ベトナム研修最終日は、午前中ハノイ国家大学自然科学大学附属専科高校を訪問し、3日間のフィールドワーク、サンプリング、実験の成果について、3つの研究班がそれぞれベトナムの高校生とともに英語でプレゼンテーションを行った。昨夜遅くまでホテルで作成したパワーポイントを用い、指導していただいた大阪大学の大学院生のアドバイスを受け、ベトナムの高校生とコミュニケーションをとりながら、わかりやすい英語で説明を行った。その後、日本と神戸、兵庫高校の説明を笑いも入れながらユニークに説明し、最後に「じゃんけん列車」と「福笑い」を説明し、その後一緒に遊びながら、日本の文化を取り入れることで両校のコミュニケーションを深めた。
昼食は、食堂に場所を移し、ロイ校長先生の招待で両校の生徒が一緒にバイキングを楽しんだ。生徒たちは準備した日本のお土産をプレゼントし、互いの文化や高校生活についてたくさん話をし、写真を撮ったりアドレスを交換したりして、交流を深めた。
午後からは、バスでドンパンに移動し、研修最後のプログラムである日本企業の海外進出についての訪問学習を行った。明石に本社がある「シンフォニアマイクロテック社」を訪れ、海外進出におけるポイントやメリットについて講義していただき、工場見学行った。最後の質疑応答では、将来海外で起業することも視野に入れて多くの質問が投げかけられ、スーパーグローバルハイスクールにふさわしい研修を締めくくることができた。
全ての研修を終え、ハノイに戻ってイオンモールにて夕食を食べ、お土産の購入とベトナムドンの使い切りに、日本とベトナムのモールの違いにも目を向けながら、最後の最後までベトナムを楽しんでいた。ほぼ予定通りの研修を終えて、全員元気でハノイ空港に到着し、深夜便にて関西国際空港に帰国した。