日本経済新聞8月13日19:56発信によると「香港の航空当局は13日夕、香港国際空港のすべての搭乗手続きを停止したと発表した。「逃亡犯条例」改正案をきっかけとする抗議活動で数千人の若者らが出発ロビーに座り込み、円滑な業務に支障が生じると判断した。航空当局は12日夕以降の全便を欠航にし、13日朝に業務を再開したばかりだった。抗議活動が空港機能に深刻な影響を与えている。
空港の抗議活動は5日連続。11日にデモ隊を支援していた女性看護師が警察の布袋弾に当たって右目を失明したとの話が広がり、若者らの反発が強まった。黒い服を着たデモ隊の多くは12日夜に空港から立ち去ったものの、13日午後に再び集まった。出発ロビーで警察批判のボードを掲げたり、ビラを配ったりした。
航空当局は午後4時30分(日本時間午後5時30分)から出発便の搭乗手続きを止めた。すでに手続きを終えた出発便や香港への到着便は予定通り運航を続けるとしている。香港メディアによると、機材繰りの関係などで13日には300便以上が欠航となる見通しだった。欠航の規模が今後、膨らむ可能性もある。
香港国際空港はアジア有数のハブ空港。5日にも抗議活動の一環で呼びかけられたストライキの影響で240便以上が欠航した。乗り継ぎ客も多く、空港の機能不全が続けばビジネスに影響が出そうだ。」ということです。
香港への到着便は予定通り運航を続けるということなので、現段階では、とりあえず香港に向かう方向です。