆様、ありがとうございました

今後とも、皆様のご協力・ご支援をよろしくお願いいたします。

課題研究発表会(総合デザイン科)

1月19日(木)、総合デザイン科の課題研究発表会を行いました。

CG(映像)、皮革、木工、イラスト、陶芸、染織 の6つの班に分かれて、
1年間の研究・作品の制作内容を発表しました。
2年生は、来年度どの班を選択するか決めるため、先輩達の発表を真剣に聞いていました。
これらの作品は、2月10日(金)からの3日間、たつの市龍野地区で行われる「町ぢゅう美術館」で展示されます。

高大連携授業 総合デザイン科1年生

12月19日(月)、総合デザイン科1年生を対象に、神戸芸術工科大学で専門学科の先生方によるワークショップ実習講座が開講されました。

初めに、神戸芸術工科大学の説明を受け、施設見学を行いました。専門学科ごとにある施設を見学し、見たことのない機械や道具、大学生の作品に圧倒されていた様子でした。

学生食堂にて昼食をとった後、3つのグループに分かれてワークショップを行いました。

ツリーハウスをつくる班では、小枝と模型材料を用いて木々を利用した家のイメージを模型製作しました。在学中の学生のみなさんも参加して、教えてくださいました。リソグラフで蛍光色の自分フライヤーを作る班では、2色印刷のリソグラフ機で各自複数枚のフライヤーを印刷し、交換会をしました。珍しい蛍光インキを使用して印刷してもらい、嬉しそうな表情を浮かべていました。iPadでキャラクターイラストを描く班では、iPadとアップルペンシルで人間キャラクターのイラストを描きました。人の手の描き方から教わり、それを活かし、人の手が必ず入るように。といった課題のもと自分で考えた魅力的なキャラクターを描きました。専門の先生から教わり、限られた時間の中で真剣に取り組んでいました。また、自分の進路を考える機会にもなりました。

路線図プレゼンテーション

12月19日(月)に、総合デザイン科2年生による路線図のプレゼンテーションを行いました。

実習の授業の1つとして、2~3人でグループを組み、約4ヵ月間で合計17パターンの作品を制作しました。

今回は、完成に向けて意見を頂く為に、JRの方をお招きして作品の発表とテーマやコンセプトの説明を行いました。生徒自らで作品の説明を行い、意見をいただける貴重な機会となりました。

今回のプレゼンテーションを踏まえ、年明けからは完成に向けた修正を行います。

総合デザイン科2年生の皆さん、もうひと踏ん張り、完成に向けて一緒に頑張りましょう!

西播磨特別支援学校との交流及び共同学習(総合デザイン科)

12月14日(水)に、総合デザイン科棟の教室にて、西播磨特別支援学校との交流及び共同学習を行いました。

交流実施前に、西播磨特別支援学校の担当教員より交流生徒個々の障がいの特徴を、本校の交流担当の生徒に対して説明があり、関わり方や声かけの方法に関するアドバイスをして頂きました。本校生の疑問と不安を事前に解消することができました。

交流時には、障がいの状況に応じてお互いにコミュニケーションを取りながら、地場産業の皮革を用いたキーホルダー製作を行いました。この活動を通して両校生徒の相互理解を深められたと思えます。

西播磨ふるさと文化祭2022(総合デザイン科)

11月27日(日)に西播磨ふるさと文化祭2022の展示部門に参加しました。

このイベントへの参加を通し、龍野北高総合デザイン科の様々な取り組みのPRを行いました。

当日は、町ぢゅう美術館の取り組みを説明したパネルや、過去のファッションショーのパネル展示と実際に着用した衣装、今年度のステージの動画を流しました。特に、展示したファッションショーの衣装には、子供から老人の方まで多くの方の反応があり、展示担当した生徒が、総合デザイン科の様々な取り組みについての質問対して説明することも多く、幅広い年齢層にPR活動ができました。

