関西学院大学において、創造科学科3期生(1年) 4名、普通科2年生 1名の計5名が、1泊2日で開催された高校生国際交流の集いに参加しました。
内容は関西学院の大学生と日本の高校生と留学生と一緒にレクリエーションを楽しんだり、社会課題についてグループに分かれてディスカッションを行いました。最後には社会課題の解決策を英語で発表しました。活動を通して、英語を表現する難しさや大切さを実感したようでした。
関西学院大学において、創造科学科3期生(1年) 4名、普通科2年生 1名の計5名が、1泊2日で開催された高校生国際交流の集いに参加しました。
内容は関西学院の大学生と日本の高校生と留学生と一緒にレクリエーションを楽しんだり、社会課題についてグループに分かれてディスカッションを行いました。最後には社会課題の解決策を英語で発表しました。活動を通して、英語を表現する難しさや大切さを実感したようでした。
イギリス研修最終日。朝食後、貸切バスでロンドン郊外にあるBexley Grammar School(BGS)に向かった。BGSの選択科目で日本語を選択した生徒を対象に、本校生徒と交流した。本校の女子生徒は日本文化を紹介するために浴衣で訪問した。プログラムは、自己紹介のあと、BGSから絵当てゲームと現地中学生が行うシティズンシップ教育の問題、本校から「船長さんの言う通り」と新聞乗りゲーム、伝言ゲームを行った。続いて、各校の様子をスライドを使って紹介し、BGS生徒の引率で校内見学をした。最後に「Toby Carvery」にて、現地で日曜日によく食べるローストディナーを昼食としていただき、BGS生徒と交流した。異文化理解を深めただけでなく、お互いに学習する言語がどの程度通用するのかがわかったよい機会となった。
〈生徒感想〉
We introduced ourselves, played games, explained about each school, and so on. What I noticed is that it’s important to try to communication. Of course, English skills are necessary, but the most important thing is positiveness. I tried to talk with BGS students, and I was happy when my English made sense. In there, I spend very very good time. I could know school differences between BGS and Hyogo. It was so interesting. I could talk with BGS students but It was little difficult. I think my English skills are low, so I decide to study English hard.
I had learned U.K.’s education system when l did pre-learning. However I could know many things about U.K’s school system by doing activities .For example, I knew that U.K’s school don’t have to clean their school and they don’t have order before classes and so on. I was surprised at such a things. Therefore I could learn the importance of knowing the difference between countries.I want to make use of this thing. So, I will do better individual research.
BGSをあとに、グリニッジに向かった。丘の上からはテムズ川やドックランズといわれる再開発地区を一望でき、旧天文台で本初子午線の場所を確認した。その後、ヒースロー空港に向かい、帰国の途についた。
ベトナム研修最終日は、午前中ハノイ国家大学自然科学大学附属専科高校を訪問し、3日間のフィールドワーク、サンプリング、実験の成果について、3つの研究班がそれぞれベトナムの高校生とともに英語でプレゼンテーションを行った。昨夜遅くまでホテルで作成したパワーポイントを用い、指導していただいた大阪大学の大学院生のアドバイスを受け、ベトナムの高校生とコミュニケーションをとりながら、わかりやすい英語で説明を行った。その後、日本と神戸、兵庫高校の説明を笑いも入れながらユニークに説明し、最後に「じゃんけん列車」と「福笑い」を説明し、その後一緒に遊びながら、日本の文化を取り入れることで両校のコミュニケーションを深めた。
昼食は、食堂に場所を移し、ロイ校長先生の招待で両校の生徒が一緒にバイキングを楽しんだ。生徒たちは準備した日本のお土産をプレゼントし、互いの文化や高校生活についてたくさん話をし、写真を撮ったりアドレスを交換したりして、交流を深めた。
午後からは、バスでドンパンに移動し、研修最後のプログラムである日本企業の海外進出についての訪問学習を行った。明石に本社がある「シンフォニアマイクロテック社」を訪れ、海外進出におけるポイントやメリットについて講義していただき、工場見学行った。最後の質疑応答では、将来海外で起業することも視野に入れて多くの質問が投げかけられ、スーパーグローバルハイスクールにふさわしい研修を締めくくることができた。
全ての研修を終え、ハノイに戻ってイオンモールにて夕食を食べ、お土産の購入とベトナムドンの使い切りに、日本とベトナムのモールの違いにも目を向けながら、最後の最後までベトナムを楽しんでいた。ほぼ予定通りの研修を終えて、全員元気でハノイ空港に到着し、深夜便にて関西国際空港に帰国した。
イギリス研修5日目は、宿舎近くの公園「Paddington Green」の散歩から始まった。朝食後、Tubeに乗ってオフィス街のLiverpool Streetに向かった。午前のプログラムは、The Broadgate TowerにあるリコーUKを訪問し、リコーヨーロッパのChief Operating Officer(COO)Nicola Dowining氏とExecutive Vice President(EVP)藤本恭一郎氏、鈴木貴志氏、大島義隆氏、リコー UKの和田淳氏にお世話になった。まず藤本氏から企業説明を受け、Downing氏からBrexitの経緯やリコーの企業戦略について講義を受けた。生徒からは最悪の事態についてリコーがどのように備えているのかやイギリスにおける移民労働者の影響などについて質問した。続いて、和田氏からリコー UKのワーキングスタイルについて講義を受けたあと、オフィス見学をした。和田氏から「優秀な若い人材を引き付けるオフィスのアイデア」という問いに対して、生徒からは日本におけるチームワークを発揮できる職場づくりも見直すべきだという意見がでた。今回も昨日のJETROロンドンに引き続き、自治体国際化協会ロンドンの宇野真由美氏にアテンドをしていただいた。
〈生徒感想〉
I learned about Brexit’s various things in RICOH UK. Among the tasks of Brexit, I felt that the problem regarding people’s movement was a very terrible problem. In addition, I have taught many problems such as tariffs. I knew that it was the worst that these many problems were not settled in 2019. I observed it in the company in RICOH UK. It was a very attractive office. I felt that opening-like space and the large personal space are helpful to create the idea. I thought Japan to follow RICOH UK.
