進路指導室だより11 2年生大学進学希望者説明会

 9月17日(金)放課後 2年生の大学進学希望者に対して集会を開き、進路部長より、受験勉強についての講話をおこないました。

1 学力をつけるとはどういうことか

2 学力をつけるための熱量の生み出し方

3 可視化のための「47回生 入試カレンダー」

 まず初めに、国立大学合格という未来が、1年生1学期に見えた3人の生徒の話から始まりました。なぜ未来が予想できたかというと、彼らが学力をつけるための原理通りに行動していたからです。学力をつける原理とは「できなかったところ・分からなかったところをできるようにする」という至って単純なものです。

 しかし、いくら原理が単純でも、継続するのは困難です。何とか勉強に対する熱量を生み出す必要があります。ではどうすればいいか、「夢」を「目標」に変えればいいのです。人間、思いだけで頑張り続けることはできません。「夢」を持っているだけでは「儚く」消えてしまいます。「目標」は「目印」です。やるべきことを可視化するのです。やるべきことがはっきり見えると頑張れます。

 集会の最後に受験までの残り日数が可視化できるよう、A3一枚の入試カレンダーが配られました。残された時間がどれだけあるかを確認するためです。残された時間を見える化できたら、次は、できないところ(今までに積み残してしまったところ)の洗い出しをし、そのできないところを、入試までに「わかる」に変えていくための計画(作戦)を立てる、あとは行動あるのみです。

 生徒たちは、未来が予測できた3人の生徒の話に特に刺激を受けた様子で、「受験頑張れそうな気がします!」「今、やるべきことが分かった。」などの感想が寄せられました。集会の後にも、多くの生徒が進路指導室に足を運んで、赤本や大学の資料を確認していました。

 受験はもうスタートしています。まずは目標を定めてやるべきことを明確にしましょう。

コメント