天を仰いで 726 宿願成就!

それは 校門から並木道を歩いて、プリンス池の北東隅にデンと据えられてありました。初めて本校に来た時、玄関すぐのところになぜこんなものが!と驚いたことをよく覚えています。落ち葉を貯めるためる堆肥囲いです。

もちろん堆肥をつくることは大事なことですが、何も目立つところに作るものではないと思います。3年間ずっと気になっていましたが、どうしようもありませんでした。これだけの枯葉を人力だけで処分することはできません。移す手段も捨てる場所も必要になります。それだけ経費がかかることであり、おいそれといくものではありません。

それを緑化工事の業者さまに事務長さんから処分をお願いしたら、なんと快諾!今日、とりかかっていただきました。とても、とても、とてもうれしい。これで並木道もプリンス池も今まで以上に美しくなって、生徒たちが三々五々散歩できるようになるに違いありません。本当にありがとうございました。 業者さまには心からお礼申し上げます。

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天を仰いで 725 百人一首を楽しむ

今日の6限、1年生の百人一首大会がありました。冬の高校の風物詩といってもよいぐらい取り組まれている行事です。幸い寒さが緩んで、ストーブも出しているから体育館の中は過ごしやすい。それに何といっても自由服の気軽さで、コートのフードをかぶって参加する生徒もいるような和やかな雰囲気です。

家庭や中学校で経験してきた者もたくさんいるんでしょう。全部は無理としても、気に入った歌ぐらいは覚えているようで、教員が札を読み上げると、「ハイッ!」と大きな声が聞こえたり、大きく倒れこんでカルタに飛びついたり、一座みんなが同時に笑いあったり。みんな楽しそうです。

百人一首は 31文字が100、3,100文字の記憶力を問う頭脳ゲームです。 しかもそれだけではありません。何百年も前の貴族の言語文化がもとになっています。どの歌にも斬新な自然観照や恋愛への情熱。人情の機微など、日本独特の美意識が封じ込められています。百人一首をこんなに楽しむことができる76回生にとてもうれしくなりました。

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生徒指導部通心(信)~「不易」と「流行」~第27号

 大河ドラマ「天地人」の題字やスーパーコンピューター「京」のロゴをはじめとする印象深い作品や多彩な活動で注目を集め続ける書道家・武田双雲さん。 

書のプロとして歩み始めた20代について、現在のエネルギッシュな活動を支える「心術」(心のチューニング)について述べられています。

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天を仰いで 724 緑化工事

本館から80周年記念館の向こうに緑創館が見えています。そういう位置関係にあるのかと初めて知りました。緑化工事で四方に伸びていた楠の枝を切り、うっそうとしていた藪をはらった結果です。手前の土壌には芝生を、 藪の後には紫陽花を植えてもらう予定です。厳寒の中、たゆまず作業を続ける業者の皆さまには、本当にありがたく、お礼申し上げます。

この工事は県の「県民まちなみ緑化事業」の全額補助によるものです。事業は住民団体等が対象のため、県立学校として申請することはできません。昨年度に引き続き、緑窓会(同窓会)が主体となって応募いただいたものです。過去にはPTAが応募されたこともあり、申請者は整備した緑地の維持管理を行うよう定められているため、今もPTAとして除草作業を続けていただいています。

これほど校内美化に取り組んでくださる同窓会やPTAは他に例を知りません。組織の強い絆と生徒支援への熱い思い、教育への深い理解がなければ、とてもできることではないと思います。進む工事を目にしながら、我々教職員はもちろん、生徒のみんなも充実した高校生活が同窓会やPTAの皆さんに支えていただいていることに感謝したいと思います。

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天を仰いで 723 演劇部新聞掲載!

