校長のつれづれブログ

令和4年度 2学期終業式 講話

 みなさんおはようございます。早いもので今年も残すところ今日を含めて9日になりました。二学期を振り返って、みなさん充実した学校生活は送れましたか?コロナ禍にあっても生徒会の皆さん、生徒の皆さん、そして先生方の努力で体育祭や120周年の式典、人文字、2年生の修学旅行と大きな行事を実施することができました。行事はみなさんにとって大切な学びの場でもあります。それが充実した形で実施できたことを本当に嬉しく思います。

 さて、話は変わりますが、サッカーのワールドカップがメッシ率いるアルゼンチンの優勝という形で幕を閉じました。日本もベスト8を目指して素晴らしいゲームを見せてくれました。その中で選手たちがたくさんの名言を残していますが、中でもキャプテンの吉田麻也選手の言葉が印象に残っています。

 アジア最終予選で、オーストラリアとの対戦を前に、彼はチームメイトにこんな話をしたそうです。「俺が小学校の時に、ワールドカップに日本が初めて出て、2002年日韓ワールドカップを見て、自分も日本代表に入ってワールドカップに行きたいと思うようになった。俺たちも子どもたちに、そういう夢を与えなきゃいけないぞ。その責任があるからな。先輩たちが繋いできたものを、しっかり繋いでいこう。」

 また、ベストエイトを懸けて臨んだクロアチア戦に破れた後の取材では、「多くの子どもたちが、この試合を見て、サッカーに夢を馳せて、ときめいて。サッカー選手になりたいと思う子たちが増えて、その子たちが、いずれワールドカップに出て、この壁を破ってくれることを期待しています。」とコメントしています。

 本校は今年120周年を迎えました。県高生として、本校の新たな歴史をどう作り上げ、どう繋げていくのか、吉田麻也選手の言葉に多くのヒントがあるように思います。

 気象予報によると、この週末は厳しい寒波が到来するということです。コロナの状況もまだまだ気を抜くことができませんが、みなさん良いお年をお迎えください。

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