平成30年7月23日イギリス研修2日目

イギリス研修2日目は、早朝のヨーク市内の散歩から始まった。朝食後、バスでヨーク大学まで向かい、教育学部長Ian Davies教授の講義室で本日のプログラムを開始した。まず、自己紹介を兼ねて名刺交換し、アイスブレークとしてビンゴを行った。続いて、本校生徒から「SGHプログラム」を紹介し、次にDavies教授からヨーク大学の紹介が行われた。午前中最後のプログラムは一年生の創造基礎の取り組みの報告「Local Citizenship Program done by Hyogo SHS」を発表した。タイトルは以下の通りである。

「Interaction and Instagram」

「Making Comfortable Life」

「Public relations activity through video」

「In order to get to know more about a local harbor」

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大学内学食にて昼食をとり、Davies教授によるキャンパスツアーを行った。続いて講義室において、グローバルリサーチと創造応用の取り組みについて、「Study in the second grade」として研究動機、目的、研究方法と現在までの研究について発表した。タイトルは以下の通りである。

「How to Improve Japanese Workspaces」

「The education of Japanese-Brazilian children in Kobe」

「How Can Japan Make Electric Vehicles More Popular? 」

「In Order for the Youth to Express Their Opinions ~Experience is the best teacher~」

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そして、Davies教授からイングランドの「多文化共生」と「シティズンシップ教育」について講義とワークショップがあった。最後に「What sort of place is the UK? How can we educate young people so they understand the UK and have the skills to participate in society?」という問いをDavies教授からいただき、生徒は明日のポスター発表に向けて準備した。ヨーク大学のプログラム後、バスで移動し、夕食を「Black Swan」でとった。ここでも生徒は研究についてDavies教授に積極的に質問したり交流を深めた。食後、宿舎へ徒歩で移動し、2日目の活動を終えた。

〈生徒感想〉

It was hard to prepare for the presentation. However, as I read a lot of references and looked on the website, I was able to deepen my research. I was very nervous at the presentation, but it was a very good experience. Prof. Ian Davies gave me a lot of advices about my presentation and it made me motivated. I would like to improve the research and do a better study about citizenship education. I will research hard on this experience.

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平成30年7月22日イギリス研修1日目

7月22日~28日の日程で、イギリス研修を実施した。1日目は伊丹空港に集合し、羽田を経由してヒースロー空港へ移動した。ヒースロー空港にて、これまで事前学習でお世話になった坂出先生と合流し、Tubeを使ってKing’s Cross駅まで移動した。King’s Cross駅では空き時間を使って『ハリーポッター』で撮影場所(現在は移動)となった「プラットフォーム9と3/4」を見学したり、駅舎周辺を散策した。King’s CrossからYorkまで高速鉄道を使って移動し、宿舎「HAMPTON by HILTON YORK」に向かった。

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平成30年7月22日 ベトナム研修1日目

ベトナム研修1日目、全員時間通りに集合し、順調に研修旅行が始まった。ハノイ到着がすこし遅れたが、VNDへの両替もスムーズに進み、国内線へ移動後、この研修旅行に同行していただく大阪大学の住村先生から、明日からの研修に向けて事前学習を行っていただいた。

 

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事前学習後には、すこし早めの夕食となり、ベトナムで初めての食事をした。多くの人がフォーに挑戦し、そのあっさりした美味しさに感激していた。

その後、時間通りにフエへ飛行機で向かい、予定通りにホテルに入った。空港からのバスでは、初めて見るフエの街に感激して、明日からの本格的な研修が待ち遠しくなった。明日は、午前中に郊外にあるラグーンで水のサンプリングや空気中PMの測定、そしてフィールドワークを行い、午後は介護養成施設の学生と交流を深めた後、世界遺産であるフエ王宮を訪問し、最後は翌日指導していただくフエ医科薬科大学の先生方との懇親会を兼ねて、フエ料理の夕食をいただく予定である。

 

 

 

 

 

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平成30年7月20日創造基礎B「 FW丸五アジアナイト屋台」

創造科学科3期生(1年)7班・8班10名で、長田区まち育てサポーターの古川氏とともに、丸五アジア横町ナイト屋台が開催されている丸五市場を訪問した。大勢の人でごった返す市場の狭い通路で、ベトナム料理のバインミーや揚げ春巻き、ミャンマー料理店自家製のソーセージ、長田名物のそば飯やアップルサイダーでお腹を満たし、店の方やお客さんと交流し、短い滞在ではあったが大いに盛り上がった。

