GLiS通信~京都大学学びコーディネーターによる出前授業の実施~

11月16日(木) 京都大学の大学院生の方から、授業を受けました。

京都大学が高大接続・高大連携活動の一環として、全国的に展開している学びコーディネーター事業に申し込み、本校の総合的な探究の時間を利用して、本校のGLiS類型生徒を対象に以下の二つの授業を実施していただきました。

出前授業① 「複数の言語を学んでみよう!」 

      講師:京都大学大学院 人間・環境学研究科 人間・環境学専攻 博士後期課程

出前授業② 「世界は毒で溢れている」

      講師:京都大学大学院 農学研究科 応用生命科学専攻 博士後期課程

言語の授業では、「月」を表す16の言語を4つのグループに分類したり、ペルシャ語やモンゴル語、インドネシア語など、14言語の否定語から、4つのグループに分類するなどのワークショップに取り組みました。そして講師の先生からは、「言語は複数あるが、根底には共通する部分がある。」「それぞれの言語に対するイメージが異なるのは一部しか知らないから。」「言語を理解することで偏見などの壁もなくすことができる。」と学びました。

       

「毒」の授業では、普段食べているトマトなどにも「毒」はある。「毒」も摂取する量や食する生物によって「毒」ではなくなる。身近な生物や食材を例にして、多様な「毒」について教えてもらいました。また、「毒」を研究することにより、「毒」の様々な性質を探り、生物にとって有効な「毒」の活用方法を発見し、医療などに貢献することができる、と研究する魅力や研究者として姿勢を話してもらいました。

その後の質問タイムでは、「大学院での1日」や「研究を続けていくためのモチベーション」など、多くの質問にも答えてもらいました。

興味深い授業で、2時間があっという間に過ぎました。講師の先生方、京都からお越しいただき、ありがとうございました。

カテゴリー: 2-行事 パーマリンク