Webmaster のすべての投稿

現場見学会【環境建設工学科】

6月24日金曜日、環境建設工学科における実習のひとつである、建設現場見学会を実施しました。午前は太子道路や令和跨線橋、糸井高田橋(茶ノ木踏切)などの土木工事現場を見学し、午後は姫路市内で工事が行われている津田小学校給食室などの建築現場を見学しました。

1年生は2年次より建築類型、都市計画類型に分かれて学習しますが、自分はどちらの類型で学びたいか、その参考となる現場見学会になったのではないでしょうか。建築と土木の違いについて理解が深まった生徒が多く、『自分が何に興味があるのか』が明確になったようです。

 

 

総合デザイン科 現場見学

6月7日(火)に、総合デザイン科が現場見学に行きました。

実際の美術作品に触れ、デザイン・アートの視野を広げる為に、各学年に分かれて現場見学を実施しました。1年生は、岡山県倉敷市の大原美術館を鑑賞した後、美観地区を散策しました。2年生は、アートの島といわれる、香川県の直島を訪れました。芸術家が古民家をまるごと作品化した『家プロジェクト』作品を鑑賞した後、「自然・建築・アートの共生」がコンセプトの、ヴァレーギャラリーとベネッセハウスミュージアムで美術作品を鑑賞しました。3年生は、徳島県の日本最大の陶板名画美術館である大塚美術館へ行き、作品を鑑賞しました。友人同士で、感じたことや発見したことを、楽しそうに共有する姿も見られました。

デザイン科の皆さんは、今回の現場見学で学校では学べないことを多く吸収でき、良い刺激になったのではないでしょうか。
今回得たことを、今後の学校生活や制作活動に活かしていきましょう。

~生徒の感想文より~

1年生
「美術館では、作者の気持ちや伝えたかったことを中心に考えながら観ることができました。これからの作品制作に見学したことを活かしていきたいです。」
「レポートを書くことで、色々な作品に触れて文章にし、自分の解釈を持って観ることが出来ました。自身での作品づくりに活かせる、発想力や物の捉え方の成長ができたと思います。」
 

 

2年生
「ヴァレーギャラリーでは、日本を代表する安藤忠雄の建築物を間近で見ることができ、不思議な空間にとても感動しました。」
「今までは自分の好きな事や物を作品にしてきましたが、見る人側にたった作品作りをこれからはしていきたいです。」
「自然の中に作品が隠れている空間がとても不思議に感じました。」

 

3年生
「意味の込められた作品が多くあり、自分も見た人が何か感じることのできる作品を作っていきたいなと思いました。」
「作品の展示方法も工夫されていて格好いいなと思いました。照明の暗さや各部屋の形、壁紙の色や模様など、作品が印象に残るように魅せることも大切だと分かりました。」
「様々な時代の作品を観ることができて、とても貴重な経験ができました。これからの作品づくりに参考にしたいです。また、美術作品について深く知ることができて良かったです。」

 

 

環境建設工学科3年現場見学

こんにちは。はじめまして。環境建設工学科の愉快な先生「ハッピー」です。

今回、環境建設工学科の3年生対象の現場見学会が実施しましたのでその報告をします。

3年生は毎年1回、現場見学に行っています。今回は、午前中に「土木」の現場として太子町内に新たに作られる道路の見学と、たつの市で完成した令和跨線橋(JRに架かる陸橋)を見学しました。また、午後からは「建築」の現場として、姫路市にある市営住宅建替え工事を見学しました。

土木の現場では、JR網干駅の近くに幹線道路を分断する、通称「開かずの踏切」があるため、平日は車の大渋滞が発生しています。今回の道路はその渋滞を緩和するために新しい道路を作っていることを聞き、生徒達も改めて「土木工事」は人々を便利にし、社会貢献にも大きく関わる仕事であることを実感したようです。また、建築の現場では実際に工事を行っている建物内も見学させていただき、完成後は壁や床などで隠れてしまう部分も見学する機会があったため、生徒達は非常に興味深く見学していました。