I received a different impression from Brexit than JETRO. By JETRO, The current situation did not change so much. However, at RICOH Miss. Nikola had a strong sense of crisis, and I knew the uncertainty of the point of view from the business. And I felt that Brexit was serious. Also, on the office tour, I learned about the working environment that was perfect for my research theme, and I learned a lot. I felt it was a very interesting way of thinking that reducing the individual’s place in order to promote efficiency. Also l felt there was not much individual space because there was a difference in national character. I would like to refer to it later.
午後の活動は、ロンドン金融街「CITY」を抜けて、ロンドン大火記念塔やロンドン橋、ウェストミンスター大聖堂、バッキンガム宮殿などを見学した。夕食はインド料理「Ramna」でとり、この日の日程を終えた。
創造科学科2年生1名、普通科2年生4名の合計5名の生徒が難民事業本部のセミナーに参加しました。難民の方々への支援の方法を考え、その具体的な方法を考案する内容について、ワークショップを他の参加者と一緒に行いました。
イギリス4日目、午前中はヨークからロンドンまで高速鉄道での移動だった。到着後、宿舎のHILTON LONDON METROPOLEに荷物を預け、MidCity PlaceビルにあるJETROロンドンに向かった。JETROロンドンでは、藤井寛次長と鵜澤聡氏からイギリスの政治経済動向について講義をしていただいた。また、「BREXIT」にともなう日英関係や日本企業への影響についてもお話をしていただいた。たくさんのデータを踏まえた説明や、イギリスの日本食事情など生徒にわかりやすい内容を交え、イギリスについての理解を深めた。生徒からはBREXITにもかかわらずイギリス経済が堅調である理由についてやEU離脱やガソリン・ディーゼル車規制による今後の日系自動車産業への影響について質問した。なお、今回のフィールドワークには、自治体国際化協会(CLAIR)ロンドンの宇野真由美氏にアテンドを依頼した。
〈生徒感想〉
Before, I thought that Brexit is a serious problem only for Europe. However, after listening the lecture, I found it is not true at all. Brexit is a serious problem for all over the world. I couldn’t imagine that a decision of only one country affects the world but it occurred now because of the globalization. Through learning about Brexit, I understood that the world is more globalized and the globalization won’t stop. Therefore, people all over the world must be more interested in global issues and think about it from various viewpoints.
I learned many interesting things through the visiting to JETRO London. There are mainly two points. First, I knew influences come from Brexit. I thought that the UK government must solve the problem of Ireland and North Ireland sooner. Second, I understood the situation of Japanese companies in the UK and I was surprised at that Japanese companies still want to go to the UK after Brexit. It was so good for me to be able to know that Brexit sometimes doesn’t have influence on Japanese companies. I had a very good time there. I want to use what I learned there for my research.
