令和2年度理数科SSH説明会

9/26(土)、理数科SSH説明会を実施しました。

本説明会は生徒主体で企画・運営しており、来校された152名の中学生と保護者に向けて、本校生が工夫をこらして説明をしました。

第1部では理数科2年生徒による、理数科の説明や英語プレゼン、台湾研修の説明、今年度SSH全国大会に出場した理数科3年課題研究班の発表を行いました。

第2部からは各教室に移動し、理数科2年の課題研究発表、自然科学部の研究発表、STEAM特別講座の発表を行いました。研究内容をわかりやすく伝えるために実験器具を見せる、iPadで動画を見せる、折り紙を折って説明をするなど工夫が見られました。STEAMの発表では、実際にドローンを飛ばしたりして、中学生から歓声が上がっていました。

第3部では地区ごとに分かれて本校生に対して中学生が自由に質問をする座談会を行いました。加古川東高校の様々なことについて、在校生の生の声を聞けたのではないでしょうか。

第1回人権HR

9/24(木)6、7限に第1回人権HRが行われました。

1年生は「いじめについて」、2年生は「部落差別について」、3年生は「就職差別について」、それぞれのテーマで討論を行いました。

1年生は初めての討論となりましたが、活発な意見交換ができました。

2年生理数科 課題研究中間発表

9/23(水)5、6限に、2年生理数科の課題研究中間発表会が行われました。

現在行っている研究の途中経過や今までの成果、今後の課題等をポスター発表しました。発表6分、質疑応答5分で発表と見学をローテーションし、お互いの研究について質問しあいました。

6限には1年生理数科の生徒も見学し、先輩方の研究を学びました。放課後は3年生理数科の先輩が見学に訪れ、鋭い質問も飛びかいましたが、それぞれがんばって答えました。

今回の中間発表をふまえ、さらに研究を進めて1月の課題研究発表会に臨みます。

各班の課題研究中間発表のテーマは以下の通りです。

  • 1班:折り紙の数学―正n角形を折れる条件―折り紙公理を用いて
  • 2班:複数の垂直軸型風車の配置の違いによる発電性能の変化について
  • 3班:空気抵抗は何に比例するのか
  • 4班:現在の自転車は本当に最も倒れにくいのか
  • 5班:ゼラチンを用いた生分解性プラスチックの生成
  • 6班:木材からのリグニンの抽出とその活用
  • 7班:オジギソウの就眠運動
  • 8班:縦断形に着目した天井川の形成過程の解明

著書を寄贈していただきました

平野秀樹氏(高25回)から著書を寄贈していただきました。

9月18日(金) 本校卒業生の平野秀樹氏(高25回)が来校され、自身の著書9冊を本校「清流文庫」に寄贈していただきました。平野氏は本校から九州大学に進学、その後農林水産省に入省され、国土資源総合研究所長も務められました。お仕事で培われた知見を基に、多くの著書を出版されています。

現在は学校法人弘徳学園法人本部副本部長兼姫路大学特任教授としてご活躍されています。寄贈していただいた著書は、清流文庫として多くの生徒が読んでくれると思います。平野様、どうもありがとうございました。

先輩の話を聞こう

東高の卒業生の先輩方から、大学や仕事について生の声を聞かせていただく、「先輩の話を聞こう」が行われました。

1年生は、社会に出て活躍されている卒業生から、職業に対する姿勢や仕事の内容について、またその職業につくにはどうしたらよいか等のお話を聞きました。

2年生は文理選択に従って大学に入学し、各学部・学科で実際に学んでいる先輩から、在籍する大学の様子や学科で学んでいる内容、また、高校時代に学んでおくことなど、具体的なアドバイスをしていただきました。

自然科学部物理班 研究奨励賞受賞

自然科学部物理班が「第44回全国高等学校総合文化祭」において、研究奨励賞を受賞しました。

「第44回全国高等学校総合文化祭」は、「WEB SOUBUN」(https://www.2020kochisoubun.com/)として7月31日から開催されています。

自然科学部物理班(3年山本康太・新谷琢人)は、昨年の県総文で最優秀賞を受賞し出場権を獲得していましたが、新型コロナウイルス感染拡大のためオンライン開催となりました。この度、提出論文のみで審査がおこなわれ、各分野上位5件に与えられる研究奨励賞を受賞しました。

全国の高校生が直接集っての交流ができず残念でしたが、これを励みに後輩たちが頑張ります。

台中生徒とスカイプで交流

昨年の台湾研修で交流した台中女子高級中学校の生徒30名と、今年度の台湾研修で本校から参加する生徒19名が、スカイプでのオンラインミーティングを行いました。

自己紹介をした後、お互いの国のことや台湾と日本の高校生の生活等について互いに質問しあい、交流を深めました。

STEAM特講「加古川市の地域デザインを考えよう」発表会

8月28日(金)、STEAM特別講座の一つである「加古川市の地域デザインを考えよう」の発表会を行いました。本講座は加古川市の地域課題をビッグデータを分析することで見出し、その解決策をデータだけでなく地域の人々へのインタビューやアンケート調査などの生の声をもとに練り上げて提案することを目的としています。

ビッグデータの分析には内閣府が提供しているRESASを用いました。加古川市だけでなく県内の他市との比較をすることで、地域の特徴をデータをもとに考察するスキルを身につけた上で、加古川市の地域課題を考案しました。
本校1、2年生9名は3班に分かれて、「助け合い農業」「サイクリングを通じたスポーツ活動促進」「シニア世代による子育て支援」のテーマでより良い街づくりのための提案をしました。

発表会では加古川市、粟津町内会、兵庫県教育委員会、兵庫県立大学などから多くの方に来ていただき、生徒の提案に対して活発なディスカッションが行われました。生徒の提案する地域の課題解決策に対して、多様な立場の人々が協議することで、より良い解決策の創出につながる場になったと考えています。