土木・建築の授業には「施工」という工事現場での流れや仕組みを学習する科目がありますが、普段工事現場に入ることができない生徒達にとっては、理解しにくい科目の1つになっています。しかし、今回の現場経験を通じて、教科書だけでは分かりにくい部分も実際の目で見て、確認することで、さらに理解が深まり、「こういうことだったのか!」という、色々な「気付き」があったようです。非常に有意義な1日となりました。

 

先輩に聞く会

6月7日(水),8日(木)にアセンブリホールにて卒業生を招いて先輩に聞く会を実施しました。計8社10名の先輩から進路決定までに行ったことや、高校生の間に頑張っておくことなど、2期生から昨年度卒業生まで幅広い立場からの意見を頂きました。

その後、各社のブースに分かれ、高校生の質問に答えていただきました。

地域拠点型合同防災訓練

6月3日(金)に、地域拠点型合同防災訓練を実施しました。

本校は、災害時の避難場所としての指定を受けているため、地域と協力して速やかに避難所を開設し、運営を行う必要があります。そのため、約3年ぶりに、自衛隊、国土交通省、西はりま消防組合、EARTH、たつの市役所、防災士会等のご協力により、災害時の支援や協力、機器の取り扱いについて学びました。また、高齢者文化大学生や、新宮小学校、越部小学校の皆さんにも参加していただき、約1100人で訓練を行いました。

今年度は、山崎断層による巨大地震の発生により火災が起きたと想定し、「龍北生、今何ができるか ~専門学科の学びを経て~」というテーマで訓練を行いました。

まず、校内放送の指示に従い、生徒・職員全員でグラウンドへ避難しました。
点呼終了後、はしご車による救出訓練を見学しました。
本校生徒が校舎内に取り残されたという想定の下、救助要請と救出の流れを見学しました。

その後、開会式を行い、各クラスで訓練・実施体験を開始しました。

・土嚢づくり【防災士】

・心のケア訓練【EARTH】

・屋外消化【消防団】

・負傷者搬送法【防災士】

・避難所開設(簡易ベットつくり)【防災士、EARTH】

・避難所開設(簡易トイレつくり)【防災士、EARTH】

・倒壊家屋救出【消防署】

・AED・老人体験

・自衛隊展示・体験【自衛隊】

激流体験【消防署、消防団】

・通信車【国土交通省】

・応急処置(トリアージ・応急処置)

・応急処置(血圧測定・応急処置)

・給水体験【たつの市上下水道部】

各訓練・実践体験終了後、閉会式を行い、終了しました。

このような大規模で貴重な経験ができる訓練が行えたのは、多くの方の協力があったからです。協力、参加していただいた皆様、ありがとうございました。
生徒の皆さんは、今回の訓練でどのような技術や知識が身に付きましたか?
今回得た、知識や技術を生かし、常日頃から『もしもの時』に備えましょう。

〈協力団体〉
国土交通省、防衛省自衛隊、兵庫県教育委員会播磨西教育事務所、震災・学校支援チーム(EARTH)、たつの市危機管理課たつの市上下水道部、たつの市新宮総合支所、西はりま消防組合、たつの市消防団、兵庫県防災士会、㈱コウエイ、社会福祉法人もみじ会、加津美スポーツ

人権講演会

5月19日(木)の3・4時間目に、Like Myself 代表の前田さんをお招きし、人権講演会を行いました。

前田さんは幼いころから、性について違和感を持っており、女性として生まれましたが、今は男性として生活をされています。「間違った知識ではなく、正しいことを伝えるため」に、ご自身の経験をもとに講演をしていただきました。

まず、前田さんが幼いころから性について違和感をもっており、制服などの男女で分けられているものへ疑問を抱いていたことをお話されました。「なぜ、女子生徒の制服はスカートなのか。自分はスカートを穿きたくなかった。」と幼いころの前田さんの本心を語ってくださりました。

前田さん自身、自分は男の子が良かったと思っていたため、髪の毛も短くしていたそうです。大人になってからは、男性ホルモン注射を打って、生理をとめ、男らしい体つきになりました。そうすると周りの反応は変わっていき、見た目が全てなんだと思ったそうです。見た目が男の人だから、外でお風呂も入れなかったという経験も語って下さりました。見た目だけではなく、戸籍上も男性にするため、タイで生殖機能を取る手術を行いました。

