GLiS通信 ~京都大学学びコーディネーター事業実施~

  11月28日(木) 京都大学が高大連携事業の一環として実施している学びコーディネーター事業を利用して、京都大学院博士後期課程で研究されている2名の方から、大学院での研究についての授業を受けました。                                        

 1時間目は、「蜂蜜を食べながらラオスについて研究する ー大学での勉強・研究とは何か」をテーマに、続木 梨愛先生(人間・環境学研究科 人間・環境学専攻 博士後期課程1回生)から授業を受けました。 大学院での研究では、テーマについての多くの本をたくさん読むことと、フィールドワークといって、現地の生活に入り、現地の人と一緒に生活して働きながら調査することが主な活動だと聞きました。ラオスでの活動の様子では、ラオスでの「養蜂」の技術の養成やラオスでは不発弾が多く、「養蜂」するときには、工夫が必要など、 写真と一緒に知らなかったことを学びました。

2時間目は、「うまく壊す」科学の現場を見てみよう」をテーマに、上田 知弥先生(工学研究科 社会基盤工学専攻 博士後期課程2回生)から授業を受けました。Earthquake Engineeringの分野の研究について授業を受けました。地震に強い構造とはどんなものかを「橋」を例にして教えてもらいました。そして、コンクリートを壊すときには、どんな調査をしてどんなふうに壊すのかを教えてもらいました。私たちが見ている「解体作業」の前には、詳細なデータと調査があり、とても慎重に行われてることを知りました。また、「土木」とは、civil engineeringと言い、私たち市民の生活に密着していると知り、外を歩いているときにも橋や道路など注目して観察してみようと思いました。

 質問タイムも作ってくださり、私たちが今取り組んでいる「探究」で困ってることについて相談できて、私たちの質問に丁寧に答えてくださいました。教えていただいた研究手法は、私たちの「探究活動」にも活かして、これからの「探究」を深めていきたいと思います。ありがとうございました。

   

     

カテゴリー: 79回生, 特色選抜, 課題研究, 講演会, 2-行事, 4-総合学習・学校独自の科目 タグ: , , パーマリンク