宝塚第一小学校へ出前実験に行ってきました。

学校生活

 12月13日(水)、宝塚第一小学校の理科クラブの時間にお邪魔して、2年の生徒7人と出前実験教室に出かけました。物理と化学の分野から、合計で4つの実験を行いました。

 化学分野からは「元素」について、見えないものを取り出すお話です。まずは金属メッキの反応、生徒4人が小学生を相手に、必死で演示実験しました。身近な10円玉、100円玉、500円玉は何からできているのか?銅板を溶液につけ、メッキを施し、説明します。

 炎色反応では生徒3人が小学生にクイズを出し、実際にカリウムやストロンチウムなどの金属溶液を燃やして見せました。こどもたちはすでに知っていたのか、全員正解していました。

 3つめの実験は、こどもたちが行う銀鏡反応の実験です。試験管に硝酸銀水溶液、アンモニア水溶液、ブドウ糖を入れ、湯浴であたためると試験管の内壁に鏡のような銀が析出します。うまくできない班もありましたが、生徒がサポートしてしっかりと反応が起こり、こどもたちから歓声があがりました。

 最後は物理分野から、電磁誘導の実験です。スマートフォンから音楽を流し、その電流を特殊な導線で増幅します。イヤホンにつないだコイルを導線に近づけると、イヤホンから音楽が聞こえました。こどもたちはイヤホンが電源につながっていないことに「なんで?」と疑問を持っていました。
 本校の生徒にとっても小学生にとっても、よい経験ができたと思います。2月には逆瀬台小学校を訪問します。

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