総合デザイン科ファッションショー

龍野北高等学校総合デザイン科によるファッションショー「NEO NIPPON」へのご声援ありがとうございました。

11月19日(土)の午後、20日(日)の午前・午後の全3回公演を、約1600人の方にご覧いただくことができました。これもひとえに、応援していただいた皆様のおかげです。

今年でこのファッションショーは21年目を迎えることができました。毎年進化していくファッションショーに、ぜひご期待ください。これから先も、たつのの皮革の魅力を総合デザイン科一同表現していきますので、皆様のご協力・ご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。

本当にありがとうございました。

たつの市民まつり(総合デザイン科)

11月3日(木)に、たつの市民まつりのふれあいステージとパレードに参加しました。このイベントを通して、地場産業の皮革をPRしました。

当日は、天候にも恵まれてふれあいステージでは、10分間という短時間でしたが昨年のファッションショーで使用した衣装を用いた、ミニファッションショーを行いステージ前の観客の方たちに楽しんでいただきました。

その後、パレードの部にも参加し龍野経済交流センターをスタートし、たつの市役所までの沿道でパレードを行い、観覧されている方に向けに本年度のファッションショーのチラシやポスターを活用してPR活動も行いました。

総合デザイン科 現場見学

6月7日(火)に、総合デザイン科が現場見学に行きました。

実際の美術作品に触れ、デザイン・アートの視野を広げる為に、各学年に分かれて現場見学を実施しました。1年生は、岡山県倉敷市の大原美術館を鑑賞した後、美観地区を散策しました。2年生は、アートの島といわれる、香川県の直島を訪れました。芸術家が古民家をまるごと作品化した『家プロジェクト』作品を鑑賞した後、「自然・建築・アートの共生」がコンセプトの、ヴァレーギャラリーとベネッセハウスミュージアムで美術作品を鑑賞しました。3年生は、徳島県の日本最大の陶板名画美術館である大塚美術館へ行き、作品を鑑賞しました。友人同士で、感じたことや発見したことを、楽しそうに共有する姿も見られました。

デザイン科の皆さんは、今回の現場見学で学校では学べないことを多く吸収でき、良い刺激になったのではないでしょうか。
今回得たことを、今後の学校生活や制作活動に活かしていきましょう。

~生徒の感想文より~

1年生
「美術館では、作者の気持ちや伝えたかったことを中心に考えながら観ることができました。これからの作品制作に見学したことを活かしていきたいです。」
「レポートを書くことで、色々な作品に触れて文章にし、自分の解釈を持って観ることが出来ました。自身での作品づくりに活かせる、発想力や物の捉え方の成長ができたと思います。」
 

 

2年生
「ヴァレーギャラリーでは、日本を代表する安藤忠雄の建築物を間近で見ることができ、不思議な空間にとても感動しました。」
「今までは自分の好きな事や物を作品にしてきましたが、見る人側にたった作品作りをこれからはしていきたいです。」
「自然の中に作品が隠れている空間がとても不思議に感じました。」

 

3年生
「意味の込められた作品が多くあり、自分も見た人が何か感じることのできる作品を作っていきたいなと思いました。」
「作品の展示方法も工夫されていて格好いいなと思いました。照明の暗さや各部屋の形、壁紙の色や模様など、作品が印象に残るように魅せることも大切だと分かりました。」
「様々な時代の作品を観ることができて、とても貴重な経験ができました。これからの作品づくりに参考にしたいです。また、美術作品について深く知ることができて良かったです。」

 

 

JR路線図贈呈式

3月4日(金)に、JR路線図の贈呈式が行われました。この路線図は、デザイン科2年生の実習の授業で制作したもので、龍野実業高校からを含め、13回目の制作となります。
贈呈式では、路線図の贈呈、感謝状の授与が行われました。生徒は、「このような機会を頂き、ありがとうございます。」と挨拶をしました。

閉会後、車内にて路線図の掲示作業を行いました。普段見ることのできない姫新線の裏側に、生徒はワクワクした様子でした。

制作した路線図は、3月12日のダイヤ改正時に全て掲示される予定です。