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JR姫新線路線図贈呈式

3月7日(木)に、西日本旅客鉄道株式会社 網干総合車両所余部派出所構内ひめじ運転区にて、JR姫新線路線図贈呈式が行われ、デザイン科の生徒3名が代表で式に出席しました。

総合デザイン科では、旧JR西日本姫路鉄道部様より依頼を受け、姫路から上月までの姫新線路線図を2年生の授業で制作しています。龍野実業高校時代を含め今年で15回目となりました。

今年度は、17班に分かれ作品を制作しました。本来の目的である駅名を分かりやすくするだけでなく、初めて乗車される方や外国の方に姫新線沿線の特産品や文化に興味を持っていただけるような工夫とイラストを加えて制作しました。オリジナルのキャラクターを入れたり、ステンドグラスやマンホールをテーマにした作品など様々な雰囲気の作品を制作しました。

贈呈式の後、生徒は自分の作品を車両に掲示させていただきました。ダイヤ改正である3月16日より、随時新しい作品に入れ替わり一年間全員分の作品が掲示されます。

また、NHK,サンテレビ,姫路ケーブルテレビWINK,朝日新聞,神戸新聞より取材を受け、NHKでは『Live Love ひょうご』と『兵庫ニュース845』、サンテレビでは『NEWS×情報キャッチ+』にて放送されました。

アイデア出し、作品制作、プレゼンテーション、手直しなど多くの過程を経て、約半年間かけて作品を作り上げます。この授業では、姫新線利用者の増加に貢献することを目的に取り組んでいます。また、多くの方々の目に触れる作品を制作することで、生徒自身のスキルアップや達成感につながっています。ぜひ姫新線をご利用の際は、ご覧ください。

皮革工場見学

3月7日(木)、総合デザイン科1年生の希望者が、事前学習を行い皮革工場見学へ行きました。

皮革工場見学では原皮水洗いや、なめし作業、シェービングなど、革が仕上がるまでの工程を丁寧に説明していただきました。学校の授業で使用している革が、多くの工程を経て仕上がること、またたくさんの職人さんたちの技術や経験、熱い気持ちが詰まっていることを知り、生徒たちは革の大切さや革を用いた作品制作の可能性を実感しました。

工場見学の感想から、「皮革の手触りやにおいを実際に知ることで更に興味がわき、皮革を活かせるような作品を作りたいと思った。」、「皮革の大切さと持続可能な材料になることを踏まえてこれからの作品制作に活かしていきたい」と、次のファッションショーへ向けての積極的な姿勢が見られました。

皮から革へと変わる工程を初めて見ることができ、貴重な経験となりました。

 

校外清掃ボランティア活動

3月4日(月)、ボランティア委員、男女バスケットボール部、軽音部で校外清掃ボランティア活動を行いました。

13:30に中庭へ集合し諸注意をうけた後、各分担区域に分かれゴミ拾い・清掃活動を行いました。1時間程度の活動でたくさんのゴミが集まりました。ペットボトルや缶などの飲み物のゴミが多く、自分たちも気をつけないといけないと感じました。

また、学校の自転車置き場の溝掃除をしました。普段は校務員さんがしてくれていますが、そのありがたさがわかりました。溝にたまった土で土嚢を作りました。何かに役立つといいなと思います。

卒業証書授与式

2月27日(火)、 卒業生の保護者、来賓の方々にご臨席いただき、令和5年度卒業証書授与式が行われました。

全日制課程第14期生229名、看護専攻科第12期生34名に、校長先生より卒業証書が授与されました。校長先生、たつの市長、PTA会長からご祝辞をいただき、新たな門出を迎えることが出来ました。

卒業生、保護者の皆様ご卒業おめでとうございます。今後のみなさんの人生に幸多からんことを願っています。

 

第22回町ぢゅう美術館(電気情報システム科)

電気情報システム科は、3年生が課題研究で1年間かけて制作した作品を、大正ロマン館にて展示しました。

作品は、レーザー加工機を使い、城下町を再現し、街灯の配線、バスにモーターをつけて実走するなど、町に光を灯すイメージで制作を行いました。

2日間で、多くの方に作品を見ていただき、生徒たちも達成感や満足感を得ることができました。

 

第22回町ぢゅう美術館(総合福祉科)

総合福祉科は、本校定時制が開催している龍北工房の一角をお借りして、「かんがえるお絵かき12」を開催しました。

廃材を活用して作成する「かんがえるお絵かき」の今回の材料はペットボトルキャップで、色とりどりのキャップを子どもたちの柔軟な発想で様々な絵に取り入れられていました。

