6月30日(日)明石トーカロ球場で第106回全国高等学校野球選手権兵庫大会開会式が行われ、本校野球部、保田聖翔主将が選手宣誓を行いました。
会場からは大きな拍手をいただきました。
以下は宣誓の全文です。
宣誓。
106年前の夏、名も知らぬ先輩から始まった伝統。
それは時代の変化に合わせて、進化してきた足跡です。
30年前、ここ兵庫を襲った阪神・淡路大震災。
計り知れない不安と困難を、私たちの先輩は味わいました。
しかし、その困難の中でも、「がんばろう神戸」を合言葉に
高校野球の伝統は紡がれてきました。
私たちも新型コロナウイルスによって、甲子園への道を断たれた先輩の姿を目の当たりにしました。
その行き場のない悔しさを受け継いだ私たちは仲間と困難を乗り越え、今日、この舞台に立っています。
「不易」と「流行」。
先輩たちから受け継いだ諦めない気持ちは変えてはいけない。
そして、そこに自分たちの想いを融合させ、伝統を進化させる。
「がんばろう兵庫」「がんばろう高校野球」
家族、仲間、先生、先輩の想いを繋ぎ、全員野球で一投一打に懸けて戦うことを誓います。
令和6年6月30日 兵庫県立伊丹高等学校 主将 保田聖翔