6月5日(木)、1年1組GLiS類型の「サイエンス×探究Ⅰ」の授業にて、本校所属のHYOGOスクールエバンジェリストの教員による生成AIを効果的かつ安全に活用するための授業を実施しました。
近年、生成AIは急速に社会に普及し、私たちの生活や学習にも身近な存在となってきています。今回は、そんな生成AIを「正しく理解し、安全かつ責任を持って活用すること」を目的に、探究的な学びを実施しました。
授業の前半では、生成AIの仕組みや可能性、そしてその利用における倫理的な配慮について学びました。
「プロンプトとは何か」「どんな問いかけ方をすれば、より良い返答が得られるのか」「どこまでが適切な使用で、どんな使い方に注意が必要なのか」など、ChatGPTを例に実際の画面も見ながら具体的に確認しました。
後半では、学んだ知識をもとに実践活動に移行。課題は、「8歳の子どもに光合成をわかりやすく伝える、30秒間のアニメーションシナリオを作成する」というものでした。
生徒たちは、キーワードを絞り込み、キャラクターやストーリーに工夫を凝らしながら、生成AIと対話しつつオリジナルのシナリオを次々に作成していきました。
「太陽と葉っぱが会話する物語」など創造力豊かなアイディアが教室中にあふれ、子どもにも伝わるような親しみやすい内容が多数生まれました。
今回の学びを通して、生徒たちは「使い方次第でAIは大きな力を発揮する」こと、そして「人間の責任ある判断と創造性こそが、AIとの共存に不可欠」であることを実感できたようです。
今後も探究活動を通して、社会の最先端に主体的に向き合う力を身につけていきましょう。
2枚目以降の添付画像は、授業風景をAIで作成したものです。