地域創生☆政策アイデアコンテストで三菱UFJリサーチ&コンサルティング賞受賞
12月19日に行われた地域創生☆政策アイデアコンテスト最終発表会で、STEAM特講「加古川市の地域デザインを考えよう」の子育て支援班が、スポンサー賞である三菱UFJリサーチ&コンサルティング賞を受賞しました。
予選を通過し全国から選ばれた9組のファイナリストがオンラインで各自のアイデアをプレゼンしました。様々な地域で実際に地域創生に関わっている審査員からも高い評価をいただきました。
「TOMOT-Aro1」講習会
12月17日にSTEAM特講として、世界初のROS教材である「TOMOT-Aro1」講習会を開催しました。
開発元の日本データー様から2名の講師にお越し頂き、取り巻く環境や機能について説明頂いた後、生徒が実際にプログラムを動かしました。最後は装備されたティーチング機能を使い、各班でモーションを作成し発表しました。今後は希望者対象により使いなす講座を実施する予定です。ご期待ください。
令和2年度 探究デー
12月22日、令和2年度探究デーが行われました。
1年生は各クラス8班が、SDGsの17目標から選んだテーマをベースに研究を行い、手書きのA3ポスターを用いて成果を発表しました。
2年生はA0版のポスターを用いて課題研究の成果を発表しました。1年、2年ともに発表4分、質疑応答4分、評価2分で、順番に発表者と聴衆になり、お互いの研究の成果を報告しあいました。研究がまとまってから発表当日まで、短い準備期間でそれぞれのポスターや発表原稿づくりに発表練習と、頑張って準備した成果を十分に発揮していました。
1年生理数科 ミニ課題研究発表会
12月8日に、1年理数科が「課題研究基礎」の授業で取り組んできたミニ課題研究の発表会がありました。
身近なものから課題を発見し、仮説を立てて実験をし、結果を分析してさらに仮説を立てて実験をする。そしてその結果を発表して質疑応答をする。これらの来年行う課題研究で必要なプロセスを始めて実践しました。この発表会に向けて、放課後に残って実験を繰り返してきた成果がみられ、例年以上にレベルの高い発表会でした。発表だけでなく質疑応答も生徒同士で活発になされました。さらには今夏に行ったSTEAM特講で学んだ3Dプリンターや電子工作の技術を活用した研究もありました。来年の課題研究が楽しみです。
◆ミニ課題研究の発表テーマ
- 1班:ピチャッの正体~物体同士の張り付き力~
- 2班:ティッシュの洗濯機内の散らばりと水分子の関係
- 3班:墨汁はなぜ米のとぎ汁で落ちるのか
- 4班:アルコール消毒液と水の混合によっておこる温度上昇
- 5班:屈折率と水溶液の濃度の相関
- 6班:セロハンテープにできる白い跡の研究
- 7班:トントン相撲の必勝法を探る!
- 8班:しわの付いた紙を元に戻す方法についての研究
- 9班:胃の環境の違いによる炭酸水からの二酸化炭素発生量の変化
- 10班:平面充填構造の側面方向の強度
近畿経済産業局長賞授賞式
STEAM特講「加古川市の地域デザインを考える」の子育て支援班が、内閣府が主催する地域創生☆政策アイデアコンテストで、近畿地区1位である近畿経済産業局長賞に選ばれました。
12月1日には、大阪市のエル・おおさかにて授賞式と代表プレゼンに臨みました。子育て支援班はRESASを活用して加古川市の課題を考え、シニア世代による子育て支援のアイデアを提言しました。
本班はさらに、12月19日に地域創生☆政策アイデアコンテストの最終審査会(全国から9組のファイナリストによる発表会)にも挑戦します。また、12月23日にはSTEAM特講「加古川市の地域デザインを考える」の全班が加古川市役所にて市長と副市長にアイデアを提言します。
神戸新聞12月3日掲載「社、加古川東高が全国へ」
探Q!RESAS成果発表会
本校は今年、内閣府から「RESAS de 地域探究実践校」に認定されています。STEAM特講「加古川市の地域デザインを考えよう」の講座でRESASを活用した教育実践をしたことで認定されました。
11月29日(日)には、その成果を発表する「探Q!RESAS成果発表会」がオンラインで開催されました。本校での取り組みを教員が説明するとともに、かこチャリひろめ隊班が研究成果を発表しました。
加古川市がウェルネスシティとして健康・スポーツを重視した政策をしている一方で、スポーツ施設が駅から遠いことを課題とし、サイクリング環境を既存の取り組みを連携させて整えることを、RESASなどのデータを活用して提言した研究です。全国のRESAS活用校や内閣府の方々とRESASの活用方法についてオンラインで情報交換をしました。
加古川パスタレシピブック撮影
11月26日(木)に、STEAM特講「加古川市の地域デザインを考えよう」の助け合い農業班が、加古川市特産の加古川パスタを使ったレシピブックの撮影をしました。
高齢化が進む農業従事者と地域の若者が助け合って農業をするために、八幡営農組合にインタビュー調査した縁をきっかけに、加古川パスタのレシピブックに載せるパスタ料理を考案してほしいという依頼がありレシピを考案しました。
生徒たちが考えたレシピは、カボチャと加古川市特産の高松味噌を使ったクリームパスタです。とてもおいしく、同席したプロの料理人にもほめていただきました。このレシピブックには本校以外にも合計6つの団体やレストランがレシピを提供し、加古川市の小中学生に配られます。ぜひみなさんも、レシピブックのパスタ料理を作ってみてください。
※加古川パスタは、加古川市の八幡地区で栽培されたデュラム小麦「セトデュール」を使用した純国産パスタです。種子生産、栽培だけでなく、加工も市内の(株)オーマイの加古川工場でされているmade in 加古川の特産品です。https://yahataeinoukumiai.com/archives/seihin/kakogawa_pasuta
令和2年度SSH講演会「ロボット技術と未来社会」
11/30(月)、加古川市民会館において、令和2年度SSH講演会が行われました。今年度は千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長の古田貴之先生に「ロボット技術と未来社会」と題して講演いただきました。
世の中を変えるためには立場が必要、やりたいことをするために勉強しよう。職業は人の心を動かすものでなければいけない。好きなことをとことんやろう!等々、たくさんのメッセージをいただきました。生徒たちもこれからの進路について大変参考になったようです。はじめから最後まで笑いの絶えない楽しい講演で、終了後の市民会館から帰る生徒たちの笑顔がすばらしかったです。
講演終了後にも貴重なお時間をいただき、たくさんの生徒の質問に答えていろいろとお話していただきました。ありがとうございました。