続いて、大英博物館にて館内を見学した。生徒は世界各地から集められた展示物を堪能した。その後、夕食を中華料理「Joy King Lau」でとり、トラファルガー広場を経由して、「Her Majesty’s Theatre」にてミュージカル「The Phantom of the Opera」を鑑賞した。
ハノイの朝はフエに比べるとかなり涼しく、全員元気に気持ちよく4日目をスタートさせた。今日から明日にかけて一緒に実習に参加するハノイ国家大学自然科学大学附属専科高校の生徒もホテルに来て、お互いにあいさつを交わした後、実習をスタートした。朝のハノイは渋滞が激しく、その中を3つの班ごとにバスを借り、フィールドワークに向かった。まずは魚市場を訪れ、生物資源班がサンプルを購入し、環境問題班はPM測定を行った。その後、少しずつ郊外へと進み、生薬村や大気汚染に悩んでいる村などを訪れ、サンプル水を汲んだり、PM測定、機能性を研究するための薬草購入、薬剤耐性菌を研究するための肉や魚の購入を行った。
フィールドワークの途中にハノイ市街地のレストランでランチタイムとなり、少しリラックスしてベトナム料理を食べた後、実習を行うベトナム科学技術アカデミーへ向かった。まずはアカデミーの先生から実際に研究されている機能性について英語で説明を受けた後、再び班ごとに分かれ、大学院生の指導を受けながら新たなサンプルやデータを基に実習を行い、翌日実施する交流会での実習プレゼンテーションの準備を行った。
夕食後、引き続き実習のまとめをしながらパワーポイントを用いた発表資料の作成、プレゼンテーションの練習を進めながら、交流会の練習も同時に行い、ベトナム最後の夜は非常に忙しく過ぎていった。
フエで2日目の朝を迎え、昨日に比べて強い日差しを浴びながら、研修をスタートさせた。まず最初に、フエ市民の台所ドンパ市場を訪れ、ベトナム独特の雰囲気を味わい実験で使うサンプルを購入した。市場ならではのにおいに苦しむ生徒も見られたが、精力的に売り込む高齢者の姿も印象に残り、ベトナム人の生きる力からエネルギーをもらっていた。
その後、フエ医科薬科大学に移動し、環境問題班、食品衛生班、生物資源班に分かれて、フエ医科薬科大学の先生、今回同行していただいている大阪大学大学院薬学研究科の院生さんの指導のもと、実習を始めた。環境問題班は、サンプリングした水の調査を実施し、簡単な検査キットを用いてCODや亜硝酸態窒素、リン酸態りんの値を測定し、水質状況と環境について実習を行った。食品衛生班は、昨日の薬剤耐性菌の現実を受け止めながら購入した魚や肉に含まれる大腸菌や腸炎ビブリオを測定する準備を行った。生物資源班は、購入したにんにくを細かく刻み、エタノール抽出にて成分を分析する準備を行った。各班研究過程は異なるが、いずれも今ベトナムで起こっている社会問題に目を向け、解決していくための研究に繋がる実験とあって、興味深く前向きに実習に臨んだ。
大学内で簡単に昼食を済ませ、少し早めにフエ空港に向かった。日本並みの(?)高温多湿に悩まされ、食欲が湧かない生徒もいるようだが、空港での待ち時間で少しリラックスでき、全員で元気にハノイへ向かった。
ハノイでは、フエとは全く違う街の様子に興味津々で、バスからの車窓風景を楽しんでいた。特に、よくニュース等で目にするハノイ中心街のバイクの様子にはかなりの驚きを隠せなかった。夕食はバイキングで、ややフエ料理に悪戦苦闘していた生徒も柔らかい表情でディナーを楽しみ、今回の研修のヤマ場となる明日のフィールドワークに向けて英気を養っていた。
「中高生と一緒に行う認知症予防」をテーマに研究している創造科学科3期生(1年)2班の3名が、大阪市西区にある日本棒サッカー協会を訪問した。そこで、日本棒サッカー協会事務局員の立野淳司氏に棒サッカーについて、実際に使用する用具も見させていただきながらお話を聞かせていただいた。
<生徒感想>
<話していただいたこと>
・棒サッカーを実際に行なう上で必要な道具、広さ、注意すべき点
・棒サッカーをどこの施設で行なっているのかは協会では把握していないこと
・ただ、大会等を開く場合は著作権の関係で連絡がいること
・棒サッカーは基本老人がするスポーツであること
・ガンバ大阪のイベントで実際に棒サッカーをした際、その時は若者が多かったが、元気がありすぎて危険だったということ
<このフィールドワークを通して分かったこと>
基本的なルール等は、現在一般的に行なわれている棒サッカーのものをそのまま流用することが出来ないものもあるため、自分たちで少しずつ改良していくことが必要だと感じた。
「子育て支援」をテーマに研究している創造科学科3期生(1年)5班の5名が、六間道商店街にあるカフェの「r3」を訪問した。r3を経営している合田さんから、r3の現状や開設に至るまでのお話を伺った。r3はカフェでありながら奥ではダンス教室やピアノ教室を開いていたり、学習スペースがあったり、日々子育てに励んでいる親の交流の場であったりとたくさんの顔を持っており、生徒にとっては新鮮で驚きの多い訪問となった。
また、r3についての話ばかりではなく、合田さんから研究についてのアドバイスもたくさんいただき、これからの研究を進めていく上でのきっかけが多く得られた。
<生徒感想>
今回のフィールドワークでは六間道商店街にあるr3に伺い、前回お話をさせていただいた内容から私たちで考え少し発展させたものを提案しました。提案をした上でいただいたアドバイスからこれから考えていかなければいけない課題が見つかり、今回提案した案をさらに具体化するためのヒントもいただくことができました。また、今後の活動ではそれぞれができることをできる範囲で協力し合い、より良い計画にしていこうと思います。