STEAM特講「地域デザイン」のチャレンジオープンガバナンス2021での受賞

東京大学公共政策大学院が主催するチャレンジオープンガバナンス2021の最終公開審査が3月6日にあり、STEAM特講地域デザインの3班が高い評価を受けました。

靴下班はファイナリスト11チームの中で全国1位に相当する総合賞と、学生賞、オンライン投票金賞を受賞しました。

空き家班はセミファイナリスト10チームの中でオンライン投票銀賞(2位)を受賞しました。

陰陽師観光班はポスター展示発表20チームの中でオンライン投票金賞(1位)を受賞しました。

「データ・デザイン・デジタルで地域課題解決に市民が迫る!」がキーワードの本大会のファイナリスト11チーム中、高校生主体チームは本校のみでした。他は地域創生を社会で実践しているNPO、市民団体、大学院生等の発表で、その中の1位は非常に価値があります。本大会史上でも学生が1位を受賞するのは初めてだそうです。

STEAM特講「地域デザイン」の加古川市役所での発表会

2月22日にSTEAM特講地域デザインで考えたアイデアを加古川市役所にて加古川市長をはじめとする市職員、近畿経済産業局、民間企業などの関係者に対して発表しました。

発表したアイデアは、空き家班「空き家から産業創出へ!」、地場産業PR班「加古川市の地場産業 靴下の振興へ」、陰陽師ツーリズム班「陰陽師で永続的観光~蘆屋道満のふるさと・兵庫県加古川市~」の3つです。7月~8月に実施したSTEAM特講においてビッグデータを元に分析した課題を、インタビュー調査やアンケート調査も加えて、より実現可能な提言としました。今年度はNEC(株)の社員の方のアドバイスも受けながらブラッシュアップしました。

発表後には加古川市長様や、近畿経済産業局地域経済部長様からも講評をいただき、高校生の提案が地域創生につながる具体的な政策になるためのアドバイスをいただきました。

74回生 卒業証書授与式

3/1(火)、第74回卒業証書授与式が行われました。

高校生活の2年間コロナ禍にあり、通常通りに学校行事が行われなかったり、我慢を強いられることもたくさんありましたが、その厳しい環境を乗り越え、ただあきらめるのではなく自らの工夫と努力によって何とか学校生活を楽しもうとする東高生の底力を見せてくれました。後輩たちに素晴らしい後姿を見せてくれた74回生の皆さんの今後の活躍を、在校生と教職員一同、心から応援しています。

令和4年度生徒会会長決定

2/9(水)にリモートによる立会演説会が行われ、立候補者と応援弁士が演説を行いました。今年度は立候補者が1名だったため、翌2/10(木)に電子投票にて信任投票が行われました。結果、無事に信任を得ることができ、令和4年度の生徒会会長が決定しました。

以下は令和4年度生徒会会長に決定した、芳本侃君のメッセージです。

この度、令和4年度生徒会会長に就任しました、芳本侃(よしもと かん)です。このコロナ禍の不安定な日常の中でも、みなさんの学生生活をより充実したものとするため、みなさんの意見や要望などもふまえつつ生徒会活動を指揮していきたいと思っています。よろしくお願いします。

理数科合格発表

2/21(月)14:00、理数科推薦入試の合格発表が行われました。

雪がちらほら舞う中、一足早く40名に春が訪れました。

令和3年度SSH研究発表会

2/3(木)、令和3年度SSH研究発表会が加古川市民会館で行われました。

12月の探究デーの発表で選ばれた普通科探究Ⅱの7S2班、STEAM特講の地域デザイン班、先日の理数科内発表で選ばれた課題研究3班、4班、8班と自然科学部地学班が口頭発表を行いました。

今年度は新型コロナウイルスの影響で、ポスター発表も中止となりロビーにポスターを展示するのみになってしまいました。保護者の方々にも見に来ていただくことができませんでしたが、ホールでの口頭発表の様子はYouTubeでライブ配信されました。

口頭発表のテーマは以下の通りです。

  • 普通科「探究Ⅱ」7S2班:認証プロセスの研究
  • 理数科「課題研究」3班:物体間における影の伸縮のメカニズム解明
  • 理数科「課題研究」4班:紙ごみから生成される灰を用いた資源の有効活用
  • 理数科「課題研究」8班:集団の拍手にはどのような特徴があるのか
  • STEAM特講地域デザイン班:加古川市の地場産業 靴下の振興へ
  • 自然科学部地学班:中庭内のエアコン排熱が循環に及ぼす影響

課題研究 理数科内発表会

1/26(水)、理数科2年が1年間かけて研究に取り組んできた成果を発表する課題研究 理数科内発表会を実施しました。理数科の課題研究では、例年12月までに一度は外部発表に参加することを推奨していますが、今年度はコロナ感染拡大の影響で中止やオンラインへの変更が相次ぎました。そのような中でも好奇心を活かして研究を続けてきました。発表に対する質疑応答では、理数科1年からも多くの質問がありました。本日発表した9班から3班が選抜され、2月3日の加古川市民会館での口頭発表に臨みます。

課題研究各班の発表テーマは次の通りです。

1班 ブレース構造に対抗しうる新型壁面構造の構築

2班 垂直軸型風車の風レンズに整流板を取り付けることによる電力の向上

3班 物体間における影の伸縮のメカニズム解明

4班 紙ごみを利用した資源の有効活用

5A班 ガルバニック腐食の進行速度に影響を与える因子

5B班 酸化チタンの光触媒作用を用いたプラスチックごみ削減への取り組み

6班 トビイロシワアリの“砂かけ行動”におけるアリのコミュニケーション

7班 微弱な電気刺激によるキノコの菌糸の成長の変化

8班 集団の拍手にはどのような特徴があるのか