3月5日に行われた2年生の球技大会で、進化した新しいスタイルのドッジボールが行われました。生徒が1年間探究活動で考えてきたもので、投げ手だけがヒーローとなる従来の形から、逃げ手もヒーローになれる、みんなが楽しめるドッジボールでした。とても盛り上がり、探究の成果が形となりました!


3月5日に行われた2年生の球技大会で、進化した新しいスタイルのドッジボールが行われました。生徒が1年間探究活動で考えてきたもので、投げ手だけがヒーローとなる従来の形から、逃げ手もヒーローになれる、みんなが楽しめるドッジボールでした。とても盛り上がり、探究の成果が形となりました!
下記の通り令和6年度「サイエンス×探究Ⅱ」課題研究web発表会を実施いたします。第二学年の総合的な探究の時間では、希望者を募り「サイエンス×探究Ⅱ」として理系ゼミとビジネスによる課題解決を目指すビジネスゼミを少人数ゼミとして設定し、探究活動を行ってきました。
1年間の総合的な探究の時間の報告会として、課題研究のプレゼンテーションをyoutubeにより動画配信いたします。ぜひご視聴頂き、課題研究についてご意見・ご感想を頂けましたら幸いです。
開催日時 令和7年2月19日(水)12:00~28日(金)17:00
発表方法 Youtubeによる動画配信
令和6年度GLiS「サイエンスX探究Ⅱ」課題研究web発表会タイトル/内容
公開は終了しました。ご視聴ありがとうございました。
県立伊丹高校GLiS公式インスタはこちら!
2月2日(日)神戸市外国語大学で行われた英語ディベート大会に本校2年生の有志生徒が参加しました。昨年11月の大会と同じく「日本政府は原子力発電を廃止すべき」という論題に対して討議しました。本大会には兵庫県の高等学校が22チーム参加しました。
結果 兵庫県大会第5位 と入賞することができました。
出場してきた生徒はこの大会に向けて夏頃から準備をしてきました。原子炉を持つ京都大学の教授にzoomでインタビューを行なったり、核廃棄物処理に関する説明会に参加し、また原発立地自治体に取材を行なったりと本論題について探究しました。多くの審査員の方から、伊丹高校の取り組みを褒めていただき、初出場ながら昨年準優勝だった国際高校に勝利するなど、努力の成果を発揮することができました。
また、試合後には他校の出場者と振り返りを自発的に始めたり、一緒に試合を観戦したりと、大会を通して繋がりを増やすこともできました。
第二学年国語科「文学国語」の授業の一部の垣間見第三回です。
いよいよ前回作成した脚本を実際にラジオドラマとして収録する回です。
生成AIは万能なわけではなく、人間の手を入れて初めて表に出せる成果物として成り立ちます。生徒は生成AI講座を通じて、あくまで主体は人間、生成AIは副操縦士(Copilot)だということを学習しました。
今回の脚本づくりはプロンプトを作って、生成AIに脚本を生成させてはい終わり!ではなく、最低5回の推敲を人間の手で入れて、納得のいく脚本に昇華するよう指示しました。また作成過程のプロンプトおよび脚本をGoogleクラスルームのドキュメントにすべて記録させ、どのような推敲を経て脚本が完成したのかを記録させています。操縦桿を手放さないように脚本作成に取り組ませました。
いよいよ個人が作成した脚本をグループで読み合わせ、だれの脚本が優れているか、演じるに堪えうるかを検討、練習し、いよいよ収録です。
ト書きをどのように表現するか、イントネーションやアクセント、声だけで感情を表現するにはどうすれば良いか、各班試行錯誤しながら楽しんで収録を行っていました。
各班にはプロデューサー(プロジェクトリーダー)、脚本家(脚本を作成した責任者、演技全体の統括)、演出家(演技指導)、音響・編集者(動画の編集、BGMや効果音の挿入)を設定し、それぞれが役割を全うします。
物語を表現するのに必要な音源や効果音をネット上から探したり、何度も音声を収録し直したり、表現の背景にある創造するプロセスを班全員で取り組みました。
三学期の授業を終えて、生徒の感想を一部紹介します。生徒たちは生成AIは確かに有効で使い方次第で自分の能力を拡張することはできるが、逆に人間にしかできないことは何かということを考えてくれたように感じます。文学国語という文学を学ぶことで、人間とは何か、という壮大で哲学的なテーマを考えていく、そういった機会になってくれたら嬉しいです。
Q1授業での気づきや発見、感想を書いてください。
