台日教育交流20周年記念式典に参加しました
台湾と日本の教育交流20周年を記念して、台湾教育部が主催するセレモニーに参加するため、12月4日(日)から4泊5日で、台湾に行ってきました。
本校は平成26年から台湾の台中第二高級中等学校との交流を始め、今年で8年目を迎えます。本来ならば修学旅行で訪問する予定でしたが、コロナの関係で訪問は1回のみに。今後もオンラインも含め、交流をさらに深めていくことを約束しました。
初日は出発の便が当初の予定より2時間ほど遅くなったため、到着は夜に。2日目から学校訪問が始まりました。
最初に訪れたのは台北市にある「台北市立大安高級工業職業学校」です。校長先生曰く、台湾で最も地価が高い場所に設置された学校ということで、グラウンドからは台北101や新築の高級マンションが見渡せました。大安高工は専門学科として機械科や自動車科など10の学科を持ち、加えて総合普通科、飲食管理科、夜間部も併設するマンモス高校です。国公立への進学率も高く、就職も大手企業ばかり。企業との連携も行っており、職業高校としての強いパワーを感じました。また、国際交流の台湾の窓口として、様々な取組も行っています。
翌日訪れた「新北市立中和高級中等学校」も「台北市立大安高級工業職業学校」と同様に企業との連携が進んでおり、実習ではトヨタ車のエンジンやダインキンのエアコンを用いて、機械の仕組みや修理方法などを学んでいました。また、国際交流にも力を注いでおられ、日本やオーストラリア、中国からの訪問受け入れやアメリカのシンシナティ高校と交換留学も実施しています。
4日目は朝から教育交流20周年のセレモニーに参加。教育部の講演や日本から招待された参加者からの講話がありました。
また、台中二中との姉妹校継続協定を行いました。
最終日は空港に向かう途中、故宮博物館を見学しました。有名な翡翠の白菜や豚の角煮にしか見えない石を見学してきました。
ハードスケジュールの5日間でしたが、台湾のみなさんの優しさやおもてなしの心、そして何より人間としてのパワーを感じることができました。お世話になった台湾のみなさん、特に、台湾のお話をいろいろと教えてくださったガイドの藤井さんと台中二中の許校長先生、石先生に深謝いたします。謝謝!
追伸
先日、石先生から、100周年記念式典の写真が送られてきました。台中二中のみなさん、創立100周年おめでとうございます。