毎朝「校長回読 今日の朝刊から」という生徒向けの教材を作っています。まず、新聞4紙を読んで、生徒のみんなにも読んでほしい記事を選びます。次に、記事をコピーし、台紙に張って生徒に向けたコメントを添えます。そして、それをスキャンし。先生方がHRや授業で活用できるよう校内の教職員用電子掲示板にアップするというものです。

今朝の記事は文句なく、神戸新聞に掲載されたこれです。コメントには「2段抜き見出し、カラー写真入り約1,000字。取材対象に記事の取り扱いに相応する内容があるということ。優れた作品は受け手次第によって多様な意味を見出すことが出来る。アイホールの投影と受け止めた審査員がいたように。みんなは何を発見するか?1/30(日)是非見に行きたい」と書きました。

コロナ禍の中で生まれた「友情劇」。そこに何を見出すかは人それぞれです。とにかく見ないと話になりません。蔓延防止等重点措置が気になるところですが、上演されることを切に願っています。

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天を仰いで 722 3年授業最終日

ちょっと外に出て帰ってみると、玄関のすぐ上のクラスで生徒が窓を拭いていました。3年生の大掃除です。今日で授業が終わり、来週から卒業式の予行まで各自で家庭学習となります。3年前に入学したときから始まった県高生活ももう終わりに近づきました。毎年、当たり前のこととはいえ、やはりさみしいものですね。

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天を仰いで 721 大寒の枝切り

今日、1月20日は「大寒」です。これから「節分」までの2週間近くが1年のうちでもっとも寒い時期だと、昨日、「Live Love ひょうご」で南さんが教えてくれました。ラニーニャ現象の年は寒い冬と言われますが、確かにここ数日の寒さは堪えます。

思い切った剪定は冬に行うのがよいそうです。本校も明日、21日から3週間ほどをかけて高木の選定と土壌の改良工事を行います。場所は弓道場、職員室前芝生地(写真の場所です)、プリンス池北面、西面、正門回りです。工程表が届き次第、HPでお知らせします。

来年度、120周年を迎えるにあたり、あおあおとした校内にしたいと思っています。 教育活動に支障をきたすようなことはないと思いますが、 校内に工事車両が入ってくる日もあるので、生徒のみんなは気を付けてください。

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生徒指導部通心(信)「不易」と「流行」第26号

「コミュニケーション力が重要だ。」とか「コミュニケーション力を身に付けなければ」ってよく言われますが・・・「〇〇」とか「〇〇〇」などの言葉を使わないようにして、「傾聴の3動作」を心掛ければ「コミュニケーション力の向上」につながるそうです。

さて、その言葉とは・・・「傾聴の3動作」とは・・・

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天を仰いで 720 一番に咲く

春の色。玄関わきのフラワーポットに校務員さんが植えてくれたようです。Googleレンズによるとプリムラ。ラテン語の「プリムス(第一位の)」から生まれた名前だそうです。春一番に咲く花という意味でしょうか。

 プリムラは星のしづくに息づける  みどり女 

阿部みどり女は、明治19(1886)年、北海道に生まれました、父は永山武四郎。「屯田兵の父」として慕われた北海道庁長官であり、漫画『ゴールデンカムイ』ですっかり有名になった第7師団師団長も務めた方です。父の開拓者精神はみどり女に受け継がれました。24歳で結婚してから結核を病み、療養で訪れていた鎌倉で高浜虚子に師事し、俳句に打ち込むようになります。

46歳の時には俳誌『駒草』を主宰し、女流俳句草創期を代表する俳人の一人となりました。60歳を前にして数年の間に夫、長男、長女、長女の婿を相次いで失う不幸に襲われますが、昭和55(1980)年、 93歳で亡くなるまで句作を続けました。厳冬のころまたたく星の下、ひっそりと咲き続ける花は、みどり女自身なのかもしません。

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天を仰いで 719 当たり前の今日

校長室から出て廊下から中庭を見ると、昨年植え替えた枝垂桜の前にボトルが整然と並んでいました。県高生は体育の授業があると、誰が注意するわけでもないのに、こうやってきちんと置くんです。生徒たちはグラウンドで時間走をしています。並べられた水筒は、走り疲れて帰ってくるみんなを静かに待っています。

今日はこんな当たり前の光景が目に染みます。27年前の今日、大震災がありました。たった数秒、大地が揺れただけで、見慣れた町はすっかり消えてしまいました。家が崩れ、塀が倒れ、見たこともない光景になりました。町だけではありません。学校に行ったら、去年書いたように、親しかった教え子がいなくなっていました。

町は復興し、新しい景色に生まれ変わりました。我々の生活も元に戻りました。しかし、亡くなった人だけは帰ってきません。ずっと年を取らず、今もみんなと同じように高校生らしく笑ったままで遠くにいます。彼女だけではない。見境なく、一瞬で奪われてしまった多くの命が微笑みながら我々を見守ってくれているような気がします。

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