9月9日(土)、救急の日に全日制、定時制、他、地域の施設や団体、消防や自衛隊と合同で「地域拠点型合同防災訓練」を行いました。今年度は、10周年記念行事と絡めて、例年より大規模なものが行われ、合計で1700名が参加しました。
避難訓練から始まり、防災、避難所、消火、救助、災害体験など様々な体験が行われました。
定時制の生徒2名が音楽室に取り残されたという想定で、はしご車による救出が行われました。
各会場に分かれて訓練を行いました。訓練は、各学科の特色を生かしたものも取り入れられました。
また、ここで紹介した以外にも、総合福祉科と看護科は地域の施設を訪れ、利用者の方々とふれあいました。
「土嚢作り訓練」 1年生
20kg近くある土嚢を作って積み上げました。
「テント設営訓練」 電気情報システム科2年、環境建設工学科2年
素早く、丁寧に組み立てることを意識しました。
「本部設営」 総合デザイン科2年生
判断や指示を出すための本部を立ち上げました。
「負傷者・被害者搬送訓練」 電気情報システム科2年生
身近にあるものを使って負傷者を搬送しました。
「倒壊家屋救出訓練」 環境建設工学科2年
がれきの中から救助者(人形)を救助しました。
「応急処置訓練」 看護科2,3年、専攻科
怪我など患者の状態を見て、トリアージを行いました。キズはデザイン科の生徒が施したメイクです。
「屋外消火訓練」 電気情報システム科3年、定時制
消防団と協力し、栗栖川から水を引っ張ってきました。
「救援物資搬入・仕分け訓練」 電気情報システム科3年
送られてきた物資を種類ごとに分けました。
「屋内消火訓練」 総合福祉科3年
屋内から火に見立てた的に向かって消火活動をしました。
「避難所開設訓練」 環境建設工学科3年
避難された方を受け入れる、避難所の設営をしました。
「レザークラフト製作教室」 定時制
避難されてきた方の心のケアのため行われました。
「発電システム・ポータブル衛星車体験」 電気情報システム科2,3年
災害時に活躍する、中継用のアンテナや、課題研究で取り組んでいる自転車発電装置の展示がありました。
「足湯・血圧測定」 看護科2,3年
これも、被災された方への心のケアとして行われました。
「仮設住宅建設・配電」 環境建設研究部、電気研究部
丈夫な住宅を建設し、電気を引っ張ってきました。
「炊き出し訓練」 総合福祉科2年、定時制
自衛隊、アース員と協力し、あたたかいご飯を提供しました。
今回の訓練で、龍野北高校が避難所として行わなければならないことを確認することができました。また、行政や関係機関、地域の方々と協力していくことの大切さを改めて確認することができました。参加された施設や団体、自治会のみなさん、ありがとうございました。