8班は商店街がもつ魅力を再発見し、7班は、フェスティバル開催に向けての集客力向上のためのヒントを得ることができた。

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<生徒感想>

今回のフィールドワークでは、丸五市場で開催されている丸五ナイトに行きました。私が想像していたよりも商店街が狭くて、驚きました。狭いので、暑い、身動きがとりにくい、などのデメリットもありますが、それ以上に、人と人との距離が近い、ということがいいところだと感じました。ベトナム料理の屋台ではバインミーと揚げ春巻が売られていて、パクチーなどの癖の強い食材は使わず、日本人でも食べやすいように工夫されているのだなと思いました。私たちがベトナムフェスを開催するときも、お客さんの視点で考え、食べやすく、気軽に足を運べるようなイベントにしたいです。

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平成30年7月18日 創造基礎BFW 「はっぴーの家ろっけん」

神戸市長田区の六間道商店街のすぐそばにあるはっぴーの家ろっけんにおいて、「子育て支援」をテーマに研究している創造科学科3期生(1年)5班の5名が、株式会社Happyの代表取締役である首藤義敬さんからお話を聞いた。多世代型介護付きシェアハウスとして毎週200人の方が訪れる高齢者向け住宅の生い立ちや日常のお話を伺った。

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〈生徒感想〉

今回のフィールドワークで、イベントを企画・開催するときは、地域の人々の声が必要だと感じました。首藤さんの地域住民主体の姿勢を、私たちも大切にしたいと思いました。はっぴーの家ろっけんでは赤ちゃんから高齢者まで多世代が入り交じって遊んでいると分かり、とても驚きました。また、広報活動はFacebook以外は特にしていなく、看板もないのに、週に200人がやって来ることにも驚きました。これらの要因は、人と人との繋がりがあり、地域のコミュニティが出来ているからだと分かりました。この繋がりを、私達が焦点を当てている母親中心にさらに広げて、大きなコミュニティをができるようにしたいと思いました。そして、区などの子育ての取り組みが人を通して広まっていくようにしたいと思いました。

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平成30年7月12日兵庫県政150周年式典高校生代表発表

神戸国際会館こくさいホールにおいて、創造科学科2期生(2年生)2名が、高校生の発表(高校生が考える「県政150年記念事業」より)の部において、生徒代表として学校設定科目「創造基礎」の取り組みについて発表した。なお、本校に続いて県立姫路工業高校が「ホタルを通じた地域交流プロジェクト(ホタルの飛び交う地域をめざして)」というタイトルで発表した。

タイトル:地域の大人とともに育む「社会を創る力」

紹介文:兵庫県立兵庫高等学校は、平成30年5月5日に創立110周年を迎えました。生徒は、神戸市長田区の高齢化や空き地などの課題についてグループ研究を進めました。高校生目線の解決策を考え、地域の協力を得ながら実践活動を行う中で地域の魅力に気づきました。

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〈生徒感想〉

県政150周年記念式典という大きな舞台で、活動報告という形で学科の活動を伝える機会を頂きました。私はこの発表を準備する中で気づかされたことが2つあります。一つ目は、地域の方々のあたたかさです。地域の方々が高校生である私たちと対等に意見を交わしてくださった結果、今の成果が生まれました。たくさんの方々にお世話になったからこそできた活動なのだと、改めて長田のあたたかさを感じました。二つ目は、高校生の力です。今振り返ると研究活動は全くのゼロからのスタートでした。そこから色々な方々に支えられつつも各班のフィールドでそれぞれ結果を出していることは、「高校生でも社会を変えられる」ということを実感しました。活動を報告するにあたって、自分も周りのクラスメイトも時に悩み、考えながら色々な場所を走り回ったことを思い出しました。努力してきたことも成果の大きさも知っているだけに魅力を知ってもらいたくて発表のかたちには悩みましたが、自分なりに伝えられたのではないかと思います。私たちがこれだけ地域の方のご協力を頂けたのは先輩方のお力があってのことで、これからは3期生がこの活動に取り組みます。「創造」というかたちで地域に関われたこと、また私たちが受け継いだこの活動が続いていくことを嬉しく思います。

今日は約2,000人の方々の前で研究活動について発表しましたが、意外とあまり緊張しませんでした。サンテレビで生中継すると聞いた時はすごいプレッシャーだと思いましたが、本番にはそれもそこまで気にせず、いつも通りの自分を出し切れました。校内でのリハの時は本当にどうなることかって言うぐらい全然上手くいかなかったけど、本番、たくさんの人に褒めて貰えるような発表が出来ました。普段の研究発表とは全くわけが違って大変でしたが、こんな機会は滅多にない事なので得られたものはとても大きかったです。機会があればまたこのような発表もしたいです。

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平成30年7月11日(水)ワークショップ難民2018 難民が目指す国

