進路指導室だより13  11月12日(金) 2年生(47回生)文理集会「希望進路の実現に向けて」

 2年生の学年の先生は、大学進学を目指す生徒を対象に、放課後定期的に集会を開いています。生徒たちの様子を見ていて、その時々の必要を見極め、生徒たちにいろいろな話をします。先日の集会では、ベネッセコーポレーションから講師をお招きし、話していただきました。

 

 「大学及び学部選びは就職に関係する」というところから始まった講演は、まもなく3年0学期を迎える生徒たちにはとても刺激的でした。昨今の入試動向分析、選択肢が大きく広がる偏差値帯、進路スケジュール、今始めなければならない訳等々、やる気を引き出す話の数々に時間が経つのを忘れるほどでした。予定の30分を少し超えましたが、生徒たちは聞き足りない様子で、講演会終了後、講師の先生を取り囲み、質問攻めにしていました。講師の先生のお時間は大丈夫なのだろうかとはらはらしましたが、「直接生徒の皆さんと話すことができてよかった、熱心ですねぇ」とのお言葉をいただき、ほっと胸をなでおろしました。

 2年生が、時々進路指導室を訪ねて来ます。過去問を見に来た、資料を調べたい、進路の相談に乗ってほしい等々。夏の三者面談の頃には、保護者と一緒に訪れる生徒も結構いて、進路指導室は2年生で賑わっていました。担任の先生たちが進路指導室利用を促してくれたに違いありません。実は、講演会後、生徒たちは講師の先生に質問するのをためらっていました。それを見て一人の担任が、背中をそっと押したのです。一年後47回生の進路希望がどうぞ実現しますように、と願わずにはいられません。

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