いくらAIを使ったとしても自分の納得がいく作品を作るためには人が細かく具体的で明確な指示を出す必要がありとても難しかった。そしてこれからAIがどれだけ発展するかわからないが、今のところAIには人が必要不可欠だと気付いた。
今まで、AIを使う機会はあまりなかったのですが、技術の高さを初めて実感することができました。細かく条件を伝えることで、しっかりと骨組みを作ってくれることに驚きました。また、今回の授業で行ったように、一度だけで満足のいくものにすることは難しいため、脚本だけでなく、より良いものを作るためには何度も繰り返し考えて試すことで、より素晴らしい作品が作れるのだと気づきました。
私は、チャットGPTはAIなので本当に私が言ったことしか実現せず、人間のような応用力はないなと感じました。 私がこうしてほしいと言っても、指摘したその部分にしか反映されず、ほかの部分には反映してくれませんでした。 そして、人間だと間違っている文章や主語述語があっても察してくれたり分の流れで理解してくれるが、AIはしてくれないのだと感じました。 そして、物語の作ることは難しいなと改めて感じました。 私は、大体のあらすじ、キャラ設定を考えただけなのにそれだけですごく時間がかかりました。
今回の授業では、戯曲を初めて読んでその魅力や特性などに気づくことができました。戯曲はほかの文学作品と違い、セリフがメインで構成されています。また、登場人物の背景や性格などが最初に提示されていることによって、物語の内容を理解しやすく、より深く感情移入できました。今回の授業で、戯曲の良さに気づくことができたので、「父帰る」以外の戯曲の作品も読んでみたいと思いました。 その他にも、翻案が意外と身近にもたくさんあるのだなと今回の授業を通して知ることができました。翻案というのは文学だけでなく、何かのアイデアを考えるときなどにも使えると思います。なので、今後のそのような場面では今回の授業で学んだ翻案の仕方を参考にアイデアなどを構築していきたいです。
Q2生成AIを使ってみたうえで、人間の強みや人間にしかできないことはどんなことだと考えますか?
今回生成AIを誓って授業をしてAI のすごさに感銘を受けました。細かい内容の要望もすぐに対応してくれて回転が速いなあと思いました。だけどAI 葉どこかちょっと冷たくて、遠い存在のように感じました。人間の強みは温かみがあることだと思います。声の音程や、動作や表情などからいろいろなことを読み取りうことが出来るのは人間だけではないかと思いました。
生成AIは、自分もとめていたものと違う返答も多く、省略したりすると伝わらないこともあるが、その面で人間は言いたいことをくみ取ったり、それに加えて表情などでも相手に分かりやすく気持ちをつたえたりすることは人間にしかできないことだと考えました。
どの班の発表も面白い内容ではあったが、いまいち構成がどれも同じように感じて、人が作った物語を読むときに感じる、感動、驚嘆、恐怖、喜びといった感情を一切感じませんでした。AIは多くの情報を取り入れてるからこそ逆に同じような物語しか作れないのではないかと私は感じます。人間のどこか一部不足している部分が物語の味になるのだと考えます。
人間らしい繊細な心を表現することは、人間にしかできないのではないかなと思います。翻案を作っていく上で、要求したイメージ通りの戯曲が返ってくることはあまりなくて、自分が表現したいニュアンスなどはなかなか上手く伝わらないなと感じました。また、AIが作る物語はわかりやすいものが多く、みる人によって解釈が変わるようなものは、人間にしか作れないものだと考えます。脚本だけでなく、芸術やエンターテイメントなどについては、人間の豊かな感情があってこそ、人々を魅了するものになるのではないかなと思いました。