また、ご家族の話もしてくださりました。今のパートナーと出会ったとき、「1人の人として見てくれたこの人と一緒にいたい」と思ったそうです。『LGBTの人』ではなく、『人』として見てくれたことが、前田さんは嬉しかったそうです。

AIDという方法で子供を授かるも、親子は血のつながりが全てだといわれ、祝福はされませんでした。出生届も受理されなかったそうです。最終的には大阪の最高裁まで闘い、父親として認められました。現在の日本では、まだこのような人を認められるような環境ではありません。前田さんは、世の中にはさまざまな性の人がおり、このような人を理解することはできないと言われました。私たちができることは、このような人がいることを知ることと、何に不自由されているか考えることです。前田さんは、「男に生まれていたら、よかったと思う。でも、この体で生まれたからパートナーと子どもに会えたのかもしれない」と女性のからだで生まれたことを後悔していませんでした。

『違う性で生まれて大変』という声もあるが、悲しいだけじゃなく、楽しいことや幸せに思えることだってあり、前向きに思うことが大切なんだと語られました。そして、前田さんは、「本人が発信していることから情報を得てほしい、性に悩んでいる人と出会ったら、良い出会いをしてほしい」と講演を締めくくりました。

看護科 宣誓式

5月13日(金)にアセンブリホールにて、理想の看護師に向かって自覚を新たにする「宣誓式」が行われました。


保護者に見守られながら14期生看護科40名が呼名されました。この宣誓式は、1年生のころからクラス全員で話し合い、作り上げました。



フローレンス・ナイチンゲールの誕生日が5月12日であることに因んで、毎年この時期に宣誓式を開いています。
ナイチンゲールはクイギリス人の看護師で、野戦病院に運ばれてくる兵士たちを心身ともに看護したことで「クリミアの天使」と称されました。また、夜中にはランプをもって負傷者に問題が無いか夜回りを行っていたことから「ランプの貴婦人」とも言われていました。
その灯をナイチンゲール像から分け与えられ、命と関わる者としての責任を持ち看護の道を歩んでいくことを誓いました。

防災講演会②

5月11日(水)5・6限に、今年度2回目の防災講演会が行われました。

シンガーソングライターのasariさんと、語り部の雁部さんをお招きし、防災に関する講演を行いました。

 

5限目は、asariさんから災害の体験談と素晴らしい歌4曲披露していただきました。asariさんが会社に勤めているときに起きた、東日本大震災についてにお話しをしていただきました。曲作りができない環境下になるも、歌を通して防災と関わりたいという思いから「塩竈桜」という曲が誕生したと話されました。

asariさんからは、
≪生きているだけで、人の役に立てることを忘れないでほしい≫
というメッセージを頂きました。

6限目は、雁部さんに震災の体験を語っていただきました。
≪災害というのは、助かる人と助からな人が混在することなんだ≫
ということを学びました。

また、どの地でも「未災地(未だ、災害が来ていない地域・未来に、災害が起こる可能性のある地域)」になる可能性があるというお話もありました。一度大きな災害が起こった地域でも、人々の記憶から無くなってしまえば、未災地になるということも教えていただきました。来月の防災訓練は、自分のためだけではなく、大切な人の命を考えるために行ってほしいとメッセージをいただきました。

いつ災害が起こってもおかしくない時代で私たちができることは、一日一つでも多くの思い出を作ることです。生徒の皆さんは、今回の講演を無駄にしないよう、日ごろの生活に生かしていきましょう。

壮行会〈ビジネスライセンス部〉

5月6日(金)に、近畿大会に出場するビジネスライセンス部の壮行会が行われました。

顧問の先生から大会までの道のりと競技の説明がありました。

校長先生からは激励の言葉が贈られました。

代表生徒は、「支えてくれている方々の期待に応える為にも、精一杯頑張ってきます。」と挨拶をしました。

生徒会長より、激励の言葉が贈られました。