8月22日(土)、GLiS特別プログラム「真夏の大研究!~高校生と一緒に『最高の思い出』を作る日~」を実施しました。当日は、GLiS1年生40名、2年生12名が参加し、地域団体の皆様と連携しながら、生徒たち自身が企画・運営を行いました。

本プログラムは、7月に実施した「夏の夕べ文化財巡り」と同様に、5月から準備をスタートしました。探究の授業では、「小学生に科学の面白さをどのように伝えるか」「どうすれば楽しみながら科学に興味を持ってもらえるか」をテーマに、グループごとに話し合いや実験を繰り返しながら、企画内容を練り上げてきました。実際に自分たちで実験を行い、うまくいかない部分を修正したり、説明の仕方を工夫したりするなど、試行錯誤を重ねながら準備を進めました。

また、共同で企画・運営をしてくださった地域団体様には、何度も本校へ足を運んでいただきました。生徒たちが考えた企画を発表する「ピッチ」では、さまざまな視点からご意見やアドバイスをいただき、それをもとに内容を見直すなど、より良いイベントを目指して改善を重ねました。

当日は、GLiSの5つのブースに加え、本校の科学研究部からも2つのブースが出展し、計7つの体験ブースで参加者を迎えました。それぞれのブースを「7つの忍術」に見立て、体験を終えるごとにシールを集め、すべてのシールを集めると「プレミアシール」がもらえる仕組みを取り入れました。参加した子どもたちは、次のブースへと積極的に足を運び、楽しみながらさまざまな科学体験に挑戦していました。

生徒たちは、体験の説明や参加者の誘導、実験のサポートなど、それぞれの役割を担当しました。実際に小学生と接する中では、「分かりやすく説明すること」の難しさを感じる場面もありましたが、相手の反応を見ながら言葉を選んだり、身振りを交えたりするなど、その場で伝え方を工夫する姿も見られました。自分たちが考えた企画を実際の「体験」として届けることで、準備段階では気付かなかった課題や、新たな発見にもつながりました。

約3か月にわたる準備を経て実施した今回のプログラムは、生徒たちにとって、自然科学への興味を深めるだけでなく、「相手に伝わるように表現すること」の難しさや、仲間と協力して一つのものをつくり上げることの大切さを学ぶ機会となりました。また、地域団体様や科学研究部など、さまざまな方々と協力してイベントを運営したことで、GLiSの活動が多くの人とのつながりによって成り立っていることも実感できたのではないでしょうか。

今回の経験は、イベントを成功させることだけがゴールではありません。自分たちの考えを形にし、実際に人に届け、そこで得られた反応や課題を次の活動へつなげていくことこそ、GLiSの探究活動の大切な部分です。今回の「真夏の大研究!」で得た気付きや学びを、それぞれの今後の探究活動に持ち帰り、さらに一歩進んだ問いやアイデアへとつなげていくことを期待しています。
最後になりましたが、暑い中ご参加いただいた皆様、そして本プログラムの実施にあたり、企画段階から当日の運営までご協力いただいた地域団体様、科学研究部の皆さんに心より感謝申し上げます。多くの方々のご協力によって、生徒たちにとって忘れられない学びの一日となりました。今後もGLiSでは、人と地域とのつながりを大切にしながら、生徒たちの「やってみたい」を形にする探究活動を続けていきます。