着任して10日あまりが過ぎました。
慌ただしく着任式、始業式、入学式を済ませ、少しずつ西高にも慣れてきた・・と言
うか、思い出すことと26年前と変わったところを見つけては驚いています。
① 昇降口の靴箱が随分少なくなっている。
10クラスあったのが、今は7クラスになったから。
② 保健室、図書室はC棟にあったのに、今はB棟1階。
震災で建て替えたから。
③ 校務員室から出たスタンドの上からグラウンドをよく見ていた。
今はグラウンドに降りる階段がある。
④ 上のグラウンド南端はバスケットのリングがあったように思う。
今はテニスコートになっている。
⑤ 自販機は確か牛乳しか置いてなかった。
今は沢山の種類の飲料とパンが自販機で買える。
数えあげればきりがない。と同時に若かりし日に無茶をしていた自分も立場が替わって校長で帰ってきたので、新しい学校に赴任したと自覚し、今の西高をより一層発展充実させるためにどうしていくのか、地域の方々や保護者、卒業生の方々との連携を密にしながら、全職員で考えていきたいと思っています。
余談ですが、先日、西高復帰を7回生(今でも繋がりが深い卒業生たち)に知らせたところ、「わ!校長先生ですか???」「校長先生の権限で花火(笑)」「あの頃はよかったですね。私は先生に恵まれて、とても楽しい高校生活を過ごしました。いまだに仲良しの7回生にも助けられていますし・・・」と返信がありました。
当時“内藤(私は旧姓内藤です)軍団”と呼ばれる生徒たちがいて、担任をしたわけでもなく、顧問をしていた陸上部の部員でもないのに、なぜが気のあう生徒たちが沢山いて、楽しかったことを思い出します。特に7回生が高校最後の体育が終わった時、グラウンドで私を胴上げしてくれたことは、今でも鮮明に覚えています。
教師として最高の喜びであり、今の自分の基礎を作ってくれたと感謝しています。
今回は西高41年目のスタートにあたり、所感を書きました。
今後は学校の様子や部活動の成績等もどんどん発信していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
校 長 廣瀬 雅樹