研修参加生徒レポート②:Sports and Maori cultural Games
T.H
バディの友達に聞くと、マオリの文化はポリネシア系で、自然との調和や伝統的な儀式が重要であると教えてくれた。一方日本の文化は長い歴史を持ち、礼儀や和の精神の特徴がある。どちらも独自の美学を持っているが、根本的な価値観に違いがあると感じた。
バディとの授業で学んだことであるが、ニュージーランドでは、マオリ文化は公式に尊重され、教育や公共生活に組み込まれている。政府はテ・ティリティ・オ・ワイタンギ(ワイタンギ条約)を通じてマオリの権利を認め、マオリの言語や伝統的な儀式も保護されているらしい。その授業を受けたからなのか分からないが、Maori Cultural gamesではNZの学生とマオリ文化との間に壁があると感じることは全く無く、むしろ融合しているように見えた。
K.A
私たちは今日学校でマオリの伝統的なゲームを学びました。ゲームはとても楽しかったです。私たちが実際にしたゲームはマオリのソルジャーの訓練でしていたものだそうでそれがゲームになったものだそうです。みんなが知っているハカのような要素もありました。自分の隣の人が現地の学校の先生だったのですが、ゲーム中あまりの迫力で逃げてしまいました。自分はマオリと戦わないでおこうと思いました。そのあと現地の学校の先生と話したのですが、ハカでは男性が舌を出しているイメージがあるのですが、これは男性だけがするそうで、女性はしないそうです。新たな知識がつきました。とても楽しくルールも簡単ですが、やってみると難しくやりがいがありました。日本でもやりたいと思いました。
R.F
私たちは4日目の今日、午前中に県高生全員で英語の授業を受けた後、世界の文化に関する授業を選択しているHobsonville point secondary schoolの生徒からマオリの伝統的な遊びについて学びました。
軽い説明を受けた後、グラウンドで3つの遊びを体験しました。最も印象に残ったのは、円になって隣の人にPukana(プカナ)と叫ぶ遊びです。他にも棒を使った遊びや手を叩くゲームがありました。現地の先生によると、これらのゲームは全てマオリ族の兵が瞬時に反応する能力を鍛えるために古くから行ってきたものだそうです。しかしマオリ族の兵は男性に限られていたため、本来女性は行えないものでしたが、現在は女性も行うことが出来るそうです。
遊びを通して、ニュージーランドの人達はシャイにならずに大きな声を出している生徒がほとんどで、日本人のように恥ずかしがっている人が少なく、感銘を受けました。さらに、そのおかげで遊びを思う存分楽しむことが出来たので、日本に帰っても僕はシャイにならないように頑張ろうと思いました。