生徒は、工房の外で子どもを見つけては走り寄ってお絵かきに勧誘したり、中でお絵かきする子どもたちに寄り添ってお絵かきのサポートなどをしていました。子どもたちの笑顔と楽しそうなおしゃべりに、高校生も大変楽しく、充実した時間となりました。

第22回町ぢゅう美術館(環境建設工学科)

環境建設工学科は、工作教室と木材加工の実演を行いました。工作内容は輪ゴムと丸棒を使ったおもちゃ「テンセグリティの製作」です。材料の加工や当日の運営方法を生徒たちが話し合い、一か月前から準備を行いました。

参加した生徒たちは、工作教室に訪れた子どもから大人まで約50名に対し、丁寧な対応を心掛けていました。また、生徒たちは準備から当日の運営に至るまで各自で役割分担を考え、積極的に行動する姿が見られました。ものづくりを通して地域の方々との交流を深めると共に、本学科の活動内容を理解してもらうための良い機会となりました。

第22回町ぢゅう美術館(看護科)

総合デザイン科主催の町ぢゅう美術館に看護科として参加し、血圧測定・ハンドマッサージをさせていただきました。

ハンドマッサージをしながら来場者と和やかにコミュニケーションをとり、最終的に「気持ち良かったです」と言っていただけ、私たちの心もほっこりしました。

短い時間でしたが、38人の方に来ていただくことができました。ありがとうございました。

第22回町ぢゅう美術館

2月9日(金)、10日(土)、11日(日)の3日間、たつの市の旧市街地で、第22回町ぢゅう美術館を開催しました。たつの市龍野地区の旧城下町一帯を美術館に見立て、総合デザイン科の生徒が授業で制作した作品の展示や地域の方の作品展も行われました。

今年度は、『一期一絵』というテーマで行いました。一生に一度だけの機会、生涯に一度限りであるという意味の「一期一会」。「町ぢゅう美術館」で毎回顔を合わせている人たちであっても、その瞬間に起こった出来事は、もう一度繰り返して同じ状況を再現することはできません。そのような二度と繰り返すことのできない出会いの時間を大切にし、参加していただく皆様の作品や私たち総合デザイン科の作品のエッセンスをかけ合わせて、「町ぢゅう美術館」を開催したいという思いを『一期一絵』というタイトルに込めました。

下川原駐車場「蔵 あかね」にて開会式を行い、町ぢゅう美術館の開会宣言を行いました。10・11日には、ファッションショーのパレードも行いました。

また、今年度は本校主催イベントとして「ぬり絵スタンプラリー」を行い、集めたスタンプの個数に合わせてオリジナルの景品を用意しました。

生徒は、各会場の受付や作品の説明・会場案内を行うだけでなく、似顔絵・ハンドペイント・焼きコテアート・販売班などの係に分かれ、よりイベントを盛り上げました。

また、展示作品やイベント、各会場の様子について生徒が取材を受け、神戸新聞と読売新聞に掲載されました。

県立高校魅力アップ推進事業

2月初旬に看護科3年生が成人看護学実習を終えました。そのタイミングで姫路医師会の向原伸彦医師に「肩の凝らない医療の話」という内容で講義をしていただきました。

臨床倫理や医療安全に関する内容でしたが、わかりやすくて面白く興味が湧く内容で、全員が集中して聞けていました。医療安全では、「人は誰でも間違える」「医療事故は起こりうること」と認識し、安全を確保できる方向にシステムを変えることが必要であることを学びました。

また、5人一組となり、紙・はさみ・のりを使用して輪を多くつなげるという演習を3つの状況設定で行いました。そこからチーム医療における安全・質保証を確保するためには、チームワーク、コミュニケーション、リーダーシップ、状況認識、意思決定が必要になるということを教えていただきました。これらの学びを今後に活かして欲しいと思います。

<生徒の感想>

・看護師は業務の多さや中断の多さから医療事故に結びつくエラーを起こしやすいことがわかりました。実際に輪を皆で作ることでノンテクニカルスキルにおいてコミュニケーションやチームワークの大切さが理解できました。

・医療安全を目指すうえで安全は存在しないため、いかにリスクを下げるかということに重点を置くべきだと考えました。

・自分の失敗を隠そうとせず、「人は誰でも間違える」という心持ちで正常化の偏見を持たずこじつけ解釈をしないようにしたいと思いました。「人を幸せにすることが自分の幸せにつながる」って素敵な言葉だと思いました。

・臨床倫理について、それぞれの価値観を知り、尊重することが大切であり、看護師中心の価値観で医療を提供するものではなく、患者さん立場に立って関わることが安楽な看護につながると学びました。