「生徒指導部」カテゴリーアーカイブ

バスケットボール部 ウィンターカップ県大会

バスケットボール部の活動報告です。

2019年度のバスケットボール部は、
男子が16代目、スローガンは「下剋上 Break the limit」、
女子が10代目、スローガンは「猪突猛進 籠球を愛し、仲間を愛す。」、
男女ともに新体制で活動を始めています。

夏にはウィンターカップの予選を終え、男女ともに県大会進出を決めました。

ウィンターカップの県大会は10月26日(土)、会場は東灘高校です。
男子の対戦チームは武庫荘総合高校、
女子の対戦チームは播磨高校
です。

男女ともに、日々練習を積み重ねています。ぜひ応援、よろしくお願いします。

「身近なアリ調査~情報交換会~」に行ってきました。(自然科学部)

今年度、神戸市環境局環境保全部環境都市課の企画のもと 本校自然科学部のほか、県立長田高校、県立神戸高校、市立須磨翔風高校、県立神戸商業高校、須磨学園、滝川高校の神戸市内にある7校で、神戸市内のアリの実態調査を行いました。

その報告会が、9月28日(土) あっぷすてっぷKOBEにて、「身近なアリ調査~情報交換会~」が催されました。

県立大学(橋本佳明)、環境省(大西調査官)からも、アドバイザーとして専門家が参加されています。各校、4ヵ月前に講習会を受けて種の同定などを習得し、今回その報告会となりました。

http://www.city.kobe.lg.jp/life/recycle/biodiversity/ant2019_report.html

生物多様性の観点から、アリは1万の種(国内では270種)が存在しており、生き物のつながりを考えるうえで重要な位置づけと考えられています。また、昨今話題になった、外来種のヒアリなどは、もともと在来種のアリが生息している所には定着しにくいという知見もあるらしく、その実態を知る活動になります。
http://www.city.kobe.lg.jp/life/recycle/biodiversity/img/2019_ant_paper3.pdf

東灘高校の自然科学部は、校内に生息するアリについて調査し、発表しました。東灘高校の立地している場所は、50年前は海で、埋め立てられてつくられた人工島の真ん中にあります。周辺には主に食品工場などがあり、国内はもとより、海外とも流通が盛んな場所にあります。

各校、着目するポイントを見つけ、海と山に挟まれた神戸の地勢的な側面と、人工島でできた立地と時間の経過から、アリの種の動態、分布の偏りなどが見えてきた報告会でした。

生徒たちも、12分間のプレゼンテーションでしたが、人前で分かりやすく説明することの難しさについて学んだと同時に、他校の生徒の発表から刺激を受ける良い経験ができたと思います。

なお、神戸市が主催する「第6回 生物多様性シンポジウム」(御影公会堂)11月16日(土)でポスター発表を行います。

http://www.city.kobe.lg.jp/life/recycle/biodiversity/tayousei_sympo.html

「サッカー部 神戸市リーグ終了 次年度に向け、新戦力を求めます!」

10月6日の最終節を終え、2月から10月にかけて前期・後期の2期制で行われた神戸市3部リーグが幕を閉じました。後期リーグで巻き返しを測りましたが、上位には届かず、2部昇格は達成できませんでした。

年が変わると、次のリーグ戦が開幕します。4月以降は新入生も戦力として活躍ができます。中学3年生の皆さん、ぜひ東灘高校サッカー部に入部して、ともにリーグ戦を戦いましょう! 下記の表をクリックしてください。

「ギャラリー 湯の山みち」見学 (自然科学部&美術部)

9月14日、三木市にある「ギャラリー 湯の山みち」に、自然科学部と美術部が見学に行きました。この資料館は個人(筒井俊雄さん)が運営されています。各部でそれぞれ目的があり、見学に行くことになりました。

自然科学部の目的は、「神戸層群の植物化石」を見ることです。もちろん三木でも神戸層群の化石は得られることができます。何年か前には、近所の河川工事で掘り起こされた河原で簡単に採取できたものもあるそうです。御年90歳になられる筒井さんは、定年近くから化石を集め始めました。そのきっかけは、ご子息が海外に行きそこで化石に出会って、今では化石を扱う仕事をしています。その興味の根底にあるものは、親子ともに幼少期の時に触れていた神戸層群の植物化石らしいのです。そんな筒井さんにも、神戸層群の植物化石に未だ「なぜ」と思いながら想いを馳せることがあります。「葉っぱはよく曲がったりするものだが、なぜか神戸層群の植物化石には曲がったものが少ないのは不思議だ」という筒井さんの話に、部員たちは聴き入っていました。

また、入口にあるアンモナイトをはじめ、三葉虫も見事なもので、一般的に知られている教科書の姿と比べると形の細部まで保存されており、今にも動き出しそうなリアリティが伝わってくるものが多くありました。

一方、美術部の目的は、室町時代から昭和にかけて使われていた染め型です。藍染めの型紙で、その数は1万枚ほどあるそうです。その当時の庶民の服には、様々な柄があり絵の中にはメッセージが込められたものがあります。ルイ・ヴィトンの元柄ともいわれているものも展示されていたり、他にも現代でも新鮮な印象を受ける型紙等が数多くありました。

「小さい時の体験や刺激が人生の中、どこかで芽が出てくるきっかけになるかもしれない。その種の一つになれば」と願っておられました。生徒にとっては記憶に残る一日だったようです。

http://www.yunoyama-michi.com/ (ギャラリー 湯の山みち)