創造科学科2年生1名、1年生1名の2名がワークショップに参加しました。難民がどんな理由で国を選ぶのか、安全、人権、教育、言語、医療等の重要性を難民の立場で考えました。その後、日本、ドイツ、イギリス、トルコ、パキスタンについてそれぞれの項目において適性があるかを考えました。難民受け入れのありかたのヒントとなるワークショップでした。

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<生徒感想>

今回のワークショップでは、自分が難民になったらどんな国に逃げたいか、ということが大きなテーマでした。まず、自分達が難民になったときに、経済や宗教、言語、医療などの9つの要素のなかで何を重要とするのかを考えました。次に、私たちの班はシリアやアフガニスタンの難民で、パキスタンと日本に逃げるという設定で、それぞれの国に逃げた時のことを考えました。そして、9つの要素ごとに5段階評価をつけて、重要度3~1と5段階評価の点数をかけあわせて数値化しました。私たちの班では、治安や経済を重要として、親族、友人が逃げた国にいるかということ、教育などは重要としなかったので、日本は経済力もあり、治安もいいので高得点になりました。一方パキスタンは、私たちが重要とあげていることがあまり評価が良くなかったので、日本よりも低い点数になりました。私たちが何を重要とするのか一人一人違ったように、難民の人も求めることはそれぞれ違うということを感じました。また、日本の難民受け入れはイギリスやドイツと比べるととても低いので、改善しなければいけないことがあるのではと思います。

今回ワークショップに参加して難民を受け入れる際に重要になる条件について学ぶことができました。実際にグループで自分が難民として避難する時に何を重要にするか、というのを考えるとどの条件も重要で優先順位を決めるのが難しかったです。グループごとにも全然違っていて、答えはないし、難民の人によっても様々だということがわかりました。これから私自身が難民問題の解決策を考えていく上で大切なポイントが得られたように思います。また、内容以外にも知らない人とグループになって意見交換することで、同じような研究をしている人の話が聞けて知識を得られたり、刺激をうけたりできるので、参加することで得られるものも多かったです。また、まだまだ自分には知識が足りなくて考えが及ばないことがたくさんあるのを痛感したので考えるだけじゃなくてもっと勉強しなければならないと感じました。 夏休みを有効活用していろいろな考えに触れたいです。

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平成30年6月29日 グローバルリサーチⅠ 新聞ワーク

普通科グローバルリサーチⅠ(1年生)受講生の初めての授業が行われました。社会問題に関する新聞記事を持参し、お互いに記事の内容を発表し、ディスカッションを行いました。生徒たちは大変熱心に取り組んでくれました。将来の研究に向けて、課題設定につながる授業です。今後もニュースに触れる機会を増やし、自分の興味関心のある分野を見つけてほしいと願っています。

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平成30年6月27日 創造応用ⅠS「生物②」

今回の創造応用の実験では、酵母のはたらきについて(教科書 生物:発酵のしくみ)の理解を深めた。発酵によって発生する二酸化炭素を多く回収する課題であり、呼吸と発酵の違いを確認した後で実験に取りかかった。発酵の基質にはグルコースとマルトースを用意しており、どちらの糖がよく発酵するのか、また、最適温度は何度か等をよく考えて2、3回ほど実験を行った。最後に一番良い結果を残した班の実験手法の追試を全員で行い、全員が同じ結果を得ることができるかを確かめた。似たような結果を得ることはできましたが、完全に一致した班はなかった。なぜそのようになったのかを考えてきてもらう宿題を出し、1回目の発酵の実験を終えた。次回はもう少し難しい課題を出しますのでお楽しみに。

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<生徒感想>

反応が起こらない場合もあり、そういうのも一つの実験結果として受け止め、そこから考察をしてどうして反応が起こらなかったのかを考え次につなげることが大切だ。

班のメンバーと話し合うことで、自分たちで設定しなければならない細かなポイントを、はっきりと言葉にできるように自信を持って決められるようにしたい。これができるようになって初めて実験というものを理解したことになるのではないだろうか。

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平成30年6月27日 創造応用ⅠL「ポスター中間発表」

本校同窓会館ゆ~かり館において、創造科学科2期生(2年)文系選択者が、自身の取り組む課題研究について、ポスター発表(発表5分、質疑応答5分)を行った。大阪大学大学院国際公共政策研究科教授の松繁寿和氏と同大学人間科学研究科院生の内田桃子氏と国際公共政策研究科院生の孫雲之鵬氏をお招きし、発表を聞いていただき、質疑応答にも加わっていただいた。

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最後に、ゲストの3名から研究を深めるにあたっての具体的なアドバイスをいただき、今後の研究に大いに参考になりました。

 

 

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