人間にしかできないことは、最初の方向性やを決めること目的を決めること、感情の波を表現すること、倫理観を持つことだと思います。 AIは目的に応じて、物語を生成することはできても、その目的を考えることはできません。なので、最初のとっかかりは人間にしか作ることができないのではないかと思いました。 また、感情というのはAIにはないものなので、AIが人の感情を真似してそれっぽいものは作ることができても、真の面白さや感動は、人間の最後の調節やセリフの入れ方などで決定するものだと思いました。よって、感情の波を表現することは人間にしかできないことだと思います。 そして、倫理観を持つことはAIにはできません。設定で、生成を禁止されている言葉などがあるのも人間が定めているからであり、倫理観というものは人間がAIを使う上で注意すべき点の一つだと思います。人間は生成されたものをそのまま受け取るのではなく、人間特有の倫理観で確認する必要があります。 なので、人間にしかできないこと、人間の強みは最初の方向性やを決めること目的を決めること、感情の波を表現すること、倫理観を持つことだと私は思います。 AIは全世界のデータをもとに何かを生成します。しかし、人間はその人が体験したことなどの限られた視点をもとに何かを考えることしかできません。それがAIより劣っているところだと考えることもできますが、AIより優れているところでもあると思います。個々の個性こそが人間の強みです。
本校のテニスコート4面の改修工事が、2月3日から始まり、12日に完了しました。
4面の内、男子テニス部が1面、女子テニス部が1面、男子ソフトテニス部が1面、女子ソフトテニス部が1面使用しています。また体育の球技選択の授業でもテニスコートはよく使用しています。
これまでにも活動した日には、もちろん整備をしてきましたが、雨などによるコート面のデコボコやラインテープの経年劣化など、どうしてもボールがイレギュラーする場面がありました。また、雨が降った後の水はけが場所によってはかなり悪く、練習が思うようにはかどらない時もありました。
改修工事をされた関係者の話の中で、印象深いお話しを聞きました。「コート・グランドは生き物ですから、手をかけた分、きっちり返してくれますよ。」この話を部員たちにも伝え、日々活動後は、コートに手をかけようと思います。
在校生はもちろん、新入生もこの新しいテニスコートで部活を楽しんでください。
第二学年国語科「文学国語」の授業の一部の垣間見第二回です。
今回は創造タームの第二回、実際に脚本を生成してみようという時間です。
個人で作成した脚本の原案を推敲し、完成したプロンプト(生成AIに入力する命令文)を作成します。
自分では完成したと思っているアイデア・構成・プロンプトも、生成AIに投げると、あら不思議。自分では思ってもみなかった回答(多くの場合は「そうじゃないんだ・・・」という方向)が返ってきます。
これは自分の頭の中にある想像が上手く言語化できておらず、生成AIに投げたプロンプトに曖昧さが多い言葉が多く羅列されてしまった結果だと考えます。
例えば、「高校のクラス内における男女の友情を描いたストーリー」を思い描いたとき、これをお読みの皆さまの頭の中にどんな情景が浮かびましたか?
一番厄介なのが「友情」という抽象的なキーワード。友情と一口に言っても、親友レベルの友情から、袖振り合うも他生の縁レベルの友情までグラデーションがあります。プロンプト作成者がどのレベルの友情を想定していたのか、生成AIは「推し量る」ことはできません。
この授業を通じて、言葉を定義する・言葉の意味を考えることを生徒たちは自然と行っていました。
ある生徒は辞書を引き、ある生徒は隣と議論をはじめ、そうやって他者や生成AIと推敲を重ねてオリジナルの脚本を創り上げていきます。
さて次回は作成した脚本をもとにグループでラジオドラマを収録します!どんな作品が選ばれて、だれが何を演じるのか、そしてそこからどんな学びを得るのか、楽しみです!
ウィンタージュニア選手権大会2024(シングルス)(神戸市テニス協会主催)予選が、令和7年1月11日(土)に行われ、中川 歩美さん(1年)が第5ブロックで優勝しました。その結果、1月13日(月)に神戸総合運動公園で本戦に出場しました。この時点でBest 32です。初回戦からBest 4選手との対戦となりました。結果は4-6と善戦しましたが、敗退となりました。とても寒い天候の中での試合となりましたが、今後の活躍を期待したいです。
~「GDP」と「NBI」パート②~
前号で・・・
GDP(国内総生産。1国の経済の大きさ、物質的豊かさをあらわす指標)について・・・
日本はドイツに抜かれ、世界第4位に陥落したことを取り上げると同時に、日本の国政選挙における投票率をみると、不祥事への厳しい不満のわりには、我々選挙人の半数近くが国政政治参画の権利と義務を放棄しているのでは・・・という數土さんの言葉を紹介しました。・・・
今回は・・・いよいよ「NBI」についてです。
では、どうそ・・・
次週は学年末考査1週間前になるので・・・この通心